シンフォギアライブ2012


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。
公式サイト:http://www.symphogear.com/live2012update.html

■公演名
シンフォギアライブ2012


■日時
2012年10月6日(土)開場:17:00/開演:18:00


■会場
Zepp DiverCity(TOKYO)


■出演
悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽、井口裕香、石川英郎

2012年1月から3月まで放送されたアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」。
「歌いながら戦う」ことでアニメファンに衝撃を与えたことからもわかる通り
「歌」が重要な意味合いを持つこの作品。
放送終了から約半年、ついにライブイベントが開催!

■セットリスト

開演:18:06/終演:19:49


1. Synchrogazer / 水樹奈々
2. 撃槍・ガングニール / 立花響(悠木碧)
3. 絶刀・天羽々斬 / 風鳴翼(水樹奈々)
4. 魔弓・イチイバル / 雪音クリス(高垣彩陽)
戦姫絶妙!!ジェスチャークイズ
5. FLIGHT FEATHERS / 風鳴翼(水樹奈々)
6. 恋の桶狭間 / 風鳴翼(水樹奈々)
7. 私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ / 立花響(悠木碧)
8. 陽だまりメモリア / 小日向未来(井口裕香)
9. 繋いだ手だけが紡ぐもの / 雪音クリス(高垣彩陽)
10. Meteor Light / 高垣彩陽
EN1. FIRST LOVE SONG / 立花響(悠木碧)風鳴翼(水樹奈々)雪音クリス(高垣彩陽)

■オープニング 〜 シンフォギア楽曲

オープニング映像が流れた後、水樹さんが煙と登場。
本編同様、オープニングは「Synchrogazer」から。
生で聴くのはACEのイベント以来だったけど
水樹さんも観客も、あの時とは比べ物にならない程、仕上がってた。
Aメロの「please tell me...」とか「fly far away」でコールが入っててビックリしたよ!


曲が終わると、悠木さん、高垣さん、井口さん、石川さんも出てきて
本日の出演者が勢揃い。
石川さんが司会・進行を務め、それぞれ挨拶をしていく。


まずは水樹さん。


石「どう、久々にこの曲歌ってみて?」
水「いや、実はライブでずっと歌ってて…」


ツアーで何回も歌ってた。
石川さんは「東京ドーム以来、誘ってくれへんから」と言い訳。
それにしたって水樹さんの場合、いくらでも歌う機会ありそうだからなぁ。


次は悠木さん。


石「ガッツリ歌ってもらうよ?」
悠「歌うよ!歌わないと、ノイズ倒せないから!」


今日は魔法少女的な舞台挨拶もあって大忙しだったが、こちらもやる気十分。


続いて高垣さん。


石「どう?シンフォギアで歌うの初めてだろ?」
高「いや、あの…」
石「ちょっと待って、エンディングどっかで歌ってた!?」


ツアーで何回も歌ってた。
そりゃ石川さんが驚くのも無理ない。
普通のアーティストならともかく、声優ですから。
なんでツアーなんてやってんだ、と。
聞いた相手が悪かった。


そんなツアーで何度も歌ってた高垣さんだけども
「2012年・高垣的緊張度合い」のワンツーはシンフォギアとのこと(このライブとACEのイベント)。


最後は井口さん。


石「この中ではシンフォギア装者じゃないのに」
井「そうなんですよ!司令とかも関係ないのに、来ちゃった♪みたいな」


シンフォギア装者の三人と、ノイズを除けば地上最強の男と並んで
本日唯一、普通のキャラクター。
しかしながらシンフォギアには欠かせないキャラクターでもある。


一通り挨拶が終わったところで、シンフォギア装者の3人は準備へ。
その間は石川さんと井口さんでトーク。
華やかな女性陣に対して、石川さんは「全身8,000円!」と謎のアピール。
服なんて着れればなんでも良いんすよ!


ライブパート再開。各「シンフォギア」をタイトルに冠した曲が続く。
最初は響の「撃槍・ガングニール」
悠木さん曰く「歌唱のプロフェッショナル」という
水樹さん、高垣さんに届かない部分を、感情の爆発でカバーしてた。
ところどころ叫ぶように歌う、その姿はまさに「絶唱」。


「翼さ〜ん…、響だけじゃ倒せませんでした〜…」
「立花、よくやったな。後は私に任せておけ」


続いて翼の「絶刀・天羽々斬」
さすがにこの曲は初披露なんじゃないか…と思ったら、ツアーの中で歌ってたようで。
もう安定のパフォーマンス。
歌詞に使われてる単語のチョイスが絶妙で、さらにカッコイイ。
http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/se/symphogear/zettou.html
中二病か!っていうね。
中二病でもノイズが倒したい!


