■イベント概要
イベント概要は以下の通り。
■公演名
あの夏で待ってる感謝祭@小諸
■日時
2012年8月4日(土)開場:12:30/開演:13:30
■会場
小諸市民会館
■出演
戸松遥、島崎信長、石原夏織、荻原秀樹、阿澄佳奈、田村ゆかり、日高里菜、Ray
2012年1月〜3月まで放送していたアニメ「あの夏で待ってる」のイベント。
http://www.ichika-ichika.com/
アニメコンテンツエキスポでステージイベントはあったものの
単独でのイベントは今回が初。
そしてその開催場所は、作品の舞台となっている長野県小諸市。
イベントに行きながら、聖地を巡礼できる、まさに一石二鳥なイベント!
■イベント全体の流れ
開演:13:52/終演:15:56
1. オープニング
2. 語ります、先輩。
3. 撮ってきました、先輩。
4. 先輩、みんなの前で...
5. ライブステージ
6. 参加者からのメッセージ紹介
7. りのんクイズ(プレゼント抽選)
8. エンディング
■1. オープニング
スクリーンに映像が映し出される。
1話アバンと大体同じだが、本編とは対称的にナレーションがイチカになっていた。
スクリーンの周りも、イルミネーションが施され、ステージ全体が星空のようだった。
「ようこそ小諸へ、ようこそあの夏へ」
そのまま本編オープニングが流れ、終わると同時に
戸松さん、島崎さん、石原さん、荻原さん、阿澄さん、田村さん、日高さんが登場。
戸松さんから順番に挨拶。
「とまっちゃん、歓声凄いなぁ」「石原さんも中々」なんて思ってたら
ゆかりんこと、田村さんへの歓声が一際大きかった。
ライブイベントでもないのに、4〜5割がピンクサイリウムを掲げていた。
王国民はライブが主戦場かと思っていたけど、全然そんなことはなかったようだ…。
挨拶も終わったところで、荻原さんが「なぁ、カイ」と唐突にキャラで喋り始める。
哲朗「折角小諸まで来たんだから、カイん家の縁側で話したいよな?」
海人「んなこといわれたって、急に行けるわけないよ。無茶苦茶だよ、お前(棒)」
檸檬「わかったわ。縁側があればいいんでしょう?」
すると突如MIBが現れ、縁側を設置。
相変わらず何でもアリだ。
■2. 語ります、先輩。
キャスト陣がそれぞれ一番好きなシーンを挙げる、アニメイベントの定番コーナー。
●阿澄:美桜が哲朗に想いを伝えるシーン(第7話)
阿澄「ここのシーンは哲朗良かったですね」
何やら含みのある言い方。
どうやら阿澄さんは海人派らしい。
これには他の女性キャストから「えー!?」との声が。
阿澄さん以外の4人は哲朗派だった。
自分も哲朗派です(キリッ
告白の後、髪を切ったことについて
田村「あれは柑菜と同じ髪型にしたの?」
阿澄「違います!」「何かにつけて美桜を女狐にするのやめてください!」
田村さんの中では、美桜=女狐のようだ。
●荻原:哲朗と美桜がベスパに乗って囮になるシーン(第11話)
二人で映画に行こう、と誘うところ。
ここは田村さんも一番好きなシーンとのこと。
●石原:柑菜がイチカに海人への想いを伝えるシーン(第9話)
こんな良い娘(柑菜)をフった海人を
田村「海人、バカだよねー」
とバッサリ。
これに対して、唯一の海人派として阿澄さんがフォロー!
海人の良いところは…。
阿澄「真っ直ぐなところ…。それしか出てきませんでした」
ダメダメじゃん、海人!
すかさず島崎さんが真っ直ぐだったからこそ、イチカに想いが届いたんだ、と力説。
そして最後に一言。
島崎「柑菜ちゃん、ごめんなさい」
田村「そういうところが嫌なんだよ!」
余計だった。
並び順的に、次は島崎さんだったが「僕はとっておきなんで最後に」とパス。
そんなにハードル上げていいんですか!?
●戸松:お祭りに行ったときのイチカ(第8話)
お姉さんのような振る舞いをしていたイチカが見せた無邪気な一面が印象に残っているそうだ。
●日高:柑菜が海人に想いを伝えるシーン(第10話)
やはり告白シーンは大人気。
そんな告白話の流れから
話題は哲朗が告白した後、後ろから抱きついた美桜へ。
その計算高さに驚くキャスト陣。
田村「しょうがないよ、美桜は女狐だもん」
まだ言うか!
懸命に否定する阿澄さんが可愛い。
田村「あたし、美桜好きだよ?」
阿澄「好きだよって言えば、何でも許されると思ってるでしょ!?」
良いボケ(?)とツッコミ。
●島崎:救助ポッドに押し潰されながらも先輩へ想いを伝えるシーン(第12話)
最初「どこのシーンとか決められなくて、全部好きです!」 と答えて、大ブーイングをもらっていた。
まずいよ、海人も島崎さんもどんどん株が下がってるよ!
■3. 撮ってきました、先輩。
事前に小諸を訪れていたという日高さん。
その際の聖地巡礼写真を紹介するコーナー。
風景写真ではなく、日高さんが写っている写真がほとんどで
日高さんのファンは「写真集にして売ってくれ」と思ったに違いない。
原作のシーンを再現するべく、スタッフや日高さんのマネージャーも写っていて
「誰だよ!」とツッコまれていた。
しかし逆に終盤は
「今度はどんな形でスタッフが登場するのか?」
ということに期待が集まっていた。
主に田村さんが。
■4. 先輩、みんなの前で...
