LAWSON presents 高垣彩陽コンサート「Memoria×MelodiaⅡ」

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行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート…というか、ただの感想です。

イベント概要

イベント概要は以下の通り。
SPSページ:https://sphere.m-rayn.jp/contents/180015

■公演名
LAWSON presents 高垣彩陽コンサート「Memoria×MelodiaⅡ」


■日時
2018年10月07日(日)開場:17:00/開演:18:00


■場所
中野サンプラザホール

■出演
高垣彩陽

高垣さんが久々のソロコンサートを開催!
ツアータイトルは、2011年に開催された1stツアー「Memoria×Melodia」を意識した「Memoria×MelodiaⅡ」!
今回はツアーではなく、単発公演ということで
これまで以上の特別な公演になる…はず!

メディアによる本公演のレポート記事は以下参照。
natalie.mu

セットリスト

開演:18:05/終演:20:41

M1. Ave Maria
M2. Panis Angelicus
M3. Somewhere Out There
M4. ソプラノ
M5. Rebirth-day
M6. Inner Galaxy
M7. All around me
M8. Brand New Smile
M9. Can't Take My Eyes Off Of You
M10. Happiness
M11. Journey to the past~心のままに~
M12. 夢のとなり
M13. Futurism
M14. Meteor Light
M15. 君がいる場所
M16. 糸

EN1. 生きている(ミュージカル(ひめゆり)より)
EN2. 教室モノクローム(「戦姫絶唱シンフォギアG」キャラクターソング)
EN3. たからもの

コンサート本編

開演前。
ステージ上は幕が下りているため、中がどのような状態かは分からない。

18:05頃、会場が暗転し、鐘の音と共に幕が上がる。
上手には弦楽器カルテット4人、下手にはピアノ、
そして中央の階段の上には、高垣さんの姿が。

1曲目「Ave Maria」を階段上で歌い終えた後、
階段を下りて、ステージ中央で2曲目「Panis Angelicus」を歌う。
アルバム「melodia 4」の収録順と同じ立ち上がり。
完全に「コンサート」の雰囲気のため、観客は座ったまま。ペンライト等も無し。

MC1。

「皆さん、こんばんはー!」

通常のライブであれば観客側も「こんばんは」と返すところだが
観客もコンサートの雰囲気を感じていたのか、そういった声は上がらず、拍手で返す。

「本日はLAWSON presents 高垣彩陽コンサート『Memoria×MelodiaⅡ』にご来場頂き、ありがとうございます」

コンサート当日、台風25号の影響が懸念されたが、東京自体は暑いぐらいに晴れ。
「もしかしたら来られなかった人もいるかも」と台風の影響を心配しつつ
対象のアイテムを身につけて特製ロゴステッカーをゲット! / LAWSON presents 高垣彩陽コンサート「Memoria×MelodiaⅡ」 | sphere portal square (スフィアポータルスクエア)
上記企画をした人も、この暑さは想定外だっただろう、と話す。
「そんな中、足を運んでくれてありがとうございます」

「melodia 4」ではいろいろなチャレンジをしたという高垣さん。
そのチャレンジの一つがデュエット。
お相手の松原剛志さんがサプライズ登場か!?と期待させたが
「明日からミュージカル「生きる」が赤坂で始まるため、本日はいらっしゃいません(笑)」
参考:黒澤明 没後20年記念作品『ミュージカル 生きる』公式サイト

ということで、今日だけの特別バージョンで、ということで
3曲目「Somewhere Out There」を1人で歌う。
4曲目は「ソプラノ」も、今日だけのクラシックバージョン。
5曲目の「Rebirth-day」もクラシックバージョン。
1番を歌い終えた後、演奏が止まる。

あれ?メドレーかな?と思ったら
「Try to reach for the sky Heaven knows I can change」とコーラスだけが響き渡る。
すると階段付近の幕が上がり、バンドメンバーが登場、
通常バージョンの「Rebirth-day」が始まる。
観客は困惑しながらも立ち上がり、ペンライトも登場。
一気に「ライブ」の空気へと変わる。
バンドメンバーは3rdツアー「individual」、そして1stツアー「Memoria×Melodia」と同じ構成。

