シンフォギアライブ2013


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート…というか、ただの感想です。
※この公演は映像化が予定されています。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。
公式ページ:http://www.symphogear-g.com/special/live/

■公演名
シンフォギアライブ2013


■日時
2013年12月14日(土)開場:16:00/開演:17:00


■会場
幕張メッセイベントホール


■出演
悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽、日笠陽子、南條愛乃、茅野愛衣、井口裕香、杉田智和、石川英郎

2013年7月〜9月に放送されたアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」のライブイベント。
去年、第1期放送後に開催された「シンフォギアライブ2012」に続き、今年も開催。
参考:シンフォギアライブ2012 - もう、そうするしかない

■セットリスト

開演:17:12/終演:20:18


M1. 不死鳥のフランメ / マリア(日笠陽子)×風鳴翼(水樹奈々)


戦姫絶妙ジェスチャークイズG
戦姫閃考ノイズセレクション
戦姫連携シンクロポーカー


M2. Next Destination / 高垣彩陽
M3. Bye-Bye Lullaby / 雪音クリス(高垣彩陽)
M4. 教室モノクローム / 雪音クリス(高垣彩陽)
M5. 烈槍・ガングニール / マリア・カデンツァヴナ・イヴ(日笠陽子)
M6. Dark Oblivion / マリア・カデンツァヴナ・イヴ(日笠陽子)
M7. PRACTICE MODE / 月読調(南條愛乃)
M8. Edge Works of Goddess ZABABA / 月読調(南條愛乃)、暁切歌(茅野愛衣)
M9. ORBITAL BEAT(Ver.ZABABA) / 月読調(南條愛乃)、暁切歌(茅野愛衣)
M10. 手紙 / 暁切歌(茅野愛衣)
M11. 歪鏡・シェンショウジン / 小日向未来(井口裕香)
M12. かばんの隠し事 / 小日向未来(井口裕香)
M13. Rainbow Flower / 立花響(悠木碧)
M14. 正義を信じて、握り締めて / 立花響(悠木碧)
M15. 英雄故事 / 風鳴弦十郎(石川英郎)、立花響(悠木碧)
M16. 恋の桶狭間 / 風鳴翼(水樹奈々)
M17. 月煌ノ剣 / 風鳴翼(水樹奈々)
M18. Vitalization / 水樹奈々
M19. 始まりの歌 / 立花響(悠木碧)、風鳴翼(水樹奈々)、雪音クリス(高垣彩陽)、マリア・カデンツァヴナ・イヴ(日笠陽子)、月読調(南條愛乃)、暁切歌(茅野愛衣)


EN1. 虹色のフリューゲル / 立花響(悠木碧)、風鳴翼(水樹奈々)、雪音クリス(高垣彩陽)、マリア・カデンツァヴナ・イヴ(日笠陽子)、月読調(南條愛乃)、暁切歌(茅野愛衣)

■オープニング〜ゲームコーナー

開演前、調と切歌による注意事項のアナウンス。
二人のキャラソンのフレーズが所々に使われており、笑いを誘っていた。
「今日は切ちゃんが初めて皆さんの前で手紙を歌います!」と締めたので
いきなり「手紙」から!?と思いきや、普通に「不死鳥のフランメ」からスタート。
そりゃそうですよね。
「コ・ド・ウ!」「ナニヲ問ウ!」「絆ッ!」など、コールが非常に熱い。
アニメ作品のライブイベントに行く度に思うけど
ほとんど初披露に近いのに、ここまでコールが揃うのはなんでなんだろうね。


歌い終えると、二人はステージを去り
代わりに石川さん、杉田さんが登場。
それぞれ風鳴弦十郎、ウェル博士の衣装で登場。
杉田さんの再現度が凄い…!


この二人が進行役となり、本日の出演者を呼び込み。
それぞれ本編の台詞と共に挨拶。
悠木さん、南條さん、高垣さん、茅野さん、井口さんと登場したところで


杉田「サプライズゲストが来てます。『おいおい』の準備は出来てますか!?」


完全に名前を言っているようなもんだ!
というわけで、ナスターシャ教授役の井上喜久子さんがサプライズゲストとして登場。


井上「井上喜久子、17歳です♪」
観客「おいおい!」


お約束のやりとり。
意外と周りでついてこれてない人が多くて驚いた。
世代交代か…。


全員出揃ったところで、ライブスタート!!!


