「高垣彩陽 3rdコンサートツアー2016 “individual”」(神奈川公演)


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート…というか、ただの感想です。
※ツアー公演内容、セットリストのネタバレ注意!

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。

■公演名
高垣彩陽 3rdコンサートツアー2016 “individual”


■日時・場所
2016年04月16日(土)開場:17:00/開演:18:00@相模女子大グリーンホール
2016年04月30日(土)開場:16:30/開演:17:30@Zepp Namba
2016年05月01日(日)開場:17:00/開演:18:00@日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2016年05月08日(日)開場:17:00/開演:18:00@中野サンプラザ
2016年05月15日(日)開場:16:30/開演:17:30@砺波市文化会館


■出演
高垣彩陽

昨年11月に発売した2ndアルバム「individual」を引っさげ
約3年振りとなる3rdコンサートツアーが開催!
初日は神奈川!

■セットリスト

開演:18:05/終演:20:18


M1. Walking On Sunshine
M2. 君がいる場所
M3. 3 leaf clover
M4. Secret of my love
M5. Inner Galaxy
M6. それでも夢が続くなら
M7. アヴェ・マリア
M8. Dream a Dream
M9. 風になる
M10. 記憶の湖
M11. 愛の陽
M12. Rebirth-day
M13. Next Destination
M14. Brand New Smile
M15. 夢のとなり
M16. Will


EN1. 縁
EN2. わたしだけの空
EN3. 私の時計

■コンサート序盤

< 序盤の流れ >
M1. Walking On Sunshine
M2. 君がいる場所
M3. 3 leaf clover


MC1


M4. Secret of my love
M5. Inner Galaxy
M6. それでも夢が続くなら


MC2

開演時間になり、暗転したままのステージへバンドメンバーがスタンバイ。
ステージが徐々にライトアップされていく。
中央の階段の上には、神殿のような建物があり、正面はカーテンで覆われていた。


高垣さんが登場し、1曲目「Walking On Sunshine」
静かに曲に入ったこともあり、ファンは座ったまま
高垣さんが歌う姿をカーテン越しに見ていた。


2曲目になると、カーテンが落とされ、挨拶と共に「君がいる場所」へ。
最新のリード曲から、一気にデビュー曲へと遡る。
ファン側は、最初立つか立たないか迷う空気があったけど
最終的にほぼスタンディングの状態になった。
高垣さんや豊崎さんのコンサートでは「立つ?立たない?」の空気の読み合いがお馴染みになっているところがあるけど
今回はここ以外はそこまで迷わなかったかなぁ。
立ったまま落ち着いた曲に入って「座って聞くのもいいかな」と思うことは何度かあったけど。


3曲目はアルバムの3曲目と同様「3 leaf clover」
ファン側は手拍子。
ちらほらとペンライトの色を緑に変える人も。


「皆さん、改めまして、こんばんはー。『高垣彩陽 3rdコンサートツアー2016 “individual”』へようこそ!」


3曲歌い終え、MC1へ。
前回の「relation of colors」から3年振りのツアーということで
「この景色を見れてオープニングからうるっとなったんですけど、お越し頂きありがとうございます」


会場は「相模女子大グリーンホール」。
ここでは前日(15日)に、NHK横浜放送局開局90年記念「歌謡チャリティーコンサート」が行われていた。
その公演には「とある水樹奈々さん(笑)」も出演しており
水樹さんから「前乗りしといたよ。先にステージ立っといたよ、頑張って!」と連絡があったそうな。
水樹さんのパワーをもらいつつ、コンサート再開。


4曲目はアルバム新曲「Secret of my love」
サビの「Secret of my love」には振り付けあり。
その他にも動きが決まっている箇所はいくつかありそうだけど
振り付けと言うにはちょっと違和感を感じるような、自然な動きだった。
〆の人差し指を口元に添えた「内緒」のジェスチャーがたまらない。


5曲目もアルバム新曲から「Inner Galaxy」
こちらも振り付けと呼べるものは少なかったが
間奏では身体を上下に揺らすなど、縦ノリな曲…なのかな。


6曲目は「それでも夢が続くなら」
こちらは7thシングル「風になる」のカップリング曲で、アルバムには収録されていない。


MC2。
ここで6曲目の「それでも夢が続くなら」が会場限定曲であったことが明かされる。
この曲はPSP「十三支演義 偃月三国伝2」のエンディングテーマであるため
「ゲームのエンディングとして聴いて欲しい」という想いから
あえてアルバムには入れなかったそうだ。