キーボード&バンマス:籠島裕昌
ギター:山本陽介
ベース:山田章典
ドラム:今村舞

6曲目もそのままのスタイルで「Inner Galaxy」を披露。


MC2。

「改めまして『LAWSON presents 高垣彩陽コンサート「Memoria×MelodiaⅡ」』へようこそ!幕が晴れて、これがフルメンバーでございます!」

ステージ上には高垣さんを含め、10人。
その9人は、今回のコンサートで「初めまして」の人はおらず
全員、何かしらの「縁」がある人達。

前回の「Memoria×Melodia」から7年。
その時は、今やすっかりお馴染みの「LAWSON presents」は付いていなかった。
高垣さんは、ココナッツシュガーをコーティングしたチョコが美味しい、とローソンを宣伝。
↓これかな?
ココナッツシュガーチョコレート|ローソン

7年前は、持ち歌が少なくカバーを歌っていたが、今は曲数も大分増えた。
「その時生まれていなかった曲を、このメンバーでお届け出来たら」

そして次の曲を、
アルバムには収録されておらず、コンサートでも日替わりで歌ったぐらいのレアな曲と説明し、コンサート再開。
7曲目は「All around me」
まさか今回、聴けるとは…!
2013年4月27日の「relation of colors」ツアー初日・栃木公演以来、約5年振りの披露。
振りコピ好きとしては、当時振りコピ曲が少なかったため
翌週の大阪公演で歌われず、愕然とした思い出がある…。
代わりに、そのツアーでは「Sound Of Mind」という強力な曲が出てきて、大満足だったんだけども。

振り付けは、特に簡略化されることもなく、これまで通りの振り付けをやっていたと思う。

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下手の席だったので、Bメロの右手の振りが見えなかったのが唯一の心残り…。

アウトロで、高垣さんは下手から退場。
少し長めのアウトロが続く中、終盤でステージ裏側から階段上のステージに高垣さんが登場。

戻ってくるの早っ!特に衣装に変化はないが、なんで一旦捌けたんだろう…?
と思いながら「All around me」が終わった後、
高垣さんがタップダンスを披露!
なるほど、タップシューズに履き替えてたのか!

タップダンスを終え、8曲目「Brand New Smile」へ。
2番サビ後は、バンドのソロ演奏→高垣さんのタップダンス、という形でセッションしていた。
9曲目の「Can't Take My Eyes Off Of You」を歌い終えた後、高垣さんは下手から退場。

高垣さんが衣装チェンジの間、
ステージ上ではバンドメンバーによる「縁」の演奏。
観客は着席。
その後、ピンクのドレスに着替えた高垣さんが登場し「Happiness」を歌う。


MC3。

「あー、終わったー!終わってないけど(笑)」

「何が」とは言わなかったが、タップダンスのことだろう。
ここまでのコンサートを振り返りながらトーク。

「私、夢があってね…まだ32歳・実家暮らしなんですけど…一人暮らしして、一日お休みが出来たら部屋中の時計を隠して過ごしたいな、と」

「All around me」をレコーディングした時、歌う時は、そんなことを思っていたらしい。
そしてタップダンス。

「憧れだったタップダンスに挑戦してみました!」

次のソロコンサートをやる時はやってみたいと思っていたそうだが
ほとんど経験の無かったため、レッスンに通ったそう。
HIGUCHI DANCE STUDIO OFFICIAL WEBSITE
「Higuchi Dance Studio」のnana先生に習ったとのことだが
そのnana先生が「ビリー・エリオット」のカンパニーに入っていたことを知り、大興奮。
「どんな感じだったんですか!?」と詰め寄っていたらしい。
参考:ビリー・エリオット♪ | 高垣彩陽オフィシャルブログ「あやひごろ」Powered by Ameba

高垣さんは、このコンサートの前後、ミュージカル「SMOKE」にも出演。
中々上達せず「なんで私、タップダンスやるって言っちゃったんだろう!」と弱気になる場面もあったそうだが
「一晩置きましょう」との助言を受け、何とか上手くいったそう。

「Happiness」では、コラボグッズの話題。
「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」で共演したメンバーに、コラボグッズの話をして驚かれたそう。
そんな「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」や、2013年に出演した「ZANNA ザナ~a musical fairy tale~」で
演出・訳詞を担当していたのが小林香さん。

