スフィア『Spring Party is HERE!』


行ってきた…!!
以下、内容についてのレポート。


今回のライブは座席ランダム制となっており
当日まで自分の座席が分からない仕様になっていた。
(発券番号の報告からある程度、推測はされていたが)


実際に入ってみると、会場は↓のような感じになっていた。

「Spring PARTY」の順。

開演前

スフィアメンバーを含めたスタッフ一同がメインステージへ。
3月11日に発生した震災への哀悼の意を表し、黙祷が行われる。
また、今回のライブの収益金の一部を「4/17スフィア幕張募金」として寄付すること、
ライブ終了後に4人が募金活動を行うことが発表された。

17:05 開演

スクリーンにCG映像が映し出され、場内には春らしい爽やかなBGMが流れ出す。
次第に上がっていく観客のボルテージ。
そして表示されたのは…!


「皆様 御着席下さい」


ズコー。
だがしかし、スフィアのライブでは想定の範囲内。
むしろ着席を促してくれたことに感謝したい。

朗読劇

「春」と待ち合わせをする4人。
見ず知らずの4人が「春」との待ち合わせ場所で出会い
そして「春」について語り合う。


基本的には真面目に進んでいくが、
脚本は音雨高校旅行クラブ、武道館物販部と同じく上野耕一郎さん。(パンフより)
所々に笑えるネタを仕込んでいる。

豊「春ってどんな顔をしているんでしょうね?」
寿「wikipediaにも書いてなかった」
高「画像検索でも出てこなかった」
戸「よくある質問にもなかった」

なんという現代っ子。


桜の花びらが舞い降り「春」が来たところで劇は終了。

1. Spring is here

寸劇から繋がっていくようにライブパートが幕開け。
まさに「始まりの刻は今」。


各サビの「Spring is here」の部分では「S」を描くような振り付け。
MCで寿さんから「やってみてください」と話はあったので
次のライブではやる人が増えそう。


終了後、高垣さんによる簡単なMC。
「最初からクライマックス級に盛り上がっていきましょう!」

2. クライマックスホイッスル

まさかの2曲目。
前奏を引き伸ばして「スフィ」「ア゙ー!」のコール&レスポンスが行われる。
武道館を思い出すなぁ。

3. Dangerous girls

スフィアワンマンライブ、セットリスト皆勤記録継続!
完全に鉄板曲になっている。
コールするところが多いだけあって、盛り上がりが凄い。

MC1

一人一人の挨拶の後、豊崎さんがソロの準備へ。
残った3人によるMCは、座席ランダム、衣装や牛丼について。

4. 春風 SHUN PU / 豊崎愛生

最初から飛ばしたので
ここで豊崎さんの曲は心身共に癒される。


始まる前のMCがなかったので、武道館同様MCを挟んでソロ2曲か?と思いきや
まさかのMCなしだった。

5. たからもの / 高垣彩陽

「春風 SHUN PU」はMusic Rainbow 01で披露していたが、こちらはライブ初披露。
観客によるコーラスは多少入っていた、と思う。
こちらもMCなし。

ダンスパート

いつもならソロパートが続くところだが
ジャジーな音楽と映像が流れ出し、雰囲気は完全に「Congratulations!!」。
ただの衣装チェンジの繋ぎだと思っていたら
途中からタキシードのジャケットと蝶ネクタイ姿の「いかにも!」な4人が登場し、ダンスを披露。
普段の4人に全然そういう面がないから新鮮。

6. Congratulations!!

スフィアの楽曲の中で、飛びぬけて大人でお洒落な曲になっている。
2番の後の間奏でもダンスを披露。

MC2

「Congratulations!!」の衣装や、幕張メッセの会場について。

7. 風をあつめて

4人がそれぞれトロッコに乗り、会場を移動しながら歌う。
まともに肉眼で見るのは諦めていたので、これは嬉しい!


自分がいたA6ブロックの近くには、戸松さんの乗るトロッコが来た。
しかも目の前でしばらくトロッコが止まっていたので、存分に見ることが出来た。
「どこまでもSplendid Moment」のところでマイクを向けてくれたので、周り一帯がコール。
ここをコールするなんて聞いたことない!



再びトロッコが動き出した時に体勢を崩してしまう姿が可愛いなぁと思いつつも
トロッコから落ちなくて良かった。
最終的にSブロックとスタンディング席の間で停止。

MC3

「遠いなーって思ってたよね?」
「駄菓子菓子!今はここが最前列です!」

8. REALOVE:REALIFE

トロッコを最後列に配置したまま歌唱。
「いちばんうしろ」でやる曲といえばコレだよね!

