行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。
※このライブの模様は映像化が予定されています。ネタバレ注意！
■イベント概要
イベント概要は以下の通り。
「〜Sphere’s orbit live tour 2012〜」
4月15日（日）＠名古屋センチュリーホール
4月28日（土）＠横浜アリーナ
4月29日（日）＠横浜アリーナ
5月20日（日）＠Zepp Sendai
5月26日（土）＠グランキューブ大阪
5月27日（日）＠グランキューブ大阪
6月2日（土）＠徳島市立文化センター
6月17日（日）＠静岡市民文化会館・大ホール
7月15日（日）＠Zepp Sapporo
8月11日（土）＠神奈川県民ホール
8月12日（日）＠神奈川県民ホール
8月19日（日）＠福岡国際会議場・メインホール
FINAL SPECIAL STAGE
9月15日（土）＠幕張メッセ・イベントホール
9月16日（日）＠幕張メッセ・イベントホール
4月から約5ヶ月にも渡って続いてきた「〜Sphere’s orbit live tour 2012〜」も、いよいよ最終公演。
描いてきた軌道を完成させる、最後の一筆。
果たして、その結末は。
■セットリスト
開演：16：07／終演：19：25
M1. キミが太陽
M2. Now loading...SKY!!
M3. Planet Freedom
M4. Feathering me, Y/N?
M5. HIGH POWERED
M6. ココロスカイ / 寿美菜子
M7. シロツメクサ / 豊崎愛生
M8. Q&Aリサイタル！ / 戸松遥
M9. Think of Me / 高垣彩陽
音雨高校 新旅行クラブ 幕張編2
スフィア presents ご当地4コマ 幕張編2
M10. REALOVE:REALIFE
M11. 君の空が晴れるまで
M12. Hello, my love
M13. Hazy
M14. Non stop road
M15. 明日への帰り道
バック・トゥ・ザ・スフィア 2012.06.XX Sphere’s orbit live tour 2012 後半戦
M16. クライマックスホイッスル
M17. Neo Eden
M18. Super Noisy Nova
M19. MOON SIGNAL
M20. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E
EN1. GO AHEAD!!
EN2. サヨナラSEE YOU
EN3. LET・ME・DO!!
WEN. Future Stream
■最終公演スタート！
オープニング映像
M1. キミが太陽
M2. Now loading...SKY!!
M3. Planet Freedom
MCスフィア1
M4. Feathering me, Y/N?
M5. HIGH POWERED
MCスフィア2（高垣・戸松・豊崎）
「キミが太陽」で始まった今回のツアー。
イントロのメロディから徐々に盛り上がっていく感覚が好きで
最初の曲だけど、このツアーを象徴する曲だったのかな、と思う。
FSS1日目の流れから、大体のセットリストは読めていた。
当然2曲目は、2曲目の帝王「Now loading...SKY!!」。
2番間奏後の振りがステージ移動で潰されてしまったけど
やっぱり、そんなの関係ねぇ、とイメージ振りコピ。
名古屋公演の時はまさかのセトリ落ちでどうなることかと思ったけど
最終公演に入ってくるあたりは、さすがナウスカ。
「Planet Freedom」も大分聞き馴染んできた。
自然と身体が動くようになってきた。
振りコピ的な意味で。
MCもFINAL仕様。
「泣いても笑っても最後と言う事なので…、皆で笑っていきましょう！」
「終わらないと、思い出になってくれないので」
一言一言が胸に刺さる。
そして「Feathering me, Y/N?」。