恒例のアンケート企画。
「初めて高垣彩陽を見る人?」の質問には、ゼロではなかったものの極少数だった。
アーティストとして5年、声優として10年として活動していれば、そりゃねぇ…。
でも「ソロのコンサートへの参加が初めての人?」の質問には、体感1〜2割ぐらい手が挙がっていた。
スフィアフェスの効果もあったんだろうか?
「初めてじゃない人」に対しては「いつもありがとうございまーす↑」


「アルバムの曲も勿論歌うんですが、いろいろ歌っていきたいと思います。この後も楽しんでください。」


そう話して、高垣さんは一旦退場した。

■コンサート中盤

< 中盤の流れ >
バンド演奏


M7. アヴェ・マリア
M8. Dream a Dream
M9. 風になる


MC3


M10. 記憶の湖
M11. 愛の陽
M12. Rebirth-day
M13. Next Destination

今回のバンド構成は、前回「relation of colors」と同じく
ギター・ベース・ドラム・キーボード・ヴァイオリン。
メンバーは以下の通り。全員1stコンサートツアー「Memoria×Melodia」出演者となった。

キーボード&バンマス:籠島裕昌
ギター:山本陽介
ベース:山田章典
ドラム:今村舞
ヴァイオリン:地行美穂

そんなバンドメンバーの中から、ヴァイオリンの地行さんがステージ中央へ。
ソロで演奏する。何の曲かは分からなかった…。
その後、キーボードの籠島さん、コントラバスを演奏する山田さん、そして地行さんの3人による演奏。
曲はパッヘルベルの「カノン」と高垣さんの「Sound Of Mind」。
あぁ…これで今回「Sound Of Mind」が歌われることはないんだろうな…。


演奏が終わると、ドレス風の衣装になった高垣さんが再登場。
ステージの後ろには蝋燭の光。(映像?本物?)
歌い始めたのは、聞き慣れない曲だが、すぐに歌詞から「アヴェ・マリア」であることが分かった。
上手の上部から照らし出された光に向かって歌う高垣さんの姿は、まるで劇の1シーンのようだった。


続いてもカバー曲「Dream a Dream」
こちらは2ndカバーミニアルバム「melodia 2」に収録された楽曲で
人前での披露は「melodia 2」のリリイベ以来、2度目。


9曲目は「風になる」
序盤を抜けるとテンポアップするので、スフィアのツアーで歌った時はスタンディングになることもあった(と思う)けど
今回は流れ的に座りの雰囲気なので、立つ人はいなかった。
ステージ上には、風が吹いていた。


MC3。
「アヴェ・マリア」は、初めて披露した曲で、今回のツアーのために用意した曲らしい。
あれ?前にも「アヴェ・マリア」歌ってなかったっけ…?と思って調べてみたところ…
2010年に「スフィアと過ごす、1日遅れのプレミアムクリスマスパーティー」で歌った「アヴェ・マリア」はシューベルト作曲で
今回はカッチーニ(正確には違うみたいだけど…)作曲。
クリスマスパーティー!|高垣彩陽オフィシャルブログ「あやひごろ」Powered by Ameba


次はアルバム曲から、ということで
アルバムを作る前から歌いたいと考えていた「記憶」をテーマにした曲「記憶の湖」
…いろいろ考えて泣きそうになる…。


そんな空気から一転「愛の陽」へ。
ファン側もスタンディングになる。
この曲は、通常公演のラストかと予想してたんだけど、ここで来たか!


曲が終わると、ドレスを脱ぎ「Rebirth-day」へ。
「行くよ!」と「コンサート」から「ライブ」モードになる。
比較的、新しい曲だけど「シンフォギアライブ」「スフィアフェス」と
目にする機会が多かったので、サビの振りコピはバッチリ!


シンフォギア繋がりで「Next Destination」へ。
2番サビ後の間奏が引き伸ばされ、
高垣さんの振り付け→各バンドのソロプレイを繰り返すというアレンジがされていた。
アウトロの最中に高垣さんは退場し、ギターの山本さんを中心とした演奏が続いた。

■コンサート終盤

< 終盤の流れ >
M14. Brand New Smile
M15. 夢のとなり


MC4


M16. Will


MC5


EN1. 縁


MC6


EN2. わたしだけの空
EN3. 私の時計

14曲目は「Brand New Smile」
曲