9. By MY PACE!!

トロッコでメインステージの方へ戻りながら歌う。
周りの客のテンションが上がりすぎて、歓声が凄い。

MC4

寿さんがソロの準備へ。
残った3人で「トロッコ」を使ったダジャレを披露。

高「(4人が使ったトロッコと合わせて)トロッコが10個になるのは、あと6個必要だね!」
戸「このトロッコ、なんかとろっこ(トロっと)してね?」
豊「このトロッコ、とろっこいなぁ」(徳島弁)

10. Shiny+

この曲をライブで初披露したのは、一年前のツアー東京公演(2010/04/18)だった。
もうあれから一年か…。早いなぁ。


サビでのクラップはやっぱり少ない。手を振る人が大多数。
寿さんはマイクを持っているから片手を振っているだけで
本来は頭上でクラップしてるんだ!と、周知を試みる。


大サビ前にクラップを要求するのは、武道館、MR01と変わらず。

11. Girls, Be Ambitious.

こちらも既存曲から強力なカードを切ってきた。
前奏、間奏を引き伸ばしてのパフォーマンスが多かった。


今回のソロパートは
新曲がある豊崎さん、高垣さんは曲を忠実に再現し
既存曲から選んだ寿さん、戸松さんはライブならではのアレンジが凄かった。


曲終了後、戸松遥に関する告知があり、
7/13に新曲が出ること、その曲が「猫神やおよろず」のEDテーマになること。
そしてソロのライブツアーが行われることが発表された。

Spring is here ジャケット&Music Clip撮影 未公開メイキング

今度は本当に衣装チェンジの繋ぎ。

12. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E

4人がセンターステージに登場し、何を歌うかと思えばもうアトモ!
でも終盤だと喉が枯れてしまっていることが多いので
久々に思う存分、コールが出来た。

13. Now loading...SKY!!

この曲に限った話ではないけど
音響の関係からか、メンバーの動きと会場に流れる音声に時間差がある。
その為、曲に合わせて振りを合わせると、4人とタイミングがずれてしまう。
今までこんな感覚なかったんだけどなぁ。

14. かってな成長期

ずっとセンターステージで歌っていたが
寿さんと高垣さんは花道を、戸松さんと豊崎さんはトロッコを使って左右の通路から
それぞれメインステージへと戻る。

MC5

「何と!最後の挨拶って書いてあるんです」
「えー!?」
お約束の「えー」ではなく、心の底から出た「えー!?」
時刻は19:04。確かにちょっと早い気はする。
というか、武道館が長すぎたんだ。

15. キミが太陽

アルバム新曲の中でも特に評判が良いと感じる、スフィアらしさ全開の名曲。
前回のおからじで戸松さんが「俺たちが、太陽だ!」と
どこの刹那だよ!というメッセージを寄せていたけど
実は全く持ってその通りだった。

16. MOON SIGNAL

MUSIC JAPAN効果もあって、振りコピが増えるかと思いきや
全然そんなことはなかった。

■アンコール

17. Hazy

新曲をフルで初披露。
「花咲くいろは」のTVEDではソロパートがなかったが
フルではAパートがソロになっていた。
やっぱりソロパートは必要。4人の個性あってこそのスフィア。

MC6

スフィアからのお知らせ。

・5月11日(水)7th single「Hazy」発売
・「スフィアのオールナイトニッポンR」放送開始
・「エンジェルウォーズ」公開中

既出情報ばっかり。

18. Super Noisy Nova

またトロッコが使用され、戸松さん、豊崎さんを間近で見ることができた。
トロッコの高さと目線の関係で(以下略)

19. 君の空が晴れるまで

ついにアンコール曲にまでなってしまうとは。
感無量。それだけ人気があるということだろう。

MC7

再度、スフィアからのお知らせ。


■武道館ライブのBDで発売決定(8月)
ちゃんと発売してくれて一安心。
DVDは発表されてないが、容量の関係でキツいのかな?


■スフィアの次のライブが決定
9月17日(土)スフィア ライブ 2011「Athletic Harmonies -デンジャラスステージ-」@東京・国立代々木競技場 第一体育館
9月18日(日)スフィア ライブ 2011「Athletic Harmonies -クライマックスステージ-」@東京・国立代々木競技場 第一体育館


それぞれの発表の後「Dangerous girls」「クライマックスホイッスル」が流れる。
それにしても「Dangerous girls」は優遇されすぎだ!
なお、9月17日は寿さんの誕生日。
会場が一つになって「Happy Birthday to You」を歌う姿が見えるぞ!


■日本テレビにて、7月からスフィアの冠番組が放送決定
戸松さんが2011年の目標で散々言ってたから
多分、実現するんだろうとは思っていたけど、まさか日テレとは!
この間の「見えるPl@net sphere」みたいな感じだと良いなぁ。


その後、一人ずつ最後の挨拶。

20. Future Stream

最後はやっぱりこの曲。
この曲の地位は揺るがない。

20:05 終演

約3時間の公演。もっと短いと思ってた。
本当に楽しい時間が過ぎるのは早い。
この後、カオスな募金活動が行われるが、ライブとは別物なので
ここでは割愛。

セットリスト

1. Spring is here
2. クライマックスホイッスル
3. Dangerous girls
4. 春風 SHUN PU
5. たからもの
6. Congratulations!!
7. 風をあつめて
8. REALOVE:REALIFE
9. By MY PACE!!
10. Shiny+
11. Girls, Be Ambitious.
12. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E
13. Now loading...SKY!!
14. かってな成長期
15. キミが太陽
16. MOON SIGNAL
アンコール
17. Hazy
18. Super Noisy Nova
19. 君の空が晴れるまで
20. Future Stream

所感

近くで見たい、という非常にシンプル且つ誰もが持っている要望に対して
トロッコという試みは凄く良かった!
サプライズな発表もいろいろあったけど
トロッコによる移動演出が一番のサプライズになった人も多かっただろう。


セットリスト的には、武道館で歌われなかった曲が
今回も歌われなかったのが意外だった。
「Treasures!!」が日の目を見るのはいつの日か。
今度は2daysなので、今度こそ歌ってくれるだろう!