「どうやら私だけの力では無理なようだ。雪音、後は頼んだぞ」
「ったりめえだ!見せてやる!これがイチイバルの力だ!」


そしてクリスの「魔弓・イチイバル」
クリスの中の衝動が溢れた、攻撃的な楽曲。
非常に難易度が高いけど、そこはキャラソンの鬼・高垣さん。
完璧に歌いこなしてた。


三曲歌い終えた後、再び石川さんと井口さんがステージへ。
歌い終えた感想を聞いていく。
まずは悠木さんに「大丈夫?もう緊張は。」と振るも、一杯一杯な様子の悠木さん。


「一発目から音を外した自覚があって…」


人前で歌うのは二回目という悠木さん。
前日もお風呂でずっと練習していたらしい。
ミニアルバムを出してたから、何度か歌ってきたのかと思ってたけど
どうやら「AチャンネルFes!」以来だったようだ。
そりゃ緊張もする。


水樹さん、高垣さんはさすがという内容。
でも高垣さんも緊張していたようで。


高「本当に緊張してて、緊張してて…。始まる前、クリス飲んできたんです〜♪」
客「…、フォーーーー!」
井「彩陽」
高「あ、違った〜!胃の『クスリ』だった〜♪」
井「こら!皆が戸惑ってるでしょ!」


シンフォギア好き、水樹さん好きが多い、
言うなればアウェーの状況で、強烈な一発をかましてきた。
まさかダジャレという必殺シュートが飛んでくるとは
高垣さんを知らない人は思いも寄らなかっただろう。
高垣さんは必死にプロデューサーが考えたものだとアピールして責任転嫁していた。

戦姫絶妙!!ジェスチャークイズ

会場のシンフォニックゲインが足りない!ということで
フォニックゲインを高めるための試練に挑戦することに。
その名も「戦姫絶妙!!ジェスチャークイズ」。
悠木さん・井口さん、水樹さん・高垣さんのチームに分かれて
一人が30秒間ジャスチャーした後、もう一人が何を表現していたかを答える。
お題は「四文字熟語」。


●「猪突猛進」(ジェスチャー:悠木、回答:井口、結果:正解)
両手を人差し指だけを出した状態で頭に乗せ
体勢を低くし、井口さんに突撃!
可愛い。


●「満身創痍」(ジェスチャー:高垣、回答:水樹、結果:不正解)
いきなり難易度が急上昇。この無理難題に高垣さんは
攻撃を喰らっても喰らっても、何度でも立ち上がる様を熱演。
観客からは感嘆の声が。
しかし水樹さんには微妙に伝わらず「疲労困憊」と誤答。


高「意味一緒ですよ!意味一緒ですよ!意味一緒ですよ!」
石「そういうゲームじゃないから」


残念。


●「和気藹々」(ジェスチャー:井口、回答:悠木、結果:不正解)
まずは「二人居る」ということを表現し、
手を叩いたり、キャッキャしている様を入れ替わり演じながら表現。
これも中々良いジェスチャー。
しかし、これも悠木さんには伝わらず「共同作業」と誤答。


●「風林火山」(ジェスチャー:水樹、回答:高垣、結果:正解)
四文字熟語の意味を表現したのでは伝わらないと考えたのか、一文字ずつ表現。
これは難しいと思われたが、すぐさま「わかった!わかった!」と高垣さん。
見事、正解。


●「一攫千金」(ジェスチャー:悠木、回答:井口、結果:正解)
親指と人差し指で「お金のマーク」が人差し指だけ指を広げ「1」。
それが沢山。
これまた良いジェスチャー。


●「優柔不断」(ジェスチャー:高垣、回答:水樹、結果:正解)
表現するのは難しいと思われたが、高垣さんが再び熱演。
二つの物の間で「こっちにしようかな、でもこっちもいいな」と揺れ動くシチュエーションを演じきる。


