15th single「微かな密かな確かなミライ」!


買ってきた。
スフィア・15枚目のシングルの表題曲「微かな密かな確かなミライ」は
TVアニメ「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」のエンディングテーマ。
なお、略称については諸説あったが
最終的には「かひた」が主流となっている模様。


今回シングルに収録されている「微かな密かな確かなミライ」と「synchronicity」は
どちらも古屋真さんが作詞を担当している。
古屋さんと言えば、下記の通り、ソロ曲で数多くの楽曲を提供している。
寿さん:4曲(Shiny+、ライラック、echo hearts、Believe ×)
戸松さん:13曲(シアワセサガシ、記憶の景色、未来時計、七色みちしるべ、Counter Attack、
Star☆Tripper、渚のSHOOTING STAR、星のステージ、ユメセカイ、ドーナツ、明日色ひまわり、
PACHI PACHI PARTY、ヒカリギフト)
豊崎さん:4曲(Hello Allo、カレイドスコープ、オリオンとスパンコール、ただいま、おかえり)


しかしスフィアに曲提供するのは今回が初めて。
https://twitter.com/shin_furuya/status/466594134883831808


古屋さんによると
「微かな密かな確かなミライ」は近いのに届かない人への内面を抽出した歌。
「synchronicity」はワケもなく波長の合う四人は、それぞれに対して抱えてる思いもやっぱ一緒だった?な歌。
とのこと。
https://twitter.com/shin_furuya/status/466589670533763072


ちょっと前置きが長くなってしまったけど、曲の感想なんかを…。
「微かな密かな確かなミライ」は
未来に進んでいこうという前向きさがあるという点ではスフィアらしいけど
その表現の仕方は今までにあまりないパターンだな、と。


スフィア楽曲は、ストレートにポジティブさを表現していたり
エールを送ったりする曲が多いと思う。
イメージとしては「未来は夢と希望に満ち溢れてる!さぁ行こうよ!」。
しかし今回は否定的な印象を受ける単語もあるし
そこまで「未来」を美化している感じもしない。
イメージとしては「これまでの辛かった経験は未来の糧になっていくはず。一歩ずつ進んでいこう」。
曲調も全体的には落ち着いているけど、サビは力強くといったメリハリがあって良いな、と。
これは振り付けありで歌うという感じがしないので、ライブではじっくり聞きたい曲。


「synchronicity」は、今までのスフィアに全くなかったラップ調の曲。
「四重奏以上の この声で魅せてあげる!」を始め
スフィアを連想させるような歌詞にニヤニヤする。
だがしかしライブで歌う姿が全く想像出来ない。
「せーのっ」の後はコール&レスポンスになったりするのかな?


5周年記念シングルだった「Eternal Tours」は
曲調・歌詞含めて5年間のスフィアらしさの集大成という感じだったけど
今回は新たな一歩ということで、挑戦的な一枚になっている印象を受けた。