「アンコール」について考える

西川貴教、アンコールの意義説明 前日の公演で言及か/ニュース | MusicVoice
他人事ではないと感じるニュースがあったので、取り上げてみる。


今朝、T.M.Revolutionの西川貴教さんが
ライブでの「アンコール」について、上記のようなツイートを行っていた。


このツイートをするきっかけになったと思われる出来事が、28日に自身が行ったライブ。
そのライブの中で
「観客のアンコールの声が少なかったために、アンコールが中止になりかけた」
ということがあったようだ。


ここで触れたいのは、西川さんが発した「演者側のアンコールに対する考え方」ではなく
西川さんが発するきっかけとなった「観客側のアンコールに対する考え方」。
最近、スフィア関連のライブでも
「『アンコール』をやらない人、多くなってるな…」と感じていた。
ファン歴が長くライブ慣れした人が大部分となっている状況で
「アンコールはあって当たり前」な空気が出来ているんだろうな。


ライブの定番に
「もうすぐ終わりの時間です」→「えー!?」
というやり取りがある。
この時の声は大きく上がるのに
少しでも長く聞いていたい気持ちの表れであるはずのアンコールの声が小さいのは
何か矛盾している。


実際は、演者側としても(スフィア関連では)
アンコールありきで構成を組んでいるんだろうけども
それはそれ、これはこれ。
折角なら、少しでも「アンコール」の気持ちを演者側に届けられるよう
声や音に出して伝える姿勢を忘れないようにしないとなぁ…。