いわゆる生アフレコのコーナー。
(1)学校の教室:海人、柑菜、哲朗、美桜で「何かしたいね」と話すシーン(第1話)
(2)海人の家:6人で集まって王様ゲーム(第2話)
(3)学校の教室:海人のお見舞いに行こうと話すシーン(第3話)
(4)三の門:映画の撮影シーン(第5話)
(5)沖縄:海人がイチカにキスしようとしたところを、酔った柑菜に止められるシーン(第7話)
一通り終えたところで、島崎さんが「役をシャッフルしてやってみませんか?」と提案。
(5)のシーンを役シャッフルで生アフレコすることに。
偶然あったくじ引きを引き…、配役は以下の通り。
貴月イチカ | 島崎信長 |
霧島海人 | 荻原秀樹 |
谷川柑菜 | 日高里菜 |
石垣哲朗 | 戸松遥 |
北原美桜 | 田村ゆかり |
山乃檸檬 | 石原夏織 |
その他(自由) | 阿澄佳奈 |
運命は時に非情である。
島崎さんが声を発生する度に笑いが起きる。
「ダ、ダメッ…」に戸松さんも大爆笑。
そんな島崎さんと荻原さんに注目が集まっていたが
哲朗@戸松さんの「ナニヤッテンダァ!」に会場はさらに大爆笑。
哲朗がガタイの良い兄ちゃん風な声になっていた。
(武道館寸劇の「美菜子のアニキ」な声をイメージすると良い)
最後も「ナンナンダヨ、コレハァー!!」で〆。
荻原「一番楽しんでたの、とまっちゃんじゃね?!」
間違いない。
日高さんの柑菜は歓声が挙がるほどマッチしていた。
ここでお口直しということで
ドラマCDに収録される…かもしれないドラマを披露。
題して「来たか?!柑菜ルート?!の巻」。
【あらすじ】
トラックに轢かれそうになったりのんを助けたことによって、記憶喪失になった柑菜。
しかし海人のことは覚えており、さらに海人のことを恋人だと思い込んでいた。デレモード全開。
記憶を元に戻すためにも、柑菜の要望通りにすべきだと言う医者(檸檬)。
お風呂入って、一緒の布団で相撲を取って。
そこにイチカが止めに入って…。
という風な感じ。
■5. ライブステージ
オープニングを歌うRayさんによるライブステージ。
1. 告白
2. sign
アニメコンテンツエキスポのステージと違い、今回はダンサーさんはいなかった。
実は一番緊張していたのは、Rayさんだったのかもしれない。
■6. 参加者からのメッセージ紹介
入場時に記入した参加者からのメッセージカードを紹介するコーナー。
三番目くらいに田村さんがメッセージカードを読む。
田村「明後日8/6は石原夏織さんの誕生日です。来週8/12は阿澄佳奈さんの誕生日です。二人を祝ってあげてください!」
まさかの展開に驚く石原さん、阿澄さん。
阿澄「誰からのメッセージですか!?」
田村「名乗る程の者じゃない」
台本じゃん!
というわけで、バースデーケーキが2つ登場。
「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」を歌うことに。
途中まで軽快に歌っていたが
会場「HAPPY BIRTHDAY DEAR ○×△□〜」
そりゃ打ち合わせなしじゃ合わせられんわ!
カオスな展開になるが、強引に進めて誕生日を祝った。
■7. りのんクイズ(プレゼント抽選)
会場の皆さんにもプレゼントを、ということでプレゼント抽選のコーナー。
「イチカとりのんのなつまちラジオ」で行っていたコーナーに因んで
「なななー!」と話すりのんが何を言ってるかクイズを行い、
正解すると抽選が行われるという仕組み。
…え、クイズ、要りますか…?
りのん@石原さんに課されたお題は以下の通り。
「8月4日 あの夏で待ってる感謝祭@小諸」
「小諸が日本一熱い!」
「三年後、絶対後悔させてやるんだから!」
「うふふ、凄いことするわよ」
「生麦生米生卵」
「ありがとうございました」
無茶すぎる。
ジェスチャーする日高さんを眺めて楽しむコーナーになってた。
「三年後、絶対後悔させてやるんだから!」では、
自身の台詞であることに石原さんが気づいたものの
中々台詞が出てこなくて…。
石原「三年後、こ、こ、こ…」
田村「殺してやる?」
それはAnother!
プレゼントは出演者全員のサイン入りポスター。羨ましい。
■8. エンディング
出演者が一人ずつ挨拶。
最後はイチカの「皆さん、ありがとうございました」に続いて
出演者全員が「ありがとうございました!」と挨拶し、終了。
■所感
作品の舞台である小諸でのイベントということで、夏待ちにどっぷり浸かった一日だった!
キャストが挙げた好きなシーンは、どれも納得できるものばかりで
島崎さんが「全部好きです!」と言いたくなる気持ちも分かる。
とにかく出演者から「夏待ち」愛がビンビン伝わってくるイベントだった!
今日は田村さんと阿澄さんのコンビが全てを持っていったなぁ。
ちょくちょく毒を吐く田村さんに
阿澄さんがツッコミで浄化していく流れが素晴らしかった。