行ってきた。
「製作発表会」という名前からして、ちょこっとトークして終了？
いやいや、そんなもんじゃなかった。
まさか3時間もやることになるとは！
以下、レポート兼所感。
「夏色キセキ」は4月からMBS・TBS・BS-TBS他にて放送開始予定！
■イベント概要
イベントの概要は以下の通り。
http://www.natsuiro-kiseki.jp/event/
■公演名
「夏色キセキ」製作発表会
■日時
2012年1月29日（日）
開場：16:00／開演：17:00
■会場
日本青年館
■出演
スフィア、水島精二監督
「夏色キセキ」公式サイト
http://www.natsuiro-kiseki.jp/
「主演：スフィア」と銘打って放送されるオリジナルアニメ「夏色キセキ」の製作発表会。
これまでにも4人が全員出演しているアニメ作品は何本もあるが
それはあくまでも個々がそれぞれ声優として参加していただけであって
「スフィア」として参加していたわけではない。
しかし「夏色キセキ」は、第一に主演がスフィアであることを据えた作品。
今までに前例のない、挑戦的な作品。
果たしてどんな作品になるのか、そもそも製作発表会で何をやるのか。
いろんな気持ちを抱えながら、日本青年館へ向かった。
■イベント内容
開演：17:00／終演：20:05
1. オープニング
2. トークコーナー その1
3. 「夏色キセキ」プロモーションビデオ上映
4. トークコーナー その2
5. Webラジオ「Pl@net Sphere」夏色キセキコーナー公開録音
6. ミニライブ
1. LET・ME・DO!!
2. Spring is here
3. キミが太陽
7. ヒット祈願
8. エンディング
■イベント開演前
16:00頃、日本青年館到着。来るのは、去年の「AチャンネルFes！」以来だ。
会場では既に入場が始まっていた。
整理番号毎に1〜300、301〜600、601〜900、901〜の4列に分かれる。
会場の前は広くないので、番号が呼ばれるまで隣の公園で待機。
一部、やたらと奇声を上げている人がいた。
奇声は規制しろ！なんつって。
それにしても外は風が強く、寒い。
程なくして、自分の番号近辺が呼ばれたので入場口へ。
受付は、窓口のスタッフに整理番号が書かれた紙orメールを見せてチケットをもらうという形式。
G列（7列目）、自分にしては割と良い席だった。
同時に「夏色キセキ」のクリアファイルももらった。
中にはスフィアのツアー「〜Sphere's orbit live tour 2012〜」のチラシ。
ロゴが中々カッコイイ。
開演までの間、ツイッターを見ていたら気になる呟きを発見。
https://twitter.com/#!/yoshidahisanori/status/163474141603831808
https://twitter.com/#!/yoshidahisanori/status/163517915226836993
もしかして司会は…！？
そんな期待を持ちつつ、イベントは予定通り17:00に開始。
■オープニング
「TVアニメ『夏色キセキ』製作発表会！」
と聞こえてきた声は、ニッポン放送・吉田尚記アナウンサー。
やはり吉田アナが司会だったか！
これでもうイベントの盛り上がりは確約されたようなもの！
吉田アナによると、今日のイベントは当選倍率10倍以上だったとのこと。
そりゃ無料で応募出来るならそうなるよなぁ。
ちなみにDVD等にはしない予定らしい。残念。
そして出演者の登場。
寿さん、高垣さん、戸松さん、豊崎さん、そして水島精二監督の順で、一人ずつ登場&挨拶。
スフィアとして出演するイベントでの4人の並びは
「戸松、寿、高垣、豊崎」のスフィアポジションであることがほとんどなだけに
今回、五十音順での並びはかなり新鮮。
■トークコーナー その1
早速トークコーナーへ。
トークテーマは「夏色キセキ」の各種イラスト。
1. ディザーイラスト
昨年9月の「Athletic Harmonies」で発表された、最初のイラスト。
発表当時はそれぞれの配役は未定だったとのこと。
