「synchronicity」のパート分け

ただでさえスフィアの楽曲の中で異質な存在となった「synchronicity」。
それぞれのパート分けについても、新しい部分があった。

■非常に短い単位で切り替わるソロパート

1番にある「テンション基本高めじゃないと」は
「テン」を戸松さん
「ション」を寿さん、
「基本」を高垣さん
「高めじゃないと」を豊崎さん、
といった具合に、目まぐるしくパートが切り替わる。
「GENESIS ARIA」や「Sticking Places」でも
これぐらいの単位でパートが切り替わる場所があるけど
それは2:2に分かれてだったので、掛け合いというような感じだったので
今回のようなパート分けは初じゃないかな。


このパート分けは計4回存在する。大サビは全員で歌っている。
1番A:「テンション基本高めじゃないと」
1番B:「奇跡のようなバランスのまま」
2番A:「付き合わなきゃそのお喋りは」
2番B:「無敵な気分感じてるから」


それぞれの順番は…

順番 1番A 1番B 2番A 2番B
1 寿
2 寿
3 寿
4 寿

…えっ?
「4人均等ですね、めでたしめでたし」的な結論を想定していたのに
まさか偏ってるとは…。
何度も聞き直してしまった。
果たしてこの意図は何なのか…。

■ソロパートがコーラス

そもそもこのパート分けの記事を書こうと思ったのが
大サビの後のCメロを聞いてた時
「あれ?高垣さんのソロパートがないぞ?」と思って
少し詳しく調べたことがきっかけ。


実際調べたところ、高垣さんはコーラスパートを歌っていた。
戸:時計仕掛けとかじゃなくて
豊:みんなで選んで来た道
寿:近道が間違ってても
3人:こんなスタイルで
高:(こんなスタイルで)


これは中々新しい試み。
本当に面白い曲になってるなぁ。