「TARI TARI」特別イベント「白浜坂高校 感謝祭」（1回目）

行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。
公式サイト：http://www.tigerandbunny.net/event/event05.html

■公演名
白浜坂高校 感謝祭

■日時
2012年9月30日（日）
開場：11:30／開演：12:00（1回目）
開場：15:00／開演：15:30（2回目）

■会場
神奈川県立かながわ女性センターホール

■出演
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島崎信長、花江夏樹、AiRI、他

2012年7月から9月まで放送されたアニメ「TARI TARI」。
9月5日に発売されたBD/DVD購入者の中から抽選で
各回約500名を招待して開催されるイベント。
会場は物語の舞台となっている江の島。

つい先日、最終回を迎えたばかりで
実に素晴らしいタイミングのイベントだ！

■イベント全体の流れ

開演：12:01／終演：13:35

1. 「TARI TARIラジオ　ゆったりまったり放課後日誌」公開録音
2. トークコーナー「喋ったり語ったり」
3. 合唱パート
　　リフレクティア　
　　白浜坂高校校歌
　　心の旋律
　　radiant melody
4. ライブパート
　　熱闘ヒーローガンバライジャー
　　Triple Smiley
　　Dreamer
　　潮風のハーモニー
5. エンディング

■1. 「TARI TARIラジオ　ゆったりまったり放課後日誌」公開録音

学校のチャイムが鳴り、イベントがスタート。

「TARI TARIラジオ　ゆったりまったり放課後日誌！」

ステージの幕が上がると、テーブルについた高垣さん、瀬戸さん、早見さんが居て
いきなり公開録音がスタート。
前説も何もなかったのでビックリ。

この日は台風17号が絶賛接近中だったため、

高「私達っぽくない？」（作品は雨で印象的なシーンが多かったので）
早「新しい風が吹いて？」

交通機関を麻痺させたり、イベントを中止にさせたり。
そんな新しい風は要らない！

ゲストに島崎さん、花江さんを加え、公開録音スタート。
詳細は放送をお楽しみに、ということで、ここでは流れと印象的だったシーンだけ
さらっと紹介。

●「タリィの喫茶室」
公開録音用に募集した「TARI TARIの好きなシーン」に関するお便り紹介。

●「響け！ミュージックワード！」
音楽用語「ポーコ」（意味：少し）を学ぶため、会場に来た観客へのアンケートゲームに挑戦。
「湘南」をテーマにしたお題を出し、該当者が少ない人が勝ち、という「笑っていいとも」の100人アンケート的ゲーム。

いろいろありつつ、高垣さんが勝利。
賞品の「江の電ストラップ」を賭けて
高垣さんと高垣さんのお題に合致した人達でじゃんけん大会。
高垣さんのじゃんけんの仕方が
垂直飛びをする時のような予備動作があって、非常に可愛かった。

■2. トークコーナー「喋ったり語ったり」

公開録音が終わり、一度幕が下りる。
と、ステージ脇から島崎さん、早見さんが登場。
ステージ準備の間、繋ぎのトークをすることに。

「坂井 和奏」のねんどろいどを宣伝した後
「最終話は紗羽と大智にとって、いかがでしたか？」というテーマでトーク。

話題はもちろんこのシーン。
「心の旋律」が流れていて、台詞はなかったが
収録の時は台詞があったそうな。
観客の聞きたいという声を、早見さんは「言わなーい♪」と一蹴。
島崎さん曰く「モジモジしてキモいねー」といった「罵倒ではありません！」とのこと。
気になる人は、台詞に合わせて描かれた唇の動きを読んでみると分かる…かも。

■3. 合唱パート

再び幕が上がると、そこには数十人にも及ぶ学生合唱団が。
これには観客からも思わず驚きの声が上がっていた。
歌うのは第1話の挿入歌「リフレクティア」。
まさかここでリフレクティアを聴けるとは思ってなかったのでビックリ。
歌い終わった後の拍手が凄まじかった。

曲が終わると、キャスト陣5名が登場。
この合唱団は、幕張総合高校の学生で
先週行われた「第67回関東合唱コンクール」の高等学校部門Bグループで
見事、金賞を獲得し、全国大会への出場権を得たそうな。
ガチすぎる。
参考：第67回関東合唱コンクール中学校・高等学校部門結果

