豊崎愛生「ディライト」リリース記念イベント(第1部)


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。

■公演名
豊崎愛生「ディライト」リリース記念イベント


■日時
2014年3月29日(土)
第1部:開場:18:00/開演:18:30
第2部:開場:19:30/開演:20:00


■場所
SME乃木坂ビル


■出演
豊崎愛生

豊崎さんの10thシングル「ディライト」の購入者から
各部200名ずつが招待される、いつもの都内某所イベント。


「ヒカリギフト」では、応募時に第1部か第2部かを選べない仕様になっていたが
今回はいつも通り選べるようになっていた。
なんだったんだ…。

■イベント全体の流れ

開演:18:31/終演:19:16


1. オープニング〜トーク
2. ライブコーナー(「おさんぽの唄」「ディライト」)

■イベント内容

司会はお馴染みのオオタさん。
大分司会業も板に付いてきた。…いや、それは言い過ぎか?
最近の流れだと
ここで客席から豊崎さんの呼び込み方を募集するところだが
今回は募集はなく「愛生ちゃん」とノーマルな形で呼ぶらしい。
あら、意外。
その代わり…


オオタ「皆様には春の風になって頂いて、囁くような声で呼んで頂ければ…」


…はい?


というわけで、RS5のいちにちめを再現するように
ウィスパーボイスで「愛生ちゃーん」と呼び込み。
どういう経緯でこうなったのか、詳しく事情を伺いたいところだ。
オオタさんの独断なのか、上からの指示なのか…。


ともあれ、豊崎さんが登場。
お越し頂き、ありがとうございます、と。


「大事な土曜日なのに、王国にも行かずに(笑)」


どちらかと言うと「サ・ビ・タ」を諦めて、という人の方が多かったんじゃないかな。
勿論、イベントが終わった後、ダッシュで表参道に行った人もいるだろうけど。
自分とか。


このようなイベント被りについて
スフィアと水樹さんは尽く被っていて両方好きな人には申し訳ない、と思っているとのこと。
そこまで被ってるかな…?


イベントはいつも通りスケッチブックを使った「鉄拳さんスタイル」で進行。
以下の●は、スケッチブックに書かれた文字。


●ようこそ。
まずはいつもの「どこから来た?」を少しアレンジした「何で来た?」トーク。
大抵の人は電車だと思うが…。


「飛行機」と声が挙がり、豊崎さんがその人を掘り下げる。
その人は大分から来たそうな。
「桜はどうですか?」等と、軽く雑談。
はるばる大分から来た甲斐があったというもの…。


ちなみに隣の席の方だったので、イベント前に少し話をさせてもらったところ
都内某所のリリースイベントは初めてだそうで。
「おさんぽの唄」が大好きらしく
スフィアのツアーで歌うこともあるかもしれないけど
参加した公演で歌われるか分からない、全部ツアーに行く余裕はない、という事情で
リリースイベント参加を決意した、と。
相当な豊崎病患者だ(褒め言葉)。


●「ディライト」聞いてくださってありがとうございます。
ジャケット写真の豊崎さんをデフォルメしたイラストが「ペコリ。」。
可愛い。


●おんがくの話。
「ディライト」は豊崎さんのツアー「letter with Love」の最中にレコーディングされたことは
これまで何度か本人も口にしていたが
実際にレコーディングしたのは去年のクリスマスかクリスマスイブだったらしい。
そのため1月5日の「letter with Love」追加公演でも歌う予定はなかった。


しかし徳島公演の打ち上げ会場で「ディライト」の話題になって
「ツアーと想いがリンクするよね」「ツアーは終わっちゃうけど『ディライト』があるから、この先生きていけます」
と、徐々にテンションがハイに。
そして「折角だから、追加公演で歌っちゃおうぜ!って(笑)」と。
バンドマスターであった平井さんに話が行くと「おぉ、出来る出来る出来る!」と、軽くOK。
そんな飲み会のテンションで決まったらしい。
次の日は「やるの!?やらないの!?」と、混乱したそうだけど。


「ディライト」は旅立ちをテーマにした曲ということで
「学生の人?」「卒業した人?」「何年生?」と聞いていく。


「何年生って聞いて、思い出したんですけど」


はい、脱線来たよー!脱線!