神奈川公演2日目では一人イエスノーなんて無茶にもチャレンジしたなぁ…。
この日もギタ郎さんと連番だったので
特に打ち合わせはしてなかったけど、各パートを交互にやる二人イエスノーになった。
神奈川公演2日目で戸惑った、高垣さんパートの出だし、今回は代々木の時と同様、両手だったよ！
イントロの2回目のポーズは、やっぱり力こぶを作るような形で、代々木とは違ってたけど。
5曲目は「HIGH POWERED」。
2日間でツアーの全曲を制覇するという意味で
ここは「Spring is here」に入れ替わるのかと思っていたけど、復活ならず。
8月までありがとう「Spring is here」。ありがとう。
ソロパート前のMC。
「次の日が17日…、って何の日だっけ？」
聞くまでもない。
寿さんの誕生日。
高垣さん、戸松さん、豊崎さんからの「お誕生日〜」を受けて
会場全体が「おめでとう」で一杯となった。
一年前を思い出すなぁ。
代々木の時と同様、サイリウムをろうそくに見立ててのろうそく吹き消し。
改めて、お誕生日おめでとう！
そんな寿さんはソロのトップバッターということでお着替えへ。
残った三人でトーク。
FINAL当日を迎えて、楽屋ではそれぞれ万感の思いでどうしようもなくなっていたので
「皆、一回、無になろう」と
戸松さんが「皆で無になろ〜♪皆で無になろ〜♪」と奇怪なダンスを披露し、笑いを誘っていたそうな。
このダンス、収録出来るのかな…。事務所NGじゃない？
■ソロパート！
M6. ココロスカイ / 寿美菜子
M7. シロツメクサ / 豊崎愛生
M8. Q&Aリサイタル！ / 戸松遥
M9. Think of Me / 高垣彩陽
寿さんは名古屋公演と同様「ココロスカイ」。
「太陽！」のコールも、すっかり浸透したなぁ。
豊崎さんは開口一番「お知らせがあります！」と。
「豊崎愛生、12月にニューシングルを出させて頂きます！」
7thシングルの発売が決定。
ソロの方の活動も順調で、来年またソロコンサートが開催されそうな予感。
さらにさらに、次の戸松さんからも「私もお知らせがあります」と。
声優アニメディアで連載されている「ハルカモード」が12月に書籍化されることに加えて
1月にニューアルバムの発売、それに合わせて2ndライブツアーが開催されることが発表された。
いや、もう、本当に息つく暇もない。
個人的には、それぞれのライブ・コンサートが二周目に入る前に
Music Rainbow 02が行われたらなぁ、と思っていたんだけど…。ま、いっか。
そして新曲「Q&Aリサイタル！」を宇宙初披露。
コールあり、手拍子ありで、非常に盛り上がる曲だった。
チラシの中に含まれていた、初出となる戸松さんの「Q&Aリサイタル！」。
あれ？この方、本当に戸松さんですか？
高垣さんはMCで「初めて来たよ、って人ー？」「何回か来たよ、って人ー？」「全部来たよ、って人ー？」とアンケート。
心置きなく、手を挙げさせてもらった。
全部行けたんだなぁ…。
一体何十人の諭吉さんが消えたんだか…。
でも悔いはない。
■音雨高校 新旅行クラブ 幕張編2
最後の脚本はお馴染み、上野耕一郎さん。
【あらすじ】
＜ 現実世界 ＞
二度目の全国旅行を楽しんだ4人は
ホテルで最後の夜を過ごしていた。
豊「今夜は眠れナイトだよー！」
最後の夜を迎え、眠れない三人。
これまで思い出を振り返る…。
寿「各地で変な夢見て…」
戸「獏が居たら、絶対お腹壊してるよね」
そんなハルカの一番の思い出は…。
戸「金柑日食かな」（2012年5月21日）
豊「4人の話じゃなくて、時事ネタ！？」
絞りきれないくらいの思い出が詰まった旅行。
絶対また行こう、と指切りを交わそうとするも、アヤヒがいない。
どこ行ったんだろうと話しているところへアヤヒが登場。
何故かとても眠たそう。
無理しないように寝るよう促すミナコ。
約束の指切りを済ませ、アヤヒが寝たのを見て
3人も眠りにつくのだった。
＜ 夢世界 ＞
