シンガポール放浪記2012　その5（終） - もう、そうするしかない！

「Anime Festival Asia 2012」に参加すべく、シンガポールへ旅立った3日間の日記。

■これまでのお話

シンガポール放浪記2012 その1 - もう、そうするしかない
 シンガポール放浪記2012 その2 - もう、そうするしかない
 シンガポール放浪記2012 その3 - もう、そうするしかない
 シンガポール放浪記2012 その4 - もう、そうするしかない

■いよいよライブスタート！

ショッピングセンターで飲み物を調達した後、いよいよライブ会場へ。
日本と同じようにチケットチェック、手荷物チェックが行われる。

ここでトラップカード「水以外没収」が発動！
このカードは手荷物検査で飲み物が見つかった時に発動する。
効果対象は水以外の飲み物を全て差し出さなければならない。

おりにぃさんがこのトラップの餌食になり
500mlの水一本のみになってしまった。
自分は飲み物に装備カード「ビニール袋」をつけていたため
トラップの発動条件を満たさなかったようだ。
それにしても水禁止とは…やってくれるな。

会場に入ると既に音楽が流れており、
観客の歓声があがっていた。
開演時間を間違えたかと思ってヒヤヒヤしたが
どうやら会場をウォームアップさせるべく
八王子Pが初音ミクの曲を流していたようだ。
ライブ前にこんなことが行われるのも、海外ならでは、かな。

会場の座席はこんな感じ。
自分とryo.さんはB4ブロックの最前列。
おりにぃさんはA5ブロックの右端。
結構な広さで、アリーナクラスの広さがある。

程なくして、ライブスタート。
司会はいないので、いきなりSea☆aが登場してビックリした。
ライブの模様は先週のイベントレポートを見てもらうとして…。
会場の様子はと言うと…、無法地帯。
通路に出ても、最前列付近に移動しても
特に何も言われない。
それどころか、最前列に移動して誰もいなくなった席にスタッフが座る始末。
ここまで日本と違うとは…。

Sea☆a、栗林さんとそれなりに楽しんでいた自分とryo.さん。
しかしスフィアが登場するや否や
お互い全力でコール&振りコピ&ジャンプ。
テンション変わりすぎ！？

誤解しないでください。
他のアーティストの時、手を抜いていたわけではございません。
スフィアの時だけ、おかしくなるんです。

こうして全力でスフィアを楽しんだ後、席でヘバっていると
ゲストパスを首から下げた、現地の人が近づいてきた。

「オマエラ、ヲタ芸、シテタダロ」

えーっ！？
まさかシンガポールに来てまで、そんなことを言われるとは思わなかった。
直ぐ様「ノーノーノーノー」と否定。
「振りコピ」という単語を出すも、通じるわけがないので
知ってる単語を使って、必死に説明する。
sphere、same action、fan、copyとかとか。
向こうは「ニホンゴデダイジョウブ」と
必死に知ってる日本語で話してくれているのに
なぜかこちらまで必死に英語で話していた。

そして最後に…。

「ジャパニーズ『振りコピ』！（キリッ」

キまった。

…しかし、あまりわかっていなさそうだった。

その後、どうやって振り付けを知るのか、みたいなことを聞かれたので
music clip、live blu-ray/DVDと、相変わらず英語で答える。
そんなこんなで彼も満足したのか、去っていった。

それにしても声をかけられるほど、ひどかったんだろうか…。
Bブロックの最前列で目撃されやすかっただけだと思いたい。
ちなみにBブロックの前は通路になっていて、よくカメラが通っていた、
間違いなくカメラの枠内に捉えられていたので
もしどこかで映像が出ることがあれば、晒されてしまうかもしれない。
ガクガクブルブル。

一つ残念だったのは、スフィアのステージが終わった後
まだMay'nさんのステージがあるにも関わらず
スフィアファンが三本締めを始めたこと。
さすがにそれはないだろう…。
これ以上、悪名を広めないで欲しい。

May'nさんのステージも楽しんで、ライブ終了。
アンコールがあるような雰囲気だったので
10分ぐらいアンコールが続いたが、結局アンコールはなく。
終演のアナウンスが流れるとブーイングが起きるという
これまた日本では起こり得ない事態に驚き。

片付けをしていると、見知らぬ現地の人から握手を求められ、応じる。
特に席が隣でも近いわけでもなかったと思うんだけど…。
何だったんだろう。

こうして無事ライブも終了。MRTでホテルへ戻る。