観てきた。
以下、イベントの様子をレポート。
イベント概要
イベント概要は以下の通り。
ライブ特設ページ:https://lp.vark.co.jp/sphere_virtual_live/
■公演名
Sphere Virtual Live Vol.1 Future Streaming -バーチャル飛びだスフィア-
■日時
2021年8月22日(日)開演:19:00
(LINE LIVEのみ、8月29日(日)23:59までアーカイブ視聴可能)
■場所
VARK(Oculus Quest Oculus Quest2 PlayStation VR Android iOS)
LINE LIVE
■出演
スフィア
Vtuberとなったスフィアが「VARK」上で初めてのバーチャルライブを開催。
www.youtube.com
2020年2月の全曲ライブ以降、寿さんが渡英していたりコロナ禍だったりで、スフィアとしてライブを開催出来ていなかった。
今もその状況は続いているが「バーチャルライブ」という形で、久々のライブが実現。
初めての試み、一体どんなライブになるのか…。
ちなみにライブタイトルにある「飛びだスフィア」は11年前の「~Sphere's rings live tour 2010~」で生まれたワード。
3Dメガネ、そんな物もありましたね…。
今も昔も、果敢に最新技術に乗っかっていくスフィアさんです。
今回のライブを見るためには、以下の3通りの方法がある。
・VR機器から「VARK」アプリで視聴
・スマホから「VARK」アプリで視聴
・スマホorPCから「LINE LIVE」で視聴
自分は折角なのでVR機器を用意して参加してみた。
初めてのVR体験にはしゃぎながらライブに参加する様子は、以下の記事を参照。
kerop.hatenablog.jp
この記事では、主にスフィアファン目線での気になった点などを書いていく。
セットリスト
開演:19:00頃/終演:20:25頃
(00:14:50)M1. Future Stream
(00:19:17)M2. Ding! Dong! Ding! Dong!
(00:41:50)M3. スクランブルデイズ
(00:45:53)M4. 一分一秒君と僕の
(01:03:00)M5. MOON SIGNAL
(01:07:12)M6. GENESIS ARIA
(01:12:02)M7. Super Noisy Nova
(01:31:55)EN1. vivid brilliant door!
※括弧内は、LINE LIVEでの開始時間の目安
イベント本編
カウントダウンが終わると…。
スポットライトに照らされた4人が登場。
このフォーメーションは言わずもがな「Future Stream」。
現実のライブと同じ振り付けで曲が開始。
サビ等の目立つ部分の振り付けは、現実のライブ通りの振り付けなんだろうなと予想していた。
その上で、細かい部分の振り付けがどこまで再現されるのかが気になっていたけど…
「Future Stream」が始まってすぐの寿さんパートの「予想外のあしたへ行こうか」の振りが、足の動きも含めてバッチリ再現されていたのを見て、改めて「これはスフィアのライブだ!」と感じた。
大サビで戸松さんが「追いかける君と私で」と歌う部分。
重要な場面では「追いかけるみんなとスフィアで」と変えて歌っているが、今回は「ここにいる君とスフィアで」に変えて歌っていた。
2曲目は「Ding! Dong! Ding! Dong!」。
各ソロパートに合わせて、観客席のサイリウムの色が変わるのが良い。
「ひとりきりで いるときよりも」で4人が回転するのに合わせて、観客も回転してて笑ってしまった。
現実のライブの観客席を再現しようとする運営側の心意気を感じる(現実のライブで回転する人は少数派だと思うけど)。
ピピーッ!振り付け警察です!
手を繋いでません!
