行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。
■イベント概要
イベント概要は以下の通り。
イベント告知：http://www.agqr.jp/agnews/2012/07/post-129.php
■公演名
A&Gオールスター2012
■日時
2012年10月28日（日）開場：15:00／開演：16:00
■会場
パシフィコ横浜 国立大ホール
■出演
鷲崎健、浅野真澄、阿澄佳奈、杉田智和、豊崎愛生、高垣彩陽、竹達彩奈、沼倉愛美、
佐藤聡美、岡本信彦、マフィア梶田、儀武ゆう子
「A&G」で番組を持つパーソナリティーが一同に介するイベント
「A&Gオールスター」が去年に引き続き、今年も開催。
会場は渋谷公会堂（当時はC.C.Lemonホール）から、パシフィコ横浜へと拡大。
スフィアメンバー的な観点では
高垣さんは去年に引き続いての出演。
加えて今回は豊崎さんも出演。
しかも開催日は豊崎さんの誕生日ということもあって…期待しちゃうね。
■イベント全体の流れ
開演：16:XX／終演：20:24
0. 本気！アニラブ（前説）
1. オープニング
2. 佐藤聡美・高垣彩陽の晴レルヤ☆はっけん伝
3. 阿澄・豊崎のおかえりひなたぼっこ
4. サプライズバースデー
5. ゲラ！Gamer！ゆうの（仮）
6. 鷲崎・浅野・竹達・沼倉のアニめてでもいいでスパ？
7. A&Gオールスター意識調査2012
8. エンディング
■0. 本気！アニラブ（前説）
本編の前に、10月から始まった「本気！アニラブ」から
木曜日のパーソナリティ、儀武ゆう子が影ナレで前説。
渋谷で「サ・ビ・タ」を見ていた自分は、丁度この時に到着。
ギリギリセーフ…か？
■1. オープニング
オープニング映像の後、司会の文化放送・砂山圭大郎アナウンサーが登場。
誰だそいつは、という人もいると思うけど
スフィアも出演した東日本大震災復興祭2011で司会をしていた
K太郎さんと言えばピンと来るかな。
あの時は覆面だったけども。
早速、砂山アナの紹介の下、パーソナリティが登場。
「A&G超RADIOSHOW〜アニスパ！〜」から、鷲崎健さん、浅野真澄さん。
「阿澄佳奈 星空ひなたぼっこ」から、阿澄佳奈さん。
「ラジオ☆聡美はっけん伝！」から、佐藤聡美さん。
「高垣彩陽のあしたも晴レルヤ」から、高垣彩陽さん。
「豊崎愛生のおかえりらじお」から、豊崎愛生さん。
「竹達・沼倉の初めてでもいいですか？」から、竹達彩奈さん、沼倉愛美さん。
「小林ゆうの（仮）」から、小林ゆうさん。
「杉田智和のアニゲラ！ディドゥーーン」から、杉田智和さん。
「RADIO 4Gamer」から、岡本信彦さん、マフィア梶田さん。
以上12名。
挨拶の際、豊崎さんのマイクが入らないというアクシデントも
高垣さんが自分のマイクを渡して対応。
さすが天使。
砂山アナより、イベントの進行について説明。
番組同士のコラボがテーマとなっているようだ。
去年もそうだったみたい。
■2. 佐藤聡美・高垣彩陽の晴レルヤ☆はっけん伝
最初は佐藤さんと高垣さんの番組がコラボ。
二人が小芝居をしながら登場。
佐「お趣味は…？」
高「ダジャレを少々…、って、お見合いか！」
意外なことに、これまで共演の機会があまりなかったという二人。
二人の共通点を見つけて仲良くなろう、というのが今回のテーマ。
●共通点1・絵を描くことが好き
事前に描いてきた、相手のイラストを発表。
高垣さんもいつも通りのスタイルで上手かったけど
佐藤さんのイラストは、髪にハートの模様を組み込むなど
妙に芸術的センスが感じられて、可愛かった。
ちなみにお互いにグーグル先生で写真を探したそうで
高垣さんに至っては「けいおん！」で佐藤さんと共演した寿さん、豊崎さんの横で描いたそうな。
●共通点2・かわいいストラップが好き
それぞれお気に入りのストラップを紹介。
高垣さん：食パン
佐藤さん：ご当地キューピー
ほぼガールズトーク。
●共通点3・乙女ゲームが好き
「1000%」を描く二人。
パシフィコ横浜は乙女ゲーム関連イベントの聖地ということで