石川「ライブの前にこの10人でゲームをやりたいと思います」


じゃなかった。ゲームコーナーかよ!
まさか幕張でもやるとは思わなかった…。


2チームに分かれての対抗戦。
チーム分けは勿論、所属に従い
悠木さん、水樹さん、高垣さん、井口さんが、特異災害対策機動部二課チーム、略して「二課チーム」。
日笠さん、南條さん、茅野さん、井上さんが、「F.I.S.チーム」。


日笠「みんな17歳でーす♪」
井上「みんな、事務所大丈夫?」
井口「日笠は28歳です。」


戦わなきゃ、現実と。
なお、最終的にポイントが高かったチームに豪華賞品が送られる。


●戦姫絶妙ジェスチャークイズG
「シンフォギアライブ2012」でも行ったジェスチャークイズが帰ってきた!
チームからジェスチャーをする人と回答する人が選出され
30秒以内に正解出来れば50ポイント…じゃなくて50G。
逆に30秒以内に正解出来ないと、回答権が相手チームに移り
そこで正解すると100Gを獲得出来る。


お題は本編中のシーン。


★ジェスチャー:悠木、回答:高垣

第9話「さて、気分転換に体でも動かすか」


悠木さんのパンチやランニングのジェスチャーに
高垣さんもすぐに分かり「おっさん達と一緒に修行したシーン!」と回答し、正解。


★ジェスチャー:茅野、回答:南條

第7話「切歌(調)がバリアを出す」
一応補足しておくと
一見切歌がバリアを出したように見えるこのシーン。
切歌も自分でバリアを出したと思って、自分が「フィーネの器」だと思うわけだが
実はバリアを出していたのは、本当の「フィーネの器」である調だった、と。


そこそこ難しいと場面だと思うが
「調」「倒れる」「切歌」「バリアを出す」と
細かい単位に分割してジェスチャーする茅野さんの上手さが光り、あっさり正解。


★ジェスチャー:井口、回答:水樹

第13話「未来がソロモンの杖をぶん投げる」
冷静にここだけ見ると、物凄いシーンだな。
イチローさんも真っ青。


井口さんは忠実にこのシーンを再現していて
水樹さんも第13話のぶん投げるシーンを思い浮かべていたが
「ソロモンの杖」という単語が出てこなかったため、正解ならず。
回答権を得たF.I.S.チームは見事、正解。


★ジェスチャー:日笠、回答:井上

第8話「マリアがマムを担いでスカイタワーを脱出する」


人を担ぐ、というよりは、何かを引っこ抜いて持ち去るようなジェスチャー。
井上さんには伝わらず、不正解。
回答権を得た二課チームも正解出来ず。
問題になるほど「担ぐ」ということ自体は重要ではないので
皆、思い浮かばなかったんだろうね…。


●戦姫閃考ノイズセレクション
自分が思う新しいスタイルのノイズを描く、お絵かきコーナー。
まずは全員で描き、それぞれチーム毎に代表のノイズを選ぶ。
そしてどちらのノイズがより良いか、観客の拍手で決める。
勝利チームには100Gが与えられる。


まずはF.I.S.チームの回答をオープン。
それぞれのノイズが発する台詞が
「お・も・て・な・G」「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「ばいがえしだ」と
2013年の流行語が勢揃い。
日笠さんはふ○っしー風ノイズ。必殺技は「シンフォギアGるプシャー!」。
井上さんはバナナノイズ。「風」ではなく、バナナ。
全体的に酷い。


それに対して、二課チームは
悠木さんが「奏さんがノイズになって出てきたら面白いかな」と、「ガングニール初代ノイズ」、
高垣さんがハエのように「プーン」と音を出す小型ノイズを提案。
さすが絵心のある二人は違う。
井口さんはノイズではなく、Gを書いていた。ある意味、最強の敵。
そして水樹さんは…武士。
高垣さんから「センパイ、ノイズですよね!?」とツッコまれていたが、
ノイズ要素は微塵も感じられない、武士。何故か笑顔だし。


それぞれ代表となるノイズを決める。
F.I.S.チームは、井上さんのバナナ。
二課チームは、水樹さんの武士が選出された。


観客の判定により、二課チームが勝利!