●「右往左往」(ジェスチャー:石川、回答:全員、結果:高垣さん正解)
お互い正解数が互角ということで、石川さんがジェスチャーを担当し
早押し形式のサドンデスへ。
石川さんが左、右と向いた途端、高垣さんが「右往左往!」と発言。


石「今、誰言った!?…正解」
石「もうちょっとやってたかったんだけど…」


そんなわけで水樹さん・高垣さんのチームが勝利。
賞品として「ノイズ印!桐箱高級ブドウ」が贈られた。
一房、一万円するらしい。
どんな味がするのやら…。

■ライブパート再開 〜 アンコール

再びライブパートへ。
トップは水樹さん。「FLIGHT FEATHERS」を歌い終えると
「もう一曲歌ってもいいかな?」と、本編9話で翼が歌った「恋の桶狭間」へ。
生で演歌聴いたのは初めてかも。
圧巻の一言。


悠木さんは「私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ」
いかにも響らしい歌詞。
ちなみにこの曲は天羽奏のキャラソン「君ト云ウ 音奏デ 尽キルマデ」と歌詞違いで同じ曲なので
ノンストップで繋がったり、高山さんと一緒に歌ってくれたりしてくれたら良かったなぁ。


満を持して登場(?)、井口さんが歌うのは「陽だまりメモリア」
サイリウムがあるから歌ってくれるのかな、とは思ってたけども。
井口さんもさすがに慣れてる感じ。


キャラソンパートのラストは高垣さんで「繋いだ手だけが紡ぐもの」
優しい声からの「ぶっ放せッ!」でテンションが上がる上がる。


曲が終わると、高垣さん一人でMC。
終わりの時間であることを告げると、会場からは「えーっ!」という声が。
ある種のお約束だが、今回ばかりはちょっと違った。
まだ19:20、始まってから1時間ちょっとしか経ってないよ!
早っ!


それはおいといて、ライブは最後の曲へ。
「Synchrogazer」で始まったので最後はこの曲、と「Meteor Light」
何度も聞いてきた曲だけど、この日はいつになく感情的だった気がする。
悠木さんに影響されたかな?


アンコール。
スクリーンには「特報」の文字。
TVアニメ第2期の製作が発表され、会場のテンションはマックスに。


ステージ左側から水樹さん、右側から高垣さん、
そして正面から悠木さんが登場し、三人で「FIRST LOVE SONG」を歌う。


水「幾度でも…!」
高「いくらでも…!」
悠「何度でも…!」
高「永遠に」
水「大空に奏で」
3人「歌う!」


順番に歌っていくこの箇所、お気に入り。
一回目と二回目、違うテンポで歌われるのも、別の味わいがあって良い。


曲が終わると同時に、悠木さんは泣き崩れてしまう。
ステージに戻ってきた石川さん、井口さんは慌ててタオルを要求。
井口さんが悠木さんの涙を拭く姿に、響と未来がダブって見えた。


で、最後の挨拶をするかと思いきや。


石「進行が良すぎて、まいちゃってるんです」
石「高垣の時『えーっ』の意味合いが違ってた」


ということで「話しましょうよ」
アンコールにしてトークパートが始まるという珍しい展開に。
アフレコの時の話や第二期に向けての話など。


高垣さんは最初、敵同士という関係から
あえて悠木さん、水樹さんと近くに座らず、端っこに座っていたらしい。
同様に水樹さんも、高山みなみさんの傍に行きたかったけど
「片翼で飛ばなきゃいけないから」と我慢していたとか。
座り位置のような些細なところまで、拘ってるんだなぁ…。


最後の挨拶。
シンフォギアのオーディションに受かってからこのライブまで
ずっと練習を続けていたという悠木さん。
二期が決まったので「また練習しなきゃいけないじゃん!」と嬉しい悲鳴。


今回タイトルに「2012」を冠しているので次回もライブの機会があるに違いない!と
会場全体が未来に目を据えたところで、イベントは終了。

■所感

ちょっとイベント時間は短かったけど
内容はビッシリ詰まっていた。
出演者それぞれが作品中のキャラクターと
上手い具合にシンクロしてて、良い雰囲気だった!
沢城さんや保志さんも居たら尚、良かった。


会場に来てた誰もがツヴァイウィングの登場を期待していたと思うけど
残念ながら今回は実現ならず。
だがしかし二期が決定したということで…次こそは!
その機会を楽しみに待ちたいと思います!