このイラストを見た、当時の寿さんの感想は「誰のアイスなんだろう」。
さすが寿さん、目の付けどころがハテナですね。
2. キービジュアル
現在、公式サイトに掲載されているキービジュアル。
「夏色キセキ」の舞台である、静岡県下田市にある風景だそうで。
戸松さんはこのイラストを見て気づいたことを問われ
「スニーカーとローファー！（ドヤ顔）」と各キャラクターの足元に注目。
些細な部分に各キャラクターの個性が表れていることをアピール…したのか
ただ単に見たままのことを言っただけなのか、定かではない。
3. キャラクターイラスト「逢沢 夏海（あいざわ なつみ）」
続いて、各キャラクターのイラスト。まずは寿さん演じる、夏海。
キャラとの共通点を問われ「若干の目のつり具合？」と、またも少しズレた回答。
周りからは「中学の頃の美菜子に似てる！」との声。
夏海はテニス部に所属しているが、寿さん自身は中学時代、放送部に所属。
お昼の放送を録音していたらしい。あれって、録音したものを流すものなんだ？
4. キャラクターイラスト「水越 紗季（みずこし さき）」
二人目は高垣さん演じる「キメキメのポーズ」の紗季。
ツンデレの匂いがプンプンするなぁ。
紗季について語る高垣さん。
高「大人ぶっている…」
水「『大人びた』」
高「大人びた…。ダメ出しが入りました（笑）」
監督から細かい指摘が入る。
確かに「大人ぶっている」のと「大人びている」では、大分印象が違う。
監督のこだわりを感じた。
5. キャラクターイラスト「花木 優香（はなき ゆか）」
三人目は戸松さん演じる、優香。「足、長っ！」
優香との共通点について「テンション高い感じがわかるなぁ」と言うと
すかさず吉田アナから「テンション低いときがあるんですか？」とツッコまれる。
いつもマックスファイアー！！ですよね。
優香は旅館の娘。
「旅館の娘を演じるのは二回目なのですが…」と花咲くいろはネタ。
監督も喰いついてきて
水「あっちは働いてたんでしょ？」
豊「いやー、はるちゃんは…」
吉「気になる方はDVDで」
結名といえば、マッサージチェアに座って「あ゛ー」という姿と声が印象に残ってる。
なんでだろう。
それはともかく「あっちは」という言い方からすると
優香は旅館の娘だけど、働いてはいないのかな？
6. キャラクターイラスト「環 凛子（たまき りんこ）」
最後は豊崎さん演じる、凛子。
凛子との共通点は「笑わないところ」。
その答えに、吉田アナはとても意外そうなリアクションをしていた。
凛子の髪型は豊崎さんと非常に似ているが、
水島監督によると、豊崎さんに似せているのではないとのこと。
配役が豊崎さんに決まったとき、キャラクター原案の左さんから
「（まんますぎるから）変えましょうか？」と言われたが、このままで通したそうだ。
●水島監督談
各キャラクターの紹介が終わったところで
水島監督がキャラクターとスフィアの4人の印象を語る。
基本、真面目に語っているけど、所々にぶっちゃけトークというか、水島節が入る。
ある時、イルミネーションに目を輝かせる戸松さんを見て
水「こういう子って、リアルにいるんだって」
豊「新種発見、みたいな？」
戸「私、新種…？」
その他、高垣さんを「お嬢様。育てられ方がお嬢様。でも、こう見えて自分勝手なところがある」、
豊崎さんを「芯のところでは暗い。」と述べるなど、一歩踏み込んだトークをしていて興味深かった。
別にディスっていたわけではなく、基本はベタ褒めなのでそこは誤解無きよう！
寿さんについては、今回初めてレギュラーで共演するということで
「一番年下なのに一番しっかりしている」と割と一般的なイメージを語っていた。
アニメが終了した後、監督の印象がどう変わっているのか…、楽しみだ。
作品については
「キャラクターと、スフィアも愛してもらえるように小ネタを一杯仕込もうかと」
と言っていたので、ファンならニヤリと出来る点も多そうだ。
■「夏色キセキ」プロモーションビデオ上映
初公開となるプロモーションビデオの上映。
見所について、真っ先に答えようとする高垣さん。
が、ハッと気づく。
