「おとめ妖怪 ざくろ」 宴 〜春、爛漫と〜 第2部


いざ、妖々と…、行ってきた。
以下、レポート兼日記。第1部のレポートはこちら


イベント概要は以下の通り。

日時:2011年1月16日(日)
第1部 開演14:00〜 / 開場13:00〜
第2部 開演18:00〜 / 開場17:00〜


会場:横浜BLITZ


出演(予定):
第1部:中原麻衣、花澤香菜、豊崎愛生、堀江由衣、スフィア ほか
第2部:櫻井孝宏、日野聡、梶裕貴、岡本信彦、スフィア ほか

第2部は男性キャストがメインということで、観客も8割〜9割が女性。
自分の席も前後左右を女性に囲まれ、もうひたすら空気になろうと心に誓った。

18:00 開演

第1部と同様、雨竜寿様と櫛松による注意事項を含めたミニドラマからスタート!
櫛松が「娘達の1回目の公演が素晴らしくて」と言うなど、内容は第2部用に一新。


ミニドラマが終わると、櫻井さん、日野さん、梶さん、岡本さんがキャラの映像と共に登場。
司会の南かおりさんが登場した後、改めて4人から挨拶。
日野さんがラジオでのキャラクター「日劔」を演じたり、
梶さんが「豆蔵」の物真似をしたり、第1部に負けず劣らずの盛り上がり。歓声が凄い。


挨拶が終わり、最初のコーナーへ。

妖人省 調査記録

あるお題について、事前にキャスト・スタッフへアンケートを行った結果を発表し
結果についてトークしようというコーナー。


「異性のキャラクターの中で恋人にするなら誰?」という質問に対して
一位は総角景。さすが西王母桃のパートナー!
その他の意見として、雨竜寿様を挙げたのは豊崎さん。
理由は「一緒にのんびりお茶したい」だそうで、何とも豊崎さんらしい。


続いての質問は「スタッフ・キャストの中でモノマネ上手は誰?」。
これは満場一致で一位は梶さん。
ざくろの現場では物真似が流行っていた模様。特に豆蔵。
岡本さん以外の三人が豆蔵の物真似を披露していたけど、普通に皆上手かった。


「アフレコで印象に残っている人物は?」では、利劔・日劔役の日野さんが一位。
テストの時にアドリブで「こんな利劔は嫌だシリーズ」をやっていた模様。
その他の意見で挙がっていたのが井上喜久子さん。
「監督に挨拶をしたいんですけど、どちらにいらっしゃいますか?」と監督本人に聞いたらしい。
17歳ならそういうこともあるよ、うん。


最後に「お気に入りのシーンは?」ということで、そのシーンを上映しながら振り返る。
梶さん:第3話の提供クレジットのバックでループしてる映像(細かい!)
櫻井さん:第1話の総角が西王母桃に抱きついて「厠についてきてくれないか?」と頼むシーン
アニプレスタッフ:第10話の丸竜が雪洞・鬼灯の物真似をするシーン(当然の如く、梶さんによる実演あり)
星野先生(原作者):第1話の「これなら、怖くないか?」(理由:アニメならではの演出が細かいから)


コーナー終了後、出演者は一度退場。

出張版 ちいさきもの劇場 宴 春、爛漫と

豆蔵、桜、桐によるミニドラマ。第1部と同じ。

春、爛漫と 〜白〜

再びキャスト陣が登場し、生アフレコ。
第1部「春、爛漫と 〜紅〜」の続きで、総角、利劔、丸竜、豆蔵が花見の場所取りをしに行く話。
第1部と同様、ステージ上には8本のマイクが用意され
途中で中原さん、花澤さん、豊崎さん、堀江さんが登場。
「乾杯!」と花見が始まったところで、話は終了。


生アフレコが終わり、改めて女性キャスト陣から一言ずつ挨拶。
女性キャストへの歓声は、思っていたより凄かった。
豊崎さん、堀江さんは観客の女性率の高さに驚いていた模様。
豊崎「女子の声が一杯する!」
堀江「癒されたね〜」
その…あの…いつもすみません。
めでたく8人揃ったところで、次のコーナーへ。

妖人省 新春遊戯大会

半妖チーム、少尉チームに分かれてゲーム対決。(豆蔵役の岡本さんは、大人の事情で少尉チーム)
見事、負けたチームには素敵な罰ゲームが。


対決は「妖人省 絵あわせ」という名の「絵しりとり」。
出されたお題に対して最初の人が絵を描き、それを元にしりとりをしていく。
まずはお互い、描く順番について作戦会議した結果、下記に決定。


半妖チーム:豊崎→堀江→中原→花澤
少尉チーム:櫻井→岡本→日野→梶


最初が重要、ということで半妖チームはトップバッターに豊崎さん(芸大出身)を配置。
櫻井「おい!向こう勝ちにきてるぞ!!」
確かにガチすぎ!