●戦姫連携シンクロポーカー
質問に対して、チーム全員で一斉に答え
揃った人数に応じてポイントが与えられる。
2人揃うと40G、3人揃うと70G、4人揃うと100G。
皆バラバラだと、逆に相手チームに80Gが入ってしまう。


★二課チーム・「声をあてたキャラと一番似ているキャストは?」
井口「杉田さん」
高垣「あおちゃん」
水樹「あおちゃん」
悠木「杉田さん」


★F.I.S.チーム・「キャラの中で一番友達になりたいのは?」
日笠「響」
南條「響」
茅野「響」
井上「翼」


★二課チーム・「翼さんがクリスに直して欲しいと思っていることと言えば?」
井口「素直になって欲しい」
高垣「食べ方」
水樹「名前で呼んで欲しい」
悠木「胸」


水樹「(#^ω^)ピキピキ」


★F.I.S.チーム・「ナスターシャのマイブームと言えば?」
日笠「車椅子を磨く」
南條「吐血」
茅野「読書」
井上「どんぐり拾い」


以上でゲームは全て終了。
結果は…。
F.I.S.チームが300G、二課チームが310Gで、二課チームの勝利!
勝利チームには、本編の「温かいものどうぞ」という台詞に因んで高級鍋セット。
ちなみにこの台詞、脚本の金子彰史さんのお決まりの台詞らしく
ワイルドアームズシリーズでも使われていたらしい。
ワイルドアームズは大体やってたけど、覚えてなかった…。


ステージ上にも鍋が登場し
早速「あーん」と食べさせあいっこをしていた。
微笑ましい光景である。


石川さんと杉田さんだけど。


ゲームコーナーが終了し、石川さん、杉田さん、井上さんを残し
他はライブの準備へ。
残されたメンバーで場繋ぎトーク。
アフレコ時のお話など。


なお、井上喜久子さんと高山みなみさんは、本当の年が一緒とのこと。
マジで!?


石川「みなみさんも17歳なんですね!」
井上「みなみちゃんはそんなおかしな人じゃない!」


えっ。

■ライブパート!

いよいよ待望のライブパートへ。
イントロを聞いて、会場が赤に染まっていく。
ライブパートの幕開けは「Next Destination」から。
さすがに周りで振りコピをしている人はいなかった。
いや、披露回数が少なすぎて、スフィアのライブでもそこまでいないと思うけど。


続けて、キャラソンの「Bye-Bye Lullaby」へ。
まさか「One, Two, Three」でコールが入るとは思わなかった!
サビの「Go to hell!!」も少しずつコールをする人が増えていき
大サビでは完全にコールポイントになっていた。
まさかこんなにコールすることになる曲だったとは…。


MCを挟んで、カップリングの「教室モノクローム」も披露。
カップリングもやるんだ!?
ゲームコーナーを挟んだのは、ソロ一曲ずつだとすぐ終わってしまうから
そのための時間稼ぎかと思ってたよ!
これは嬉しい誤算。


高垣さんの後を受け、続いては日笠さんによる「烈槍・ガングニール」
特にコールはなかったが
芸人とは思えないカッコ良さに応えるように
ただ力強くサイリウムを振るのみ。


「Dark Oblivion」は全編英語の歌詞。
この曲があるから、ライブ全体としてカップリングはない方向になるのかと思っていたけど
まさかやってくれるとは…。
歌詞で括弧書きになっている箇所も多いけど
さすがにコールは入っていなかった。


南條さんは、カップリングの「PRACTICE MODE」から披露。
frip sideを始め、多くの場数を踏んでいるだけあって
パフォーマンスは安定している。
個人的に、今回のキャラソンシリーズで一番好きな曲はメイン・カップリング共に調だったので
「Caution×2」が聞けて良かった…!


曲が終わると、ステージ中央から茅野さんが登場し
南條さんと二人で「Edge Works of Goddess ZABABA」を歌唱。
マジか!!