二人のテンションが異常に高くなる。
熱く語っていたが、ついていけなかったので割愛。
三つの共通点の中で一番盛り上がっていたのは？
もちろん三番目ということで、続いて
はっけん伝のコーナー「恋愛ゲーム・ラボラトリ」がスタート。
（ちなみに今までは晴レルヤのコーナー「晴レルヤ家へようこそ」が元となっていた）
オリジナルの乙女ゲームに登場するキャラを
Wiiを使ってキャラメイクすることに。
白衣＋メガネに着替える二人。
早速、高垣さんによるキャラメイクがスタート。
テーマは「畑で捕まえて」。
なるほど、わからん。
ポインターが暴れて悪戦苦闘するも、何とか作成成功。
高「最初は農場を買収しようと出てくるけど、次第に絆されていく、と…」
設定を語り始めた。
重症です。
続いて、マネキンを使ってのファッションコーディネイト。
先程の設定が生かされたのか、畑とは何の縁もなさそうなスーツ姿。
最後に、佐藤さんが考えてきた台詞を高垣さんが、
高垣さんが考えてきた台詞を佐藤さんがイイ声で読み上げる。
高「来年もこの時期に君とサツマイモの実りを祝いたい…ハッピーバースデー」
佐「君のために作ったバースデーソング。来年も際来年もとなりで唄わせて」
お、おう。
こうして存分に仲を深めることが出来た二人。
高垣さんはお近づきの印に、と佐藤さんにダジャレをプレゼント。
高「この時期は果物が美味しいよねー。この葡萄、一粒どう？」
佐「……お、面白いですねー」
近づいた仲が少し、離れた。
■3. 阿澄・豊崎のおかえりひなたぼっこ
続いては阿澄さんと豊崎さんのコラボ。
こちらは終始、小芝居風に話が進んでいく。
今年のマリコレ・昼に参加した人は
豊崎さんと井口さんのコラボコーナーを思い浮かべるとイメージしやすいかも。
旅館にやってきた阿澄さん、豊崎さん。
部屋でくつろぐも、何故か周囲に視線を感じる。
声をかけたら返ってくるんじゃ？と試してみることに。
豊「みんなー！」
客「う、ウオー！！！」
阿「声の掛け方、雑じゃない！？」
さすが阿澄さんのツッコミは一味違う。
豊崎さんが部屋にあった冷蔵庫を開けると、そこには巻物が。
早速開けてみると「しゅごキャラの話」。
只のトークテーマだった。
●「しゅごキャラの話」
やっぱりこの二人と言えば「しゅごキャラ」だよね。
おもちゃの収録の場で、初めて二人が顔を合わせたそうな。
阿澄さんは「一個バラして良い？」と前置きすると
「あの頃、オーディション落ちまくって凹んでた」と話すと
「今もだよ（笑）」と豊崎さん。
順調そうに見えるけど、やっぱりオーディションは大変なのかな。
●「ラジオで大事にしている事」
阿澄さんが「楽しく出来れば一番」、
豊崎さんが「『みんな』というより『1対1』の気持ちで」と、真面目に語ると
阿澄さんは「私達、意外と考えてるよねー」と自画自賛。
●「お互いの良い所」
豊→阿
豊「まず顔が好き！…あとは全部かなー」
阿「ざっくりー！？」
阿→豊
阿「目指すべき女性！」
豊「私の中の新井里美さんみたいな？」
ここで旅館部屋から温泉へ移動。
…の途中あるお土産コーナーに立ち寄る。
二人は「煎餅を一発叩いて宣言した数に割る」というゲームにチャレンジ。
豊崎さんは5枚、阿澄さんは3枚を宣言。
「デキチャウヨ〜！」
豊「せい！（バキ）……痛っ」
本気で痛そうだった。
阿「はっ！（バキ）……さ、しまっとこ。」
諦め早っ！
その後はカメラで撮影したり。
そしてついに温泉！
…ではお馴染みの卓球台が登場。
「癒し」をテーマに古今東西をすることに。
しかし見たところ、卓球の球が見当たらない。
阿「ピンポン球は、この辺りにあります」（ジェスチャーでボールを表現）
豊「ちょ、ちょ……。え？」
エア卓球か。
そんなこんなで古今東西卓球がスタート。
豊：マカロン→阿：シュークリーム→豊：ヤミちゃんのたい焼き→阿：イカゲソ（判定×）
イ、イカゲソ…？！
どのあたりに癒しがあるのだろうか…。
続いて二回戦。
阿：豊崎愛生→豊：阿澄佳奈→阿：お疲れ様→豊：星空ひなたぼっこ→阿：おかえりのヤツ（判定×）
豊崎さん呆然。
こうして温泉に入ることはなく