小林香さんが「Premio×Melodia」を観に来た際
「日本語の曲、もっと歌えばいいのに」と言われたそうで
その時、高垣さんの中では、小林香さんに詞を書いてもらおうと決めていたそう。

「melodia 4」の「Journey to the past」でそれが実現したが
アメリカと許可をもらいながら進めていて、最終的なOKが出たのは
レコーディングの日の朝だったそう。

コンサートが再開し、11曲目「Journey to the past~心のままに~」
続けて12曲目は「夢のとなり」
クラシックバージョンではなく、通常通り。
そのため、立つかどうか迷う人が多かったが、結局座ったままとなった。


MC4。
早くも終盤ということで「声を出して盛り上がって頂ければ。」
観客も立ち上がる。
その後「Futurism」「Meteor Light」「君がいる場所」を通常バージョンで、続けて披露。


MC5。
いよいよ次が最後の曲ということで、その前に挨拶。
「360° SPECIAL LIVE」や「Premio×Melodia」があったものの
こういったソロのコンサートは3年前のツアー以来、と話す。

ここで「高垣彩陽を初めて見る人?」と恒例のアンケートを取ると
ちらほらと手を上げる人が。
そんな初めましての人に対して
「いつ聞けるのかな?いつ聞けるのかな?」と思っている人もいるのでは、と要らぬ心配をする

というわけで…。

「どうもー!中野の中の人でーす!」
「サンプラザの物販で…『お客様、それ、サンプラです』」
「良いダジャレがあれば、メモにメモりぃや。」

ダジャレ3連発が炸裂。
初めましての人も大満足だったことだろう(適当)

切り替えて、真面目な話へ。
今日、高垣さんがありがたいと思ったのが、バンドメンバーが「縁」を演奏してくれたこと。
バンドメンバーが素敵な演奏をする中、
高垣さんはいそいそと早着替えしていたそう。
笑いが起きたところで、高垣さんのイヤモニに天の声が。

「『良い話をしてください』って……着替えのくだり、要らなかったね(笑)」

最後の曲を何にしようか、というところで
今日の公演はこの曲に集約されているんじゃないか、ということで「糸」を歌う。

歌い終えて退場する高垣さんを拍手で送る。
その後「アンコール」の声は上がらず、ひたすら拍手が続く。


MC6。
しばらくして、高垣さんが登場。
ピーナッツのコラボTシャツを着ている。

CDや舞台、コラボグッズの告知をした後、
ピアノの後藤望友さんを呼び込む。
後藤さんは、何やらやって欲しいことがあるそうで…
「『望友ちゃん、サイコー!』と言って欲しいんだよね(笑)」

今日は、宮崎から後藤さんの両親が観に来ているそうで
そんな両親に娘が頑張っていることを伝えたいそう。

後藤さんをステージ中央へ一人で立たせた後
観客全員で「望友ちゃん、サイコー!」

満足した後藤さんと、高垣さんで一曲。
今年の高垣さんの中で大きな出来事だったミュージカル「ひめゆり」への出演。
そんな「ひめゆり」から「生きている」を歌う。


MC7。
弦楽器カルテットを呼び込む。

1stバイオリン:地行美穂
2ndバイオリン:白澤美佳
ヴィオラ:小室明佳里
チェロ:河内ユイコ

このメンバーで一曲ということで、
声優の特権ともいえるキャラクターソングを歌う、と。
このあたりの話し方は「Memoria×Melodia」を思い出した。

歌ったのは「戦姫絶唱シンフォギアG」から「教室モノクローム」


MC8。
バンドメンバーを呼び込む。
山田さんと今村さんはお揃いの衣装だった。
過去のツアーで偶然お揃いになったことがあったが
今回は意図的にお揃いにしてくれたそう。

そして本当に最後の曲へ。
今日を振り返った時に「良かったな」と思えるように、
たからもののような日々でありますように、と願いを込めて。

最後は「たからもの」

歌い終えた後、マニュピレータの菅原拓さんも含めて全員で挨拶。

「本当に『たからもの』みたいな時間になったなと思います。本当にありがとうございました」