劇場版Zガンダム 3

感想。ネタバレ。















絵とか。
TV版と新規のシーンが織り交ぜられているのが
この映画の最大の特徴。
序盤はTV版の絵が多く、新規はところどころにあるだけで
断片的な印象を受けたが
中盤から、特に最後のギャプラン〜アッシマーの戦闘に関しては
ほとんど新規だった(だから序盤、TVの絵が多く感じたのかも)。


新規の絵、特に戦闘シーンはかなりの迫力だった。
何がどうだとか、表現できないのがもどかしい。
そんなわけで終盤のギャプラン戦、アッシマー戦の連戦で燃えに燃えて
「終わり良ければ、全て良し」というわけじゃないけど
終わった後は、満足感に満ちていた。



話とか。
TV版14話の「アムロ再び」までを約90分にまとめただけあって
展開はかなり早く、TV版からカットされているところも多い。
(俺はTV版を全部見たわけじゃないけど)
分かりづらい部分も、結構あるかもしれない。
でもまぁ、要所は押さえてたのではないか。
…と思うのは、それなりに原作を知ってるからなのかも。
事前に小説なりTV版なり読んだり見たりしておいた方が良さそうだ。


今見ると、TV版では13話でロベルトが戦死するようだが
一切そのような描写や話はなかった。
ここら辺が、「新訳」でこれ以降に関わってくるのかも。



音響とか。
もしかすると、これが一番良かったかもしれない。
映画館で見たから、というのもあるだろうけど
うるさいくらいのBGMやSEは、戦闘シーンを
より迫力のあるものにしていた。



キャラとか。
新規のキャラデザは、俺はすぐ慣れた。
それでも新規の絵からいきなりTV版に戻ると
あれ?と思うことはあるが。


TV版から変更されたCVについては、ほとんど違和感なかったが
ハヤトが檜山修之さんってのにびっくりした。
今まさにGGG FINAL見てるから、余計に。
個人的に注目していたロザミア(浅川悠さん)は、全然違和感ない。
というか、原作のロザミアは年齢の割(何歳か知らないが)に
おばちゃんっぽい声だったのでこっちの方が良いと感じた。
少なくても、若い世代には受けそうだ。強気な姉さんになってる。
(どのキャラも年齢+10ぐらいに聞こえるけど。カクリコンとか)
これから出番があるのか不明だが
この展開の早さ、雰囲気的にロザミィの登場はなさそうだ。残念。



そんなところです。
簡単にまとめると、注目すべきはやはり新規シーン。
TV版の映像があるから、余計に際立つのではないかなぁ。
総合的に見ても、十分満足できた。