見知らぬ場所で目を覚ましたミナコ、ハルカ、アキ。
高「ようこそ皆さん、夢の国へ」
そう言った人物は、見た目はアヤヒだが何か様子がおかしい。
高「お前達は少しばかり変な夢を見すぎたようだ」
これまで見た13の夢が亡霊となって、マンションに住み着いているらしい。
高「お前達はこれまで見た13個の夢を見続けるのだ！」
3人「いやー！」
「ピー、ピー、ピー」
3人「ん？あれ？」
高「いたずら好きの妖精が邪魔をしたようだ、そのまま座って待っていてほしい」
予期せぬトラブルがあったものの、無事に動き出し
これまでの13個の夢が次々と3人の前に現れる。
さらにそれはエンドレスで続く。
高「終わらないから、思い出にもならないのだー！ワーハッハッハ！」
3人「いやー！！」
ピピピピピピ…。
＜ 現実世界 ＞
「また変な夢見た〜…」
目を覚ますミナコ、ハルカ、アキ。
後味悪いあの夢はなんだったのかと話す3人だったが
アヤヒが目を覚ましていないことに気づく。
もしかして、まだあの夢にとらわれたままなのでは？！
ハルカが救出に向かうべく、再び…寝る！
＜ 夢世界 ＞
高「ただいま夢の方が 大変混み合っております」
高「もう一度お眠り直しになるか、しばらくそのままでお待ちください」
戸「えー！？」
＜ 現実世界 ＞
アヤヒに接続できなかったハルカ。
今度はミナコがやってみることに。
＜ 夢世界 ＞
高「音声ガイダンスに従って、番号を押してください」
寿「えー！？」
意味不明だが、とりあえずガイダンスに従うミナコ。
高「『戸松』の夢は『1』」
高「『豊崎』の夢は『2』」
高「『寿』の夢は『3』」
高「『平井』の夢は『4』。その他の夢は『*』を押してください。」
寿「えー！？彩陽ちゃんの夢がない！」
＜ 現実世界 ＞
よく分からず戻ってきたミナコ。
『*』を押すと良いとアドバイスし、次はハルカが挑戦。
＜ 夢世界 ＞
音声ガイダンスが始まるが、それを遮って『*』を押す。
すると「トゥルルル」とオペレーターに繋がる。
そこにいたのはアヤヒ。
目を覚ますよう説得するが、アヤヒの体は乗っ取られているらしい。
それでもアヤヒの体を取り戻そうとするアキに攻撃を始める。
高「仙台より召喚！『キングオブ仙台』！」
仙台ミサイルに苦戦しているところへ
ミナコ、ハルカが駆けつける。
だが、アヤヒはさらに召喚を続ける。
高「横浜より召喚！『いちばんうしろのエビチリ大魔王』！」
旅行の悪役二大巨頭を前に跪く三人。
だがしかし。ここで立ち止まるわけには行かない。
私達はまだ旅を続けて、夢を見続けたいんだ…！
するとミナコが閃く。
寿「目には目を、歯には歯を、そして夢には夢を！」
寿「召喚！『キングオブ京都』！」
ハルカも続く。
戸「召喚！『沖縄フルーツ大魔王』！」
二人が召喚したのは、まだ4人で行ってない、未来の夢から召喚したもの。
キングオブ仙台とエビチリ大魔王を倒した3人は高らかに宣言する。
豊「これからもいろんな場所でいろんな人に会ってみたいの！」
3人「私達の旅行はまだ始まったばかりなの！」
「わかった」と受け入れたアヤヒは「ただ、夢を食べる身にもなってくれ」と続ける。
アヤヒを乗っ取っていたのは獏だった。
高「お前達、いつか全国制覇してみろ。しかし、ゆっくり、着実にな」
獏は4人の身を案じて、忠告しに来てくれたのだった。
これからも4人で力を合わせて旅を続けると良い、という言葉を残して
獏は旅立っていく。
高「以上、獏からのお知らせでした。高垣はお返ししまーす」
高「はっ、乗り移られた！？獏に！」
無事、アヤヒは体を取り戻し、再会を喜ぶ4人。
戸「今度はどこ行く？海外？シンガポール？」
3人「行くー！」
ピピピピピピ…。
＜ 現実世界 ＞
4人「はー、良い夢だったー！」
はー、良い話だったー！
前回のツアーの寸劇もそうだったけど
各公演プレイバックの破壊力は半端じゃない。
これまでのセオリーを逆手に取った、現実世界と夢世界を行ったり来たりな展開に
ワクワクが止まらなかった。