前世。
これは再現しなかったんじゃなくて、アバターの仕様上、再現出来なかったんだろうな…。
それはともかく、アバターの寿さんと高垣さんのスカートのめくれ具合が凄まじい。
曲が終わると画面が暗転し、切り替わると4人のMCパートが始まった。
進行は高垣さん。
バーチャルなスフィアとしては初めてのライブということで、それぞれ自己紹介。
といっても、初めての初々しさは無く、前世のスフィアと同じフリーダムさ。
イギリス在住の寿さんの周囲にある国境を片足超えて「イギリス~!」と遊ぶ3人。
高「緊張してて…VARKさんとライブをさせて頂くのも初めてだし、バーチャルも初めてだし、もう心臓がバークバーク!!」
時が止まり、VARKのコメントが「Loading....」で埋め尽くされた。
一通り、挨拶を終えた後、豊崎さんが考えた4人それぞれのキャッチコピーで改めて挨拶。
寿「パープルパッションで世界を救う!バン、バン(?)、マジ寿な英国ガール・寿美菜子です!」
高「バーチャルでも、がんばーっちゃる!バーチャルだけに。………今日も絶好調な滑り出し、みんなを笑顔に!高垣彩陽です!」
戸「遥か彼方からやってきた、うー、ボンッ!オレンジ色の元気玉、戸松遥でーす!」
豊「アニメとゲームが大好きな、メンタル強くてニューゲーム、豊崎愛生です!」
豊「そんな私達…」
ス「バーチャルスフィアです!」
その後は、このバーチャルライブが全世界から見られるということで、寿さんが英語で挨拶したり、豊崎さんが中国語で挨拶したり、高垣さんが「やってみたいことがある」と言って「Choo Choo TRAIN」風なダンスをしたり「バーチャル」をテーマにしたトークをしていた。
そしてライブパート再開。
次の曲は、前世のスフィアが2月にリリースして、まだ一度もライブで披露したことが無いあの曲。
高「この曲が私達とあなた達の心を繋いでくれますように」
3曲目は「スクランブルデイズ」を初披露。
スタンドマイクが出現。スタンドマイクで歌っているが、ちゃんと振り付けがある。
大サビでは、前世の4人の写真がバブルになって飛んでくるエモい演出。
続けて4曲目は「一分一秒君と僕の」。
ピピーッ!振り付け警察です!
Bメロの1番だと「繋ぎ合わせて」、2番だと「繋ぎたいから」の部分。
手を人差し指だけ伸ばしてるけど…
手はこう!
そしてステージ上手側に居る人は、左手で振り付けね!
これも今のモーションキャプチャの技術的に難しいのかもしれない。
マイクを持ち替えたりとかも。
「最初で最後の特別な一枚」のところで、画面がセピア色になって、シャッターを切るように一瞬画面が光る演出、素晴らしい。
そして間奏が終わると目の前が光り…
目の前に4人が!
忘れない一分一秒
君の声は
寂しくなんてないよ
大丈夫だよ
ささやくように歌い、エコーも全くかかってないので、本当に自分に語り掛けてくれているかのように感じられる。
なんて破壊力だ。
再びMCパートへ。進行は戸松さん。
「一分一秒君と僕の」で、ステージから「飛びだスフィア」したということで、このMCでもステージを飛び出して行うことに。
ドン☆
が、画面に収まりきらない…。
というか、不埒な観客が戸松さんに抱きついてるじゃん!追い出せ!退場だ!
すぐに中央に集まってきて、一画面に収まった。
VRだと物凄い圧がある。
戸松さんの体勢が面白くて笑ってしまった。
おそらくLINE LIVEの画面に顔だけ入るために、このような体勢になったんだと思うけど。
「あなた」とスフィアで、スフィアポーズをしよう、ということに。
「あなた」をセンターに、一列に並ぶ。
戸「私達…」
「スフィアです!」
5人目のスフィアになれました。
この距離感のまま、4人それぞれのチャームポイントをアピールすることに。
戸松さんのチャームポイントは、今回の衣装当時の髪の長さを活かしたポニーテール。
ポニーテールを揺らしながらの見返り美人。
寿さんのチャームポイントは、今は亡き(?)おでこ。
寿「ぺちぺち叩きたくなる距離でしょ」
VRだと、本当にぺちぺち叩ける距離感なんです。
高垣さんのチャームポイントは、しっかりめのまゆげ。
その後「アバター」にかけたダジャレを披露し…(長いので割愛)
時が止まる。
豊崎さんのチャームポイントは、八重歯。
かろうじて見える。
アピールが終わったところで4人は「よっこいしょ」とステージに戻る。
すると…
戸「早いもので、もうラストスパートです!」
はやっ!!