某国民的RPGのサウンドが鳴り響き朝に。
今後のラジオの野望について
豊崎さんは「公録・イベントをしたい！」、
阿澄さんは「私を立派な人間にして欲しい」と語り、終了。
■4. サプライズバースデー
再度、砂山アナが登場。
「皆さんと一緒にあるお祝いをしようと思います！」
キター！
本日10月28日が誕生日の方がいます、と紹介され豊崎さんがステージへ。
会場が一気に緑に染まる。
26歳を迎えた豊崎さん。
豊「今26っつって『ざわっ』ってしたヤツ、誰だ！？」
トンデモゴザイマセン。
バースデーケーキが登場し、ろうそくに火をつけようとしたところで…。
「ちょっと待ったー！」
突如、鷲崎健さんが乱入。
なんだなんだと思ったら、鷲崎さんも10月26日が誕生日らしい。
…ということは？
「ちょっと待ったー！」
10月25日が誕生日の高垣さんも乱入。
ここまで誕生日が近い面子が集まるとは…。
「ちょっと待ったー！」
まだ居るの！？
岡本さんも10月24日が誕生日だった。
というわけで、4人に対してハッピーバースデーの歌を贈ることに。
名前の部分は各々好きな名前で、ということだったので
叫び声が非常にカオスだった。
4人が誕生日を迎えた感想と、抱負を語る。
皆さん、おめでとうございます！
■5. ゲラ！Gamer！ゆうの（仮）
ステージにリングが設置され、審判服姿の岡本さんが中央へ。
どうやら小林さんと杉田さんが対決するらしい。
まずは小林さんの入場。
神輿に担がれた小林さんが奇声を挙げながら、客席前方の通路を周る。
あれ？これ、ラジオ番組のパーソナリティが集まるイベントだよね？
カオスすぎる。
続いて杉田さんの入場。
どこから登場するのかと、観客が各所を見回していると
実は神輿を担いでいた一人が杉田さんだったので、
既にステージに上がっていた。（マフィア梶田さんも）
挽歌斉唱。
小林さんは、抱えていた豚のぬいぐるみ「ミンチ」のテーマを歌う。
杉田さんは、スフィアの「MOON SIGNAL」。
去年も岡本さん、マフィア梶田さんと踊ったそうだが、どんだけ好きなんだ！
会場が若干赤に染まっていた。
杉「今年はスフィア二人居るんだから…宮本さん（マネージャー）からNG出ちゃうよ」
果たして来年はどうなるか。
まだまだ試合は始まらない。
次は花束贈呈。登場したのは…何と
岸田メル先生！（アトリエシリーズや花咲くいろはのキャラクターデザイン等を手がける）
予想外すぎる。
まずは杉田さんに花束を。
「ファイトッ♪」
続いて小林さん。
「頑張って♪」
岸田メル先生は男性の方です。誤解無き用、お願いします。
そして試合前のボディチェック。
何故か「レフリーも凶器を持っているかもしれない」と、
杉田さん、マフィア梶田さんから濃密なボディチェックを受ける岡本さん。
可哀想に…。
最後に両選手が握手を交わし、やっとこさ試合がスタート。
試合はXbox360の「Kinectスポーツ」を使用し、ボクシング対決。
がむしゃらに動く小林さんに対し
手馴れた様子で捌く杉田さん。
結果は杉田さんの圧勝。
勝利した杉田さんへ、チャンピオンベルトの贈呈。
贈呈は再び、岸田メル先生より。
杉田さん本人を描いた色紙（無茶苦茶似てる！）も贈られ
「これが一番嬉しかったです」と杉田さん。
小林さんとガッシリと握手を交わし、いつものアレで〆。
「1！2！3！…『覇王翔吼拳！（ユリ・サカザキ）』」
わけがわからないよ。
■6. 鷲崎・浅野・竹達・沼倉のアニめてでもいいでスパ？
最後のコラボコーナー。
面子をパッと見た感じでは、割とまともそうに見えるが
「初めてでもいいですか？」の『変態』がフィーチャーされたコラボとなった。
●「この中に1人、変態がいる！」
事前に4人から2つずつ挙げてもらった変態エピソードを
匿名で紹介するコーナー。
・以前、番組内で他人の毛をガムテープで抜いた時、喜びを感じた
・可愛すぎてお尻の匂いを嗅ごうとして反撃されたことがある
・切った後の爪の匂いって嗅ぐよね
・お風呂に入った時、よくやる1人遊び「おっぱい潜水艦」
（ ＾ω＾） …
（⊃⊂）
（＾ω＾；）⊃ ｱｳｱｳ!!
⊂ミ⊃ ）
／ ヽ
皆さん、自重してください。
●「もう1度、あのくんかに逢いたい！」
依頼人が捜し求めていた匂いと、感動の再会を果たすコーナー。
ちょっと顎がしゃくれた鷲崎さんが司会。
竹：数年間タンスに入れっぱなしにしていた本
沼：掃除機の尻から出る空気
浅：体育倉庫の奥に放置されたマット
ぞれぞれ思い出の匂いと再会を果たし…、そして嗅ぐ。
（ ＾ω＾） …
（⊃⊂）
（＾ω＾；）⊃ ｱｳｱｳ!!
⊂ミ⊃ ）
／ ヽ
皆さん、自重してください。
どう頑張っても映像化は無理だと悟った瞬間。
「ずっと嗅いでたーい！」
と3人が口を揃えると
鷲崎さんも含めて4人で「女の子の髪の匂いを一日中嗅いでいたい」を歌いだす。
「くんかくんかくんかくんかくん」
駄目だこいつら…早くなんとかしないと。
■7. A&Gオールスター意識調査2012
コラボコーナーが終了し、ここからは出演者全員でのトークへ。
前説でナレーションをしていた儀武さんも登場。
ある質問に対して、該当する人はスイッチを押すという、テレビでもお馴染みの匿名アンケート。
・ラジオスイッチが入ってムチャをしてしまったことがある
・ドッキリ企画に引っかかった事がある
・人間だから完全にテンションが低い回の放送もある
・作家が持ってきた企画に「？？？」となったことがある
・ラジオは完全に素で喋っている
匿名アンケート故に、誰が該当してるのかわからないため
トークが広げ辛かったんじゃないかな、というのが正直な感想。
普通に挙手制にして良かったと思う。
最後の質問について訊ねられた高垣さん。
高垣さんは「素」がどういうことか分からず、スイッチを押さなかったらしい。
高「悲しいことがあった時、『ラジオだから』とテンションを上げるのは素と言うのかな…と」
豊「この真面目さと謙虚さが、彩陽ちゃんの素です！」
この質問を考えた人も、まさかここまで深く考えてくれるとは思ってなかっただろう。
■8. エンディング
一人ずつ挨拶。
高垣さんが「今年もMOON SIGNALを聞けたし」と言うと
杉田さん、岡本さん、マフィア梶田さんの三人は土下座。
来年も宜しく頼むよ！
ちなみに隣の豊崎さんは笑いながら、ゆるーっとサビの振り付けをしていた。
■所感
前半と後半の温度差が激しく
まさに「カオス」という言葉がピッタリのイベントだった。
前半は高垣さんと佐藤さん、阿澄さんと豊崎さんと
珍しい組み合わせでのトークが聞けて
純粋に声優好きとして楽しめた！
後半はもうひたすら笑いっぱなしで。
この何でもアリ感が声優らしく、またアニラジらしい。
長くパーソナリティを続けている人がほとんどということで
皆、トークが上手いの何の。
そのトークスキル、本当羨ましい！
4時間超と、かなり長めのイベントだったけど全く退屈しなかった。
来年の開催も楽しみです！
その時は是非、スフィアと杉田さんの邂逅を…！