この曲は調のキャラソン「鏖鋸・シュルシャガナ」と切歌のキャラソン「獄鎌・イガリマ」を合わせた曲。
二人の纏うシンフォギア、シュルシャガナとイガリマは共に
「戦女神ザババが振るったとされる二刃の一つから造られている」という設定から
一部の歌詞が共通していたり、合わせることで掛け合いのようになったり、と
対になるように作られている。
本編では11話、12話で流れているが、まだ音源化はされていない(2014年3月5日発売のBD&DVD第6巻の特典CDに収録)。
まさか歌ってくれるとはなぁ…。
「切り刻んであげましょう」「伐り刻んであげましょう」に鳥肌。
第1期でも響のキャラソン「私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ」と
奏のキャラソン「君ト云ウ 音奏デ 尽キルマデ」が歌詞違いになっていたけど
キャラソンもキャラクターの一部ということを実感出来る、面白い仕掛けだと思う。


茅野さんは、こういったライブイベントで歌うのは初めてとのこと。
とても信じられない程の安定っぷり。


続けて「チャンピオンに」「挑戦デェース」
本編を再現して「ORBITAL BEAT(Ver.ZABABA)」へ。
熱すぎでしょ、この流れ!!
茅野さんの低音ボイスが普段のギャップと相まって、超カッコ良い。


南條さんはステージを下がり、茅野さんのソロで「手紙」
この曲も、サビが「手紙」になっているという仕掛けがあって面白い。
歌詞もまさに切歌で。上松さんパネェ。
手紙 暁切歌(茅野愛衣) - 歌詞タイム


本編では流れていない、未来の変身シーンが流れた後
井口さんによる「歪鏡・シェンショウジン」「かばんの隠し事」
井口さんもさすがの安定感。
それしてもこの二曲、曲の方向性、曲調は全然違うのに
どちらも響への気持ちしか歌っていない。
どんだけ響好きなんだよ!


そんな未来に次いで、響・悠木さんの出番。
「Rainbow Flower」「正義を信じて、握り締めて」を続けて歌う。
どちらもコールする部分が多く、大盛り上がり。
高音がキツそうだったけど、形振り構わない気迫があった。
絶唱、というか、絶叫というか。
その姿に引っ張られるように、観客のテンションも上がっていく。
技術があるに越したことはないけど
やっぱり重要なのは気持ちだなぁ、と。


歌った後のMCで若干泣きかけたけど、グッと堪えていた。
そこに道着に着替えた石川さんが登場。
この二人が揃ったと言うことは…?


悠木さんにも道着を着せ
後ろに回って帯を結んであげる石川さん。


悠木「羨ましいだろう〜?」
石川「どっちがだ?」


う、う、うら、うらまやしくなんか、ないもん!


二人で「英雄故事」
事前にMCでレクチャーがあり
「名字!(メンチ)」「漢子!(ホンチ)」がコールポイントに。
曲の終わりに「響くん!」「師匠ー!」をしつこいくらいに繰り返した後
「帰るぞ」と二人揃って退場。


ソロのトリはやっぱりこの人、水樹さん。
「恋の桶狭間」「月煌ノ剣」を続けて。
もはや別格。
オープニングの「Vitalization」を歌い、ソロパートは終了。
シンフォギア装者6人が揃い、最終話で流れた「始まりの歌(バベル)」を歌う。
本編で聞いた時はそこまで注意深く見てなかったので分からなかったけど
1番は響・翼・クリス、2番はマリア・調・切歌と、完全にパートが分かれてるんだね。
これまた面白い。


歌い終えると、一度キャスト陣は退場し、すぐさまアンコールへ。


すると、スクリーンには「特報」の文字。
お?この流れは去年もあったような…?
というわけで…「戦姫絶唱シンフォギア」第3期決定!
第2期はともかく、まさか第3期まで続くシリーズになるとは…。


この日一番の歓声に包まれる会場へ、再び6人が登場。
これまた最終話で流れた「虹色のフリューゲル」へ。
前回のライブでは、残念ながら「逆光のフリューゲル」はなかったので
待ち望んでいた人も多かっただろう。
まさに溜まった想いを「解き放て!」という感じに。


最後は全員が再登場して、挨拶。
さらっと、今回のライブが映像化することも発表された。
締めは第1話の先行上映会でもやったアレ。


悠木「シンフォギア〜〜〜〜!」
観客「G!!!!」


このくだり、生きてたんだね。
さすがに両手で「G」の文字を作ることまでは要求されなかった。


いやー、ここまで盛り上がるとは思わなかった。
前回はちょっとボリュームが少ないなぁ、と感じるところがあったけど
今回はゲームもライブもたっぷり増えていて、大満足。
アニメの第3期にも期待すると共に、ライブもまた是非!
次回は「鏖鋸・シュルシャガナ」と「獄鎌・イガリマ」をソロで…!