半妖チーム一回目。豊崎さんに出されたお題は「ラムネ」。
堀江:ネコ(吹き出しに「にゃあ」の文字付き)
中原:コマ
花澤:マッチョ
と、見事にパーフェクトで10ポイント。マッチョについてはノーコメント。


少尉チーム一回目。櫻井さんに出されたお題は「ちょろぎ」。
ラムネに比べて難しすぎなイカ?
岡本:木
日野:機関車
梶:写真
櫻井さんの絵を「うずまき」と認識してしまった岡本さんだったが
濁音抜きというローカルルールを持ち出して、必死にアピールしていた。
そのアピールが実り、7ポイントゲット。


半妖チーム二回目。豊崎さんに出されたお題はたこ焼き。簡単すぎる!
堀江:キツネ(吹き出しに「コンコン」とるーるるる♪るーるるる♪の文字付き)
中原:ネコ(堀江さんの絵をオマージュし、「ほっちゃん」の文字付き)
花澤:コンシーラー
二回目も見事正解し、10ポイントゲット。


少尉チームの二回目は観客の声を取り入れ、櫻井さんと岡本さんの順番を入れ替えて挑む。
そして岡本さんに出されたお題は…「イカ娘」。
会場大爆笑。既にざくろも侵略されていたとは…!
豊崎さんが描くイカ娘、見たかった…。


でも岡本さんのイカ娘は割と上手かった。(「しんりゃく〜」の文字付き)
櫻井:メダカ(吹きだしに「ちっちゃい川にいるよ」の文字付き)
日野:すもも(「果物」の文字付き)
梶:もずく(「海のやつ」の文字付き)
最早、絵しりとりじゃない。
日野さんが櫻井さんの絵を「マス」と認識してしまい、しりとり不成立。
岡本さんのイカ娘が評価され12ポイント獲得するも、負け決定。


罰ゲームの内容は「戦場カメラマン風に今年の抱負を披露」。
一人ずつ披露して面白かったけど、やっぱり第1部の「ラブ注入」のインパクトには負けるなぁ。


コーナーが終了し、出演者は退場。
幕間は「純情マスカレイド」「二人静」のTVサイズが流れる。

ライブ

櫻井さんの紹介で、スフィアによるOP「MOON SIGNAL」の披露。
女性客が多いから、座ったままの人が多いかと思いきや
女性客含めて、ほとんどの人が立っていた。
さすがにコールは男性客以外、ほとんどなかったけど。
私はサイリウムも振らず、ガン見しながら空気と一体化していました。


曲終了後、司会と他の出演者もステージに登場し、軽くトーク。
豊崎さんはもちろん、寿さん、戸松さんも本編に登場しているので、それを踏まえてコメント。
第1部とは全く同じではないものの、流れは同じ。


唯一、出演していない高垣さんに対しても、第1部と同じような振り方。
司会「ざくろ大好きだとお聞きしましたが?」
高垣「はい!」
第1部に引き続き熱くなる高垣さん。
「(ざくろの世界が素敵すぎて)どうやったら二次元にいけるんだろう!!」
私も知りたいです。


そして話は高垣さんのざくろのキャラの好みについて。
最初は総角だったけど、第5話の話以降、丸竜良いな、と思うようになったとか。
…ですよねー!
個人的にざくろは丸竜の為にあるような作品だと思う。丸竜、最高!


一言ずつ挨拶して、スフィアは退場。(豊崎さんは着替えて、戻ってくる)

生あふれこ

普通の生アフレコではなく、キャストを入れ替えてアニメ本編のシーンに生アフレコ。


・3話「あか、煌々と」総角と豆蔵が襲われる?シーン

総角景:岡本さん
豆蔵:梶さん

豆蔵の違和感のなさ。


・4話「きょり、怖々と」薄蛍が利劔の傷の手当てをするシーン

薄蛍:中原さん
芳野葛利劔:櫻井さん

西王母桃&総角コンビ。
櫻井さんは真面目に演じているのに、何故か観客席からは小さな笑いが起こる。


・9話「さち、恋々と」総角のことをどう思っているかと西王母桃が追求される

西王母桃:豊崎さん
薄蛍:堀江さん
総角景:梶さん
三扇、三升、三葉杏:櫻井さん、日野さん、岡本さん

今まで割と真面目だった分、一気にふざけてきた!
笑いすぎて腹痛い。
思わず豊崎さんもアドリブで「私は一生懸命やってるのにー!」と叫ぶ程。


・13話「おわり、燦々と」それぞれの別れのシーン
最後は第1部同様、本来のキャストで最終話のシーンの再現。
何事もなく終わるかと思いきや、途中で花澤さんが台詞を言うタイミングを間違えるハプニング発生。
映像なしなら言い直せば済むけど、映像があるとそうもいかない。
「台詞間違えた〜!」と舞台袖へダッシュする花澤さん。


VTRを止めて、もう一度、という流れになったけど
戻ってきた花澤さんは本当に凹んでる様子(泣いてた?)。
一回失敗した後だけに、普段よりプレッシャーが強いと思うが、二度目は無事終了。


思わぬハプニングだったけど
「大丈夫だよ!」「良いリハだった!」
「二回も聞けてラッキーだよ!」
と周りのキャストのフォローが暖かい。本当に良いチームなんだなぁ。


演じ終えたところで、出演者が退場し「初戀は柘榴色」が流れる。

20:20 終演

もう一度、キャスト陣が登場し、一言ずつ挨拶を述べる。
花澤さんはまだ凹んでるようで、若干涙声。
花澤「次があれば、戦場カメラマンでも何でもするんで!」
櫻井「そっち!?」
いつもの花澤さんらしさが見れて、少し安心。


締めはざくろといえば、なあの台詞。
中原「いざ!」
キャスト「妖々と!」
会場「参ります!」

総括

大いに笑わせてもらった、そしてキュンキュンした!
野郎が「キュンキュン」と言っても○○いだけだけど。
生アフレコでのキャスト入れ替えはただアドリブが面白いだけじゃなく、声優の凄さを実感させられる良いコーナーだった。
全体的に面白かったけど、欲を言えばOPを歌ったならEDも!と思ってしまう。
デュエットだと色々大変だろうし、しょうがない面もあるだろうけど。。


二回の公演でメインとなる出演者を女性、男性と分けている点も面白かった。
観客にもそれぞれ目当てがあるのは当然だし、観客の期待に応えやすい形式だと思う。


収録してたみたいなので、後々映像化されるかも?
アニプレックス様ならやってくれるよね!