豊崎さんはお母さんが保育士で、よく遠足の時にお手伝いをしていたらしい。
それは芋掘り遠足の時のこと。
バスで隣だった子に「お姉ちゃんは何組?」と聞かれて
返答に困った豊崎さんは苦し紛れに「さ…三組…」と答えたらしい。
その子が三組だったら終わってたな…。


●ジャケットの話。
以前からモノクロのジャケットはやってみたかったという豊崎さん。
今回は意思の強さを赤で出しても良いんじゃないか、ということで
モノクロに赤というジャケットになったようだ。
アップで写っている通常盤のジャケットは
すました表情でカッコ良い形にすることも考えたそうだが
結局豊崎さんらしく、笑みを浮かべる形になった。


豊崎「すました感じと言っても、カッコ良くならないんですけどね(笑)」
観客「そんなことないよ!」
豊崎「いや、マジマジ!」


スフィアの時に、よくそういうリクエストがあるらしいが
言われれば言われる程、笑ってしまうらしい。


●MVの話。
外でロケするのは「Dill」以来となった「ディライト」。
今回、小湊鉄道でのロケとなったが
撮影は、通常のダイヤで動く車両に貸し切った車両を連結し、そこで行われた。
当然、通常のダイヤに従って撮影しなければならないため
「ミッション・インポッシブルみたいなタイムスケジュール」が組まれていたそうだ。


そんな「ディライト」のMV撮影の模様をカメラに収録していたとのことで
ここでそのメイキング映像が上映されることに!
おぉ、いつものリリースイベントより豪華だぞ?!
スクリーンが登場。


「これがジュエルペットの力だ!」


お、おう。
しばらく豊崎さんのコメンタリーを聞きながら、メイキング映像を鑑賞。


・MVには使われていないが、絵を描いているシーンもあった
・撮影時は雪が残っている場所もあり、雪が映らないように撮影するのが大変だったらしい。
・猫と戯れる豊崎さん。しかし、度々逃げられる
・豊崎さんが8mmで撮った猫の映像がMVに使われている(1:30〜1:33ぐらい)
・凍ってる水たまり(池?)に向かって、石を投げる豊崎さん。「まぁやるよね?」


上映終了。
シングルに付けてくれれば良いのに…。


猫の話題になり、観客から「飼わないの?」と聞かれた豊崎さん。
豊崎さんが現在住んでいる場所はペット可らしく
今気になっているのはハリネズミとのこと。
しかし豊崎さんが初春ばりに調べたところ
ハリネズミには「一度嫌いになると一生嫌いになる」という特性があるようで
ちょっと飼うのは無理だと考えているようだ。


そうこうしている間に、ステージには椅子とマイクスタンド、
そして鍵盤ハーモニカが用意されていた。


カップリング「おさんぽの唄」の話題へ。
「ディライト」が正統派な旅立ちの曲だったので
カップリングは「ちょっとした飛び道具的な可愛さのある曲でも良いんじゃないか」ということで
この曲が選ばれたとのこと。
飛び道具すぎる…。


CDでは途中の語りが「ショート似合うかなぁ…」と「あ、いいキャラ思いついた…」だが
これは歌う時の心境で変わっていくとのこと。


と、ここで「あ、いいキャラ思いついた…」の「いいキャラ」が発表に!
ちゃんとスケッチブックの中に用意してくれていた。
その名も…「せちがらいおん」。
しっぽはたんぽぽ、年齢は50半ばという設定がある。


このキャラは「消費税が8%になるね」なんて話をしている時にスススッと来て
「せちがらないねぇ…」と呟くらしい。
その後「せちがらいおん」と豊崎さんのナレーションが入る。
完全に「さっぱり妖精」の影響を受けてるやないか…。
特にグッズ展開の予定はない模様。


そして「おさんぽの唄」のライブへ。
語りは「猫飼いたいなぁ…」「一日が25時間だったらいいなぁ…」
口笛は豪快に失敗。
「トゥルル」は2回目を歌っていなかった。コール推奨かな?
しかし都内某所の雰囲気にはピッタリだけど
これ、普通のホール会場やアリーナ会場でやったら、どんな雰囲気になるんだろう…。


歌い終えてトーク。
豊崎さんは1日が25時間になったら、増えた1時間分は昼寝をするらしい。
ここで巻きの指示が。
最後の挨拶をして「ディライト」を歌って…


●きてくれてありがとう。よい春を…。
イベント終了。


自分は、この後「サ・ビ・タ」に直行したので
気分はまさに「よい遥を…。」つって。