高「これが自分勝手っていうことなんですかね？」
寿さんに抱きつき、ガチ凹みする高垣さん。
吉「こんなやり辛くなってるイベントってないよね！」
今後しばらくネタにされちゃいそう。
プロモーションビデオ上映。
ディザーイラストのシーンが含まれていたり、イメージソング「優しさに包まれるように」が流れていたり。
そんなプロモーションビデオは、近日公開予定。
https://twitter.com/#!/natsuiro_kiseki/status/163585600237207552
■トークコーナー その2
再びトークコーナーへ。
今度は作品の舞台である静岡県下田市のロケハン写真を見ながらトーク。
このロケハンには、スフィアも前日入りして参加。
到着が遅かったためホテルの温泉は貸切状態で、戸松さんは泳いでいたらしい。
泳ぎそうー！
さらにホテルで高垣さんの部屋に4人で集まろう、という話になったときに
高垣さんの部屋がわからず、廊下で「あやひー！あやひー！」と叫んでいたとか（フロアは関係者専用だった）。
そして寿さんは、室内に何種類かあったタオルのうち
一番小さいタオルを「温泉で頭に乗せる専用」だと認識したり
温泉の感想を「熱いお湯だなぁ」と述べたり、もう寿ホールが炸裂しまくり。
もうこれそのまま「夏色キセキ」のストーリーにすれば良いんじゃないかな。
1. ローソンの前
ベンチに腰掛ける4人と水島監督。
「夏色キセキ」はローソンとコラボするらしい。
ローソンで食べたいものはある？と聞いて「Lチキ」や「からあげクン」が挙がり
「午前中なのに」「若いなぁ」と感想を持った水島監督。
吉「口元を押さえている…、からあげを食べたのは戸松さんですか？」
戸「…てへぺろ！」
まさか戸松さんから「てへぺろ」が来るとは予想外。
でもまさに「ペロリ」と食べてしまいそう。
寿さんは帰りの新幹線で
「煮込みソースパスタ デミグラスソースハンバーグ」を食べたらしい。
http://www.lawson.co.jp/recommend/static/pastaya/
はい、今度食べます。
2. キービジュアルと同じ場所
キービジュアルと同じ立ち位置で4人が並んで撮影。
3. 商店街のような場所
写真の一部に写っていた「CDクシダ K-disc」に
スフィアが表紙になっているLantisの小冊子がたまたまあって驚いたとのこと。
http://kakaku.com/tv/search/keyword=CD%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%80+K-disc/
この店は、以前テレビでも紹介されたことがあるようだ。
はい、聖地巡礼ポイントに追加。
4. CAFE＆HAMBURGER Ra-Maru
下田ハンバーガーを食べる4人と水島監督。
特にお店の紹介はなかったけど
店内の装飾だろうと思いながらも一応メモしていた「CAFE＆HAMBURGER」で検索したら
まさにその店がヒットして驚いた。
http://r.tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22002328/
はい、聖地巡礼ポイントに追加。
5. 下田海中水族館
はい、聖地巡礼ポイントに追加。
6. お堂
4人が書いた絵馬が飾られている様子。
今もあるそうだが、誰かが持っていかないか、かなり心配。
「2012年1月14日 夏色キセキ たくさんの人にみてもらえますように。。。」
■Webラジオ「Pl@net Sphere」夏色キセキコーナー公開録音
「Pl@net Sphere」内の新コーナー「夏色観光協会！」の公開録音。
「夏色観光ガイド！」と「夏色観光協会PR活動」の2つを収録。
この2つを週替わりでやっていくのかな。
https://twitter.com/#!/natsuiro_kiseki/status/163616095360651264
放送は2月1日（水）配信分から二週を予定。
って、今週！？早すぎ！
そんなわけで内容は配信をお楽しみに。
「夏色観光ガイド！」は真面目な雰囲気になってますが