ここからキャスト陣は合唱団と一緒に、とマイクを使わずに歌に参加。
「白浜坂高校校歌」「心の旋律」と劇中歌を披露。
自分の学生時代も学内行事で合唱コンクールがあったなぁ、と懐かしい思い出に浸ったり、不思議な気分。

合唱パートの最後は、最終話の挿入歌「radiant melody」。
キャスト陣は再びマイクを持ち、劇中を再現するように歌う。
この曲も凄く好きで、最終回を全部見終わった後、すぐこの劇のシーンを見直しにいったなぁ。

後ろの大智とウィーンの振り付け。
最初見たときから、もう前の3人が目に入らないくらい釘付けだったんだけど
島崎さんが最後の一回分だけ、アドリブでこの振りをやってくれて（釣られて花江さんも）嬉しかった。

ここで合唱団は退場。
左右に分かれる綺麗な退場の仕方で、これまたビックリ。

■4. ライブパート

キャストのみに戻ったところで、物語が完結した今の心境をトーク。

瀬「何て気持ちの良い最終回なんだろう、と」
花「ヤンと出会えて良かった」

続々と挙がる最終回の名シーン。
校長先生が理事長に訴えかけるシーンも挙がり

早「理事長も、まさかあそこで脱げるとは」
島「パンチラがないアニメなのに」

アフレコ現場も非常に良い雰囲気だったそうで
キャスト5人が、それぞれキャラに近づいていったとのこと。
最終話のアフレコ。
高垣さんの隣で島崎さんが一言「今日で最終回ですね…」とポツリ。
涙を必死に堪えていた高垣さんは、その一言で感情が溢れ出てしまったようで
「クズッ！」と言って、出ていってしまったそうな。
本編で「モジモジしてキモいねー」「バカ！」と罵られまくっていた大智を見事に再現。

トークが終わると「一人で歌ってもらおうか」と花江さんを残し、4人は退場。
ウィーン役の花江さんが歌う曲といえば、もちろん「熱闘ヒーローガンバライジャー」。

「江の島は俺達が回す！」

「ダガダガダダダ」から始まり、
途中で島崎さん、女性陣3人も加わり、10話を再現しながら歌う。
和奏のソプラノパートもあり、非常に盛り上がった。

「西之端、ヒーロー、ショウテンジャー！」

決めポーズもバッチリ再現。
ちょっと恥ずかしそうだったけど。

女性陣3人で「Triple Smiley」を歌った後
AiRIさんが登場し「Dreamer」を披露。
観客の煽り方がライブのそれっぽくて、手馴れている印象を受けた。

最後の曲はやっぱり「潮風のハーモニー」。
1番Bメロの大智とウィーンが歌う箇所で、咄嗟に島崎さんと花江さんが肩を組んで歌ってて、感動。
素晴らしい曲。

■5. エンディング

AiRIさんも再登場し、最後の挨拶。
一人一人から「TARI TARI」への愛が伝わってきて、また感動。

「以上で『白浜坂高校 感謝祭』を終了したいと思います。ありがとうございました！」

一同礼をした後、幕が下りてイベント終了。

■所感

BD/DVD購入者が対象とはいえ
無料招待イベントで公開録音もやってくれたり、合唱団まで呼んでくれたり、劇中歌もほとんど歌ってくれたり…。
大満足のイベントだった！
特に合唱パートは、普段のイベントでは中々見られるものじゃないし
「歌って良いな」と改めて思った。
「TARI TARI」は心に染みる良い曲が多すぎる！

キャストの皆さんも合唱パート、ライブパート共に力が入っていて
本当に「TARI TARI」が大好きなんだなぁ、という想いが伝わってきた。
映像収録も行っているとアナウンスがあったので
どこかで映像化することにも期待したい！

物語は綺麗に完結したので、続編は難しいと思うけど
これからもBD/DVDは続々と発売したり、キャラソンが出たり
まだまだ「TARI TARI」は続いていくので、また何か新たな動きがあれば良ることを期待！

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