内容は濃かったけど、まだ4曲しか歌って無かったのでさすがに早く感じた。
現実のライブさながらの「スフィ」「アーーーー!!!!」のコール&レスポンスをした後、ライブ再開。
5曲目はお馴染み「MOON SIGNAL」。
振り付け警察、出番無し。完璧です。
サビの「聞こえないでと」の部分、高垣さんだけ首を横に振ってるの、高垣さんだなぁって感じです。
(2番の「忘れたいのに」では振ってなくて、少し頷いてる。細かい)
続けて6曲目は「GENESIS ARIA」。
「MOON SIGNAL」と続けて歌うのは、衣装の元となった「~Sphere's eternal live tour 2014~」と同じ流れ。
どちらもこの衣装では歌ってないけど。
観客のサイリウムが、レッドとブルーorパープルの半々になっているのは細かいけどナイスなポイント。
それにしても「MOON SIGNAL」の時はあまり感じなかったけど、さすがに「GENESIS ARIA」を歌うには、このアバターは可愛すぎるんじゃないかと感じた。
2番サビ直後の苦悩するシーン(勝手に命名)、ちょっと怖かったよ。
そしてお待ちかねの…
ピピーッ!振り付け警察です!
サビの最後の「出会える旅立ち」ところ…。
寿さんと豊崎さんは左手ですから!
やっぱりマイクの持ち替えは難しいのだろう。
そして最後の曲は「Super Noisy Nova」。
2番サビ後の間奏では、ステージを降りて、目の前で煽ってくれる。
近い、近いってばよ!
曲が終わると画面が暗転。
戻ってくると4人は退場し、スクリーンには「本公演は終了しました…?」の文字。
「アンコール」のコメントが流れ続ける。
そして約2分後…。
4人が再登場。
アンコールのMCパートでお馴染みの告知タイム。
進行は豊崎さん。
まずは本日ライブ初披露した「スクランブルデイズ」が配信中ですよ、と。
ちなみに「スクランブルデイズ」の振り付けは、寿さんが考えたそう。
一人一人にレクチャー動画を送ったらしい。
そしてライブTシャツなどのグッズの紹介や、ライブ写真を使用したブロマイドのローソンプリントでの販売、YouTubeチャンネル「スフィアの4 colors LABO」の宣伝など、諸々の告知を行った。
4人の挨拶が終わった後…
豊「ログアウトの時間が近づいてきました」
本当に最後の曲へ。最後の曲は…
「vivid brilliant door!」。
寿「みんなのそばに、会いに行くよー!」
1番Aメロで、4人が順番に登場。
スタートしてどれくらい来ただろう
もう振り返ったってあれれ蜃気楼?
自由に空を飛んで一騒ぎ
支度万全余裕しゃくしゃく このまま太陽にキスしちゃうよ
それぞれソロで歌う。
高垣さん・寿さんの部分は元々ソロパートだけど、豊崎さん・戸松さんの部分は本来4人で歌っているので、ソロバージョンで聴けるのはレア。
2番も同じようにしてくれれば、寿さん・高垣さんのレアなソロバージョンが聴けたかもしれないけど、2番はノーマルバージョンだった。
大サビでは、4人が目の前に登場。
小さく振り付けしてるのが可愛い。「一見でalright!」のシーン。
そして〆…
ピピーッ!振り付け警察です!
ラスト、スフィアマーク作ってるけど…
本来、グーで突き上げてすぐ下ろしてますから!
でも、これはあえてスフィアマークにしたんだろう。
もしかしたら今後は前世のライブでもこうなるのかもしれない。
……前世に影響を及ぼす現世とは一体。
そんなこんなで、ライブは終了。
戸「私達、バーチャルな…」
「スフィアでした!」
公演終了。
VARKのコメントに「もう一回!」があったので、もしかしてダブルアンコールがあるのではと、しばらく「もう一回!」を連打してたけど、何も起こらなかった。
LINE LIVE観賞
VARKでの公演終了後、LINE LIVEの方でもバーチャルライブを見てみた。
参加したライブのパッケージを見ている感覚。
ライブ中のカメラワークが良い。
4人のアバターはVRで見るより鮮明に感じた。これはVR機器の設定や性能にも依るのかもしれないけど。
LINE LIVEの方は、チケットを購入すれば8月29日(日)23:59まで何回も視聴可能なので、まだの人は是非!
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