「夏色観光協会PR活動」は4人共、大火傷をしてます。
あ、コーナー内でOPとEDを収録したCDが4月25日（水）に発売されることが発表されました。
■ミニライブ
既に時刻は19:10。終演時間をオーバーしているが
吉田アナから出た言葉は「サイリウムを準備してきた人は勝ち組です！」。
ライブキター！！
そりゃね、スフィアが揃っていてね、会場が日本青年館でね、
しかもそこがスフィアとして初めてワンマンライブをやった場所であればね、
やらないわけがないですよ！
しっかり準備していきました！
4人の衣装はブログを参照のこと。
☆制作発表会☆｜寿美菜子オフィシャルブログ｢みなころび八起き｣Powered by Ameba
夏色キセキ制作発表会☆｜戸松遥オフィシャルブログ｢ハルカレンダー｣Powered by Ameba
『夏色キセキ制作発表会』｜豊崎愛生オフィシャルブログ「あきまつり」Powered by Ameba
一曲目は「LET・ME・DO!!」。
リスアニ！Vol.8で「最強のパーティー・チューン」と紹介されていたけど
まさにその通りで、現在スフィアのライブで最も盛り上がる曲と言っても良いと思う。
2011年は「LET・ME・DO!!」で終わったが、「LET・ME・DO!!」から2012年がスタートした。
二曲目は春に思いを馳せながらの「Spring is here」。
去年の今頃は「Spring is here」の制作真っ最中で
今日のような風の寒い日に「Crystal Spring Box」についてくる写真集の撮影を行っていたそうだ。
豊「このフォーメーションでピンと来た方はスフィア通です」
そんな三曲目、最後を飾るのはアルバム「Spring is here」から「キミが太陽」。
アルバムが出た当初は
「『Spring is here』はAメロに4人の名前が入ってる！まさにスフィアのための曲だ！」
なんて思っていたけど、真のボス（？）は別にいた。
スフィアの関係性が表れているこの曲は
「Spring Party is HERE!」「Athletic Harmonies」、そして先日の高垣さんの「Memoria×Melodia」と
披露される度に感動を呼んできた。
そんな曲を日本青年館という、思い出の地で歌っていることを考えると非常に感慨深い。
あっという間の三曲だったが
完全に「マックスファイアー！！」だったので、かなり疲れた。
■ヒット祈願
さすがにもう終わりだろうと思っていたのだが
ここで始まったのはヒット祈願。
豊川稲荷の方を招いて、ステージ上で本格的なヒット祈願が行われた。
先程までの盛り上がりとは打って変わって、静まり返る会場。
祈願は10分程行われた。
誰かが声を上げたり、笑ったりするんじゃないかと心配になったが
そんなことはなく、無事終了。
■エンディング
いよいよエンディング。
「夏色キセキ」に関するお知らせが3点。
・「夏色キセキ」フォトブックが3月下旬に発売
・「夏色キセキ」コミカライズ作品がヤングガンガンで連載中。コミックスは6月発売予定
・3月16日（金）発売の「ヤングガンガン No.7」に水島監督とスフィアのコメントを収録したDVDが付属
最後に4人と水島監督からの挨拶した後
「夏色キセキが多くのアニメファンに届きますように」との一本締めで終了。
■所感
衝撃の製作発表会だった！
イベント前は「2時間も何やるの？」と思っていたけど、2時間なんてあっという間だった！
「夏色キセキ」を語りだしたら、話が出てくる出てくる。
まだ一話も放送されてないのに！
主演がスフィアであることを前面に押し出すのってどうなんだろう、と心配していたけど
良い相乗効果が生まれそうな予感がした。
そしてミニライブ。
ツアーまでスフィアのライブはお預けということもあり得ただけに
ここでツアーの前哨戦が出来て良かった！
やっぱりスフィアのライブは楽しい！
「夏色キセキ」の今後どのように展開していくのか。
スフィア絡みだから、いろいろサプライズを用意してるんだろうな、と推測。
現地でのイベントとかやっちゃったり？！
今後も注意深く、見守って行きたいと思います！
