シンガポール放浪記2012 その2


「Anime Festival Asia 2012」に参加すべく、シンガポールへ旅立った3日間の日記。

■シンガポール到着!英語?話せなくてもヨユーだし!

10日13時。
無事にシンガポールへ到着した3人。
突然の雨にビビりつつも
とりあえずAnime Festival Asia 2012が開催されている
シンガポールエキスポに向かうことに。


…しかしそう簡単には行かなかった。



まずは入出国カードの記入。これだけで15分はかかった。



日本語の記入例がなかったら、入国すら出来ずに旅が終わるところだった。
危ない危ない。
※3人共、英語はサッパリです



続いて記入した入出国カードを持って、入国審査へ。
まずはおりにぃさんが向かう。


審査中…。
すると、途中でおりにぃさんから呼ばれる。
どうやらホテルの名前を聞かれてるらしい。
何故ホテルの名前?と思いつつも、確認のしようがないので答える。


自分「ランドマークヴィレッジホテル」
係員「?」


発音が悪すぎて通じない!!
急いで印刷していたホテルのバウチャーを提出。


…何とか分かってもらえたようだ。(埒が明かないと諦めただけかもしれない)
バウチャーを使いまわす3人の姿は滑稽だったことだろう…。


どうにか入国審査を突破した3人は、荷物の受け取りへ。
ここは日本同様、流れてくる荷物を取るだけなので特に問題はなし。
まだかなー、と待ってると
警官のような服装のおっちゃんがこっちへ向かってくる。
え?なに?何かやらかした?



手には小型ケースを持っていた。



…あ、自分のカメラだ。
いつでも写真が取れるように持ち歩いていたが
入国審査でバタバタした時に忘れてきたらしい。
入国して5分も経たずに忘れ物とは、とんだうっかりさんだよ!


とりあえず自分の物であることを雰囲気で主張すると
おっちゃんはケースの中を見ながら「プラン」を聞いてきた。


プラン…?


必死に考える3人。
便名(フライトプラン)?名前?
答えるもおっちゃんは何度も「プラン」を聞いてくる。


ここでryo.さんがファインプレイ。


「ブランド?」


あ、そういうこと!?
本当に自分の物かどうか、確認しようとしてたのね!
「LUMIX」と答えると、おっちゃんはカメラを返してくれた。

Panasonic デジタルカメラ ルミックス グリーン DMC-FP1-G

Panasonic デジタルカメラ ルミックス グリーン DMC-FP1-G

良かった、カメラとも永遠の別れをするところだったよ…。


無事、ロビーへと出ることが出来た3人はお金の両替へ。
ここはお金を渡すだけだったので、特に問題はなく。
それぞれ2万円ずつ、シンガポールドルへ両替。


シンガポールエキスポへ向かうべく、タクシーを探す。(この時は電車を使うという発想はなかった)
程無く見つかり、タクシーに乗り込む。
ふー、やれやれ。これで一安心。


自分「えーと、シンガポールエキスポ」
運転手「?」


発音が悪すぎて通じない!!
急いで印刷物の中から、会場の名前が書かれている紙を探す。
…と、何故か動き出すタクシー。
え?え?絶対、通じてないんだけど?
どこ連れて行かれるの!?


何とか「Singapore EXPO」と書かれた紙を探し出し、
絶賛移動中の運転手に向かって提示。
完全に余所見運転だが、それどころじゃない。


納得したのか、納得してないのか、よくわからない反応。
これは怖いと思い、GPSを確認。
どうやらシンガポールエキスポに向かっていることが分かって、やっと一段落…。

■シンガポールエキスポ到着!コスプレイヤー多すぎ!


そんなこんなで、やっとこさAFA2012が開催されているシンガポールエキスポへ到着。
人、人、人。そしてレイヤー、レイヤー、レイヤー。
レイヤー多すぎ!至る所に居る。
キャラクターのバリエーションは様々だけど、ここ数年のアニメが多かった。
Fateシリーズ、黒子のバスケ、SAOといった最新のアニメも。
こりゃ凄いな…。



それはさておき、まずはスフィアのグッズを、と入場券を購入。
入場券のみと入場券+ステージイベント参加券付きの二種類あったが
この日のステージイベントにはあまり興味がなかったので入場券のみを購入。


「フェスティバルオンリー」


今度は通じた。良かった。



一目散にSony musicのブースへ。
メニューを見ると、Mのシャツのところだけテープが張ってあったので
Mのシャツ以外は残っているらしい。


受付は現地の人だったので、メニューを指差しながら注文。
…と、そこへ日本語が話せるスタッフの方が。
おぉ…救世主よ!!
注文の後、少々雑談。


受付「東京から来たんですか?」
自分「はい。お姉さんは現地の方ですか?」
受付「いえ、東京です」


日本語が話せる、じゃなくて、普通に日本在住の日本人だった。


受付「このデザイン、どう思いますか?」
自分「カッコ良いですけど、普段着るのはちょっと勇気いりますね」
受付「結構、自信作だったんですけどねー」


ん?自信作?
聞いてみると、今回のグッズ製作に関わっている人だったようだ。
そんな人に対して…なんてことを言ってしまったんだ!


masumi ito🐣 (@yellow0617) | Twitter
その時は気づかなかったけど、おそらくこの方だったんじゃないかなー、と。
「優しさに包まれるように」を作曲していた伊藤真澄さんだと思ってフォローしていたけど
この日、別人であることが分かった。
それがまさかこんなところで繋がるとは…。
もっと話を聞いておけば良かった。




とにかく目的の物はゲットした。


軽くAFAを見て回ったところで、ホテルへ向けて移動することに。
さらばシンガポールエキスポ。しばしの別れ。


ちなみに雨は空港から出るときには止んでいて
以降、帰国までの間、雨に降られることはなかった。
続く!