『まおゆう魔王勇者』エピソード0 はじまりに至る物語 勇者編「出立」


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。
公式サイト:http://www.enterbrain.co.jp/pickup/2010/maoyu/

■公演名
『まおゆう魔王勇者』エピソード0 はじまりに至る物語


■日時
2012年2月19日(日)
勇者編「出立」開場:12:30/開演:13:30
魔王編「恋慕」開場:17:30/開演:18:30


■会場
渋谷公会堂


■出演
・昼の部
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、沢城みゆき、福圓美里、広瀬正志、
平川大輔、森川智之、東地宏樹、金光宣明、戸松遥、東山奈央、堀川りょう、他


・夜の部
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、沢城みゆき、福圓美里、伊藤静、
神谷浩史、立花慎之介、チョー、三宅健太、松井恵理子、他

エンターブレインから刊行されている小説「まおゆう魔王勇者」の朗読イベント。
ドラマCDが付属されている特装版もあり
このイベントには、そのドラマCDのキャスト陣が集まっている。
話の内容は「エピソード0」という名の通り、本編の前日譚。

■イベント開演前


渋谷公会堂に来るのは、初スフィアとなった「Colorful Concert」以来。
コンサート名の由来となった「渋谷C.C.Lemonホール」という名称は昨年9月一杯で命名権の期間を満了。
名称は元の「渋谷公会堂」に戻っていた。
ちょっと寂しい。

■イベント内容

イベントは定刻通り、13:30開演。
語り部によるナレーションの後、本編がスタート。


以下、パンフレットより引用。

■いずこともしれぬ空間
(語り部:永井一郎(収録出演))


■魔王城・謁見の間
(魔王:小清水亜美、メイド長:斎藤千和、火竜大公:広瀬正志)


■魔界にある小さな村・酒場
(勇者:福山潤、女騎士:沢城みゆき、女魔法使い:福圓美里、弓兵:銀河万丈(収録出演))


■冬の国・とある村・荒れ果てた畑
(農奴姉:戸松遥、農奴妹:東山奈央)


■魔界にある小さな村・酒場
(勇者:福山潤、女騎士:沢城みゆき、女魔法使い:福圓美里、弓兵:銀河万丈(収録出演))


■冬の国の宮廷・冬の王子の部屋
(冬の王子:平川大輔)


■冬の国の宮廷・謁見の間
(冬の王子:平川大輔、白夜王:東地宏樹、侍従長:金光宣明、冬寂王:森川智之)


〜 休憩 〜


■魔界にある小さな村・酒場
(勇者:福山潤、女騎士:沢城みゆき、女魔法使い:福圓美里)


■十年前、夏、ある領主の館、広間
(勇者:福山潤、老賢者:堀川りょう、裕福な貴族(収録))


■十年前、夏、ある領主の館、武器庫
(勇者:福山潤、貴族の娘・貴族の息子(キャスト記載なし))


■十年前、夏、ある領主の館、廊下
(勇者:福山潤、老賢者:堀川りょう)


■七年前、冬、深い森の広場、木の根もと
(勇者:福山潤、老賢者:堀川りょう)


■魔界にある小さな村・酒場
(勇者:福山潤、女騎士:沢城みゆき、女魔法使い:福圓美里)


■魔界にある小さな村・外・夜
(勇者:福山潤、弓兵:銀河万丈(収録出演))

前半は魔王、勇者、農奴姉、冬の王子と様々な視点で話が進行。
前半の見所は、ちょっと贔屓目かもしれないけど農奴姉を演じた戸松さん。
「妹がいなければ」と考えてしまうことに苦悩する姿や
「私達は生きていてはいけないのですか?」という心の訴えは迫真の演技だった。


休憩時間は、唯一の朗読劇以外の企画
「ドラマCDシリーズ『メイド姉、人間宣言』にガヤで出演しよう!!」
が行われた。
エンターブレインの人と、冬の王子を務めた平川さんがステージに上がり
「冬寂王様〜!!」と「帰れ帰れ〜!!」の二種類の台詞の収録が行われた。


後半は勇者の幼少期の話から魔王討伐を決意するまでを描いている。
福山さんの独壇場。
最後は魔王と勇者が対峙し、
「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
と一巻冒頭の台詞に繋がったところで朗読は終了。


出演者が一列に並び一礼をして終了。
15:00終演。

■所感

これまでにもイベントの一部のコーナーで
生の演技を聞く機会は何度もあったけど
今日のように丸ごと朗読というのは初めての経験。


出演者の緊張感が伝わってきて、すぐに世界に引き込まれた。
ドラマやアニメと違い、声しか情報がない分
声による感情の起伏がダイレクトに心に響いてくる感じがした。
ある程度、原作を予習していくべきたったと、ちょっと後悔。


朗読劇は頻繁にあるイベントではないので
次の機会があったら、また参加したいなぁ。