西川貴教、アンコールの意義説明 前日の公演で言及か/ニュース | MusicVoice
他人事ではないと感じるニュースがあったので、取り上げてみる。
常々アンコールに関してお答えしていますが、基本は本編で全て完結しており、チケット代はこの本編に対して頂戴しております。更に求められ、それに応える心と心の呼応がアンコールです。本当に求めて頂ければ、いくらでもお応えします。ですから『もっと』のアピールは、強く大きくお願い致します。
— 西川貴教 (@TMR15) 2015, 6月 28
今朝、T.M.Revolutionの西川貴教さんが
ライブでの「アンコール」について、上記のようなツイートを行っていた。
このツイートをするきっかけになったと思われる出来事が、28日に自身が行ったライブ。
そのライブの中で
「観客のアンコールの声が少なかったために、アンコールが中止になりかけた」
ということがあったようだ。
ここで触れたいのは、西川さんが発した「演者側のアンコールに対する考え方」ではなく
西川さんが発するきっかけとなった「観客側のアンコールに対する考え方」。
最近、スフィア関連のライブでも
「『アンコール』をやらない人、多くなってるな…」と感じていた。
ファン歴が長くライブ慣れした人が大部分となっている状況で
「アンコールはあって当たり前」な空気が出来ているんだろうな。
ライブの定番に
「もうすぐ終わりの時間です」→「えー!?」
というやり取りがある。
この時の声は大きく上がるのに
少しでも長く聞いていたい気持ちの表れであるはずのアンコールの声が小さいのは
何か矛盾している。
実際は、演者側としても(スフィア関連では)
アンコールありきで構成を組んでいるんだろうけども
それはそれ、これはこれ。
折角なら、少しでも「アンコール」の気持ちを演者側に届けられるよう
声や音に出して伝える姿勢を忘れないようにしないとなぁ…。