『true tears』オールナイト上映会 in 六本木ヒルズ

行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。

■公演名
『true tears』オールナイト上映会 in 六本木ヒルズ

■日時
2012年12月8日（土）開演：22:30

■会場
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

■出演
高垣彩陽、名塚佳織、石井真

2008年1月から3月まで放送されたアニメ「true tears」の全話上映イベント。
テレビ放送から5周年を記念して発売される
Blu-ray Box（スタンダード版）の発売を記念して実施されるイベント。

true tears Blu-ray Box

記念って言葉、好きねん。

「true tears」に纏わるエピソードに事欠かない高垣さん。
そんな高垣さんの熱い想いが聞けるイベントとあっては…
もう、行くっきゃナイト！

ちなみに先々週の「TARI TARI」に続いてのオールナイトイベント。
もうやめて！とっくに高垣さんファン、P.A.WORKSファンのライフはゼロよ！

■イベント全体の流れ

1. キャストトークショー（22:40〜00:12）
2. 本編上映1（1話〜5話）
3. 本編上映2（6話〜10話）
4. 本編上映3（11話〜13話）

■キャストトークショー

司会はナガッチョこと永谷敬之プロデューサー。
本日の出演者は石動乃絵役の高垣さん、湯浅比呂美役の名塚さん、
そして仲上眞一郎役の石井さんの三人。
それぞれ「こんにティア〜！」と「true tears」独自の挨拶。
残念ながら、安藤愛子役の井口さんは
「こむちゃっとカウントダウン」の放送があるため出演出来ず…。
イベントは先々週の「TARI TARI」同様、テーマトークで進んでいく。

●このシーン良いよね、というところは？
石井：13話・眞一郎が泣きながら「アブラムシの唄」を歌うシーン
⇒13話のアフレコでは、この部分だけ最後に録ったそうな。
「役者として裸にならなきゃいけないシーン」とか何とか言ってカッコ良く熱弁していたのに
最後に「石井真が裸になったシーン」と要約して台無しに。

名塚：5話・「おせっかいな男の子ってバカみたい」が繰り返されるシーン
⇒同じシーンが視点を替えて二度繰り返される演出に頭がパニックになったそうな。
当時、ナガッチョさんもコンテをもらった時も間違いだと思ったようで
西村監督に訊ねたら、一時間程このシーンの重要性を語られたらしい。

高垣：1話・乃絵の初登場シーン
⇒登場時に流れているBGMが好きで、今もよく聞いているらしい。

●アフレコ時のエピソード
高垣さんに対して「ノートとってた」と名塚さん。
当時デビュー二年目だった高垣さん。
最近台本を見直して見たら、誰からの指摘か分からないくらいグチャグチャだった、と。
また、良く泣くという印象もあるようで
打ち上げの時は誰か来る度に泣きつく、というような状況だったらしい。

アフレコ時は、キャストとキャラクターがシンクロして
ブース内がギスギスしていた、と。
石井さん曰く「一番凄かったのは名塚さんですよ！」。
高垣さんは眞一郎と比呂美が良い感じの時は
「（ブースから）出たいな」と思ってしまう程だったとか。

●それぞれの5年後のキャラクターイメージ
石井：（眞一郎）絵本作家を目指し続けているが、まだなってはいない。
高垣：（乃絵）少数の人がなるような職業についてそう。学者とか。結婚はしてないかな。
名塚：（比呂美）働く女性になってると思います

ここでナガッチョさんから
学者の乃絵、OLの比呂美、そしてあいちゃんの社長になってる愛子、
「石井真だったら誰を選ぶ？」と質問。
昔は乃絵だと振り回され、比呂美は怖い、と愛子が良いと思ってたそうだが
「今考えると比呂美は良い女だな、と」と比呂美を選択。
この洗濯に高垣さんは「そんな勝ちたくもなかった（笑）」と、むしろ乃絵には孤高で居て欲しい様子。

●今と5年前で印象が変わったこと
名塚：母親になったので、母親目線で見るようになった
高垣：乃絵の周りの人のことを考えられるようになった
石井：作品を客観視出来るようになった

三人共、演じたキャラクター以外の視点から作品を見るようになった、と。
それだけ収録時はキャラクターと一体化してるってことなんだろうね。

●富山で印象に残ってること
名塚：ハットリくんが描かれている電車
石井：「ザ・日本」という感じの町並

続いて高垣さん、というところで
ナガッチョさんから高垣さんの写真集「Sunlight Note」で
富山に行ってたことをネタにされる。
高垣さん曰く「城端と一緒に写っている自分を残したかったので（制作の時に提案した）」とのこと。

●来週のイベントに向けて質問募集
12月14日（金）に新宿ロフトプラスワンで行われる
「true tears」Blu-ray Box発売記念スペシャルトークショーに向けて、質問を募集。
そのイベントにも出演する石井さんがメモを取ることになったのだが
途中から高垣さんがメモを取る場面が。
まさかこんなところで一生懸命メモを取る高垣さんが見られるとは…。
しかし上手く質問を要約出来ず、ナガッチョさんからツッコまれる場面も。

そんなこんなで話し過ぎた結果、大分押していたようで。
それぞれが挨拶してイベントは終了。
最後に石井さんが挨拶している最中、高垣さんは今にも泣き出してしまいそうだったが
何とか堪え、一同笑顔で退場。

■所感

「TARI TARI」に続き、今回も作品愛に満ち溢れた濃いイベントだった！
「true tears」を見たのは本放送時以来だったので
かなり記憶が薄れていたけど…。
イベント前に予習しとけ、っていう話ですよね。
作品愛が足りず、申し訳ない。

約5年振りに見たわけだけど…オールナイトの眠気も吹き飛んで作品に引き込まれた。
本放送時はここまで好印象というわけではなかった気がするんだけど。
5年経って見方が変わった、ということかな。
来年はBlu-ray Boxの発売を皮切りに
5周年を記念した動きがいろいろあるらしいので、要チェック！