今までの「また変な夢見た」が最後に「良い夢だった」になっていたのも非常に感動的。
素晴らしい！
今度こそ、パッケージには収録して欲しい！
■ご当地4コマ 幕張編2
スフィア presents ご当地4コマ 幕張編2
寿：「ありがとう Wikipedia」
幕張メッセのWikipediaネタと
これまで4コマで登場してきた「4コマオールスターズ」が登場。
高垣：「み〜んなで 言いたいだけ。」
最後は皆で「軌道」を使ったダジャレ。
今日までの描いてきた軌道の大きさは…おっきぃどー！
戸松：「心をひとつに・・・・」
これまで行ってきた都道府県を47都道府犬で紹介。
「スフィアー」とコール。
豊崎：「ありがとう。」
ここに居る誰一人欠けちゃいけない、皆だから出来るステージを作っていこう。
たくさんたくさん、ありがとう！
■中盤戦！
M10. REALOVE:REALIFE
M11. 君の空が晴れるまで
M12. Hello, my love
M13. Hazy
MCスフィア3
M14. Non stop road
M15. 明日への帰り道
「REALOVE:REALIFE」。最後だけにサイリウムを振る手にも力が入る。
2番サビ後の音に合わせて振る場所では
こんなに強くサイリウムを振ったのは初めてというくらい。
「君の空が晴れるまで」は振りコピも楽しいし
「明日は」「晴天だよ」のコールが実に清清しい。
「Hello, my love」はセンターステージでのメリーゴーランドが綺麗だった。
映像化されるようで、ホッと一安心。
最後のローテーション曲「Hazy」。
「Hazy」→「君の空が晴れるまで」の流れが秀逸だったので、この順番は意外だった。
■バック・トゥ・ザ・スフィア！
バック・トゥ・ザ・スフィア 2012.06.XX Sphere’s orbit live tour 2012 後半戦
TOKUSHIMA 2012.06.01
SHIZUOKA 2012.06.16
SAPPORO 2012.07.14
KANAGAWA 2012.08.11
KANAGAWA 2012.08.12
FUKUOKA 2012.08.18
「TO BE CONTINUED」と続いてきた「バック・トゥ・ザ・スフィア」も
この日「THE END」で終了。
■終盤戦！
M16. クライマックスホイッスル
M17. Neo Eden
M18. Super Noisy Nova
MCスフィア4
M19. MOON SIGNAL
M20. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E
最後の最後。
「Neo Eden」〜「Super Noisy Nova」の繋ぎをライブで体験するのも、これが最後かもしれない。
自然とジャンプも高くなる。
■アンコール！
EN1. GO AHEAD!!
MCスフィア5
EN2. サヨナラSEE YOU
EN3. LET・ME・DO!!
1日目と同様の流れだったが
「GO AHEAD!!」は1日目より、さらに大きい声が聞こえていた。
最後のバンドメンバー紹介。
そして最後のバンド名は、もちろん「オービットバンド」。
最後の「LET・ME・DO!!」では、Athletic Harmonies以来、紙吹雪が舞った。
■ダブルアンコール！
WEN. Future Stream
マイク無しでの挨拶周りが終わり、スフィアは一度ステージを退場するも
即座に「もう一回！」の合唱。
しばらくしてツアーファイナルのツアーTシャツに着替えた4人が再登場。
前回ツアーファイナル以来のダブルアンコール。
歌うのはやっぱりこの曲「Future Stream」。
メインステージ、両サイドステージ、そしてセンターステージと周りながら歌う。
久々に戸松さんの「みんなとスフィアで」が聞けて満足。
こうして無事「〜Sphere’s orbit live tour 2012〜」の軌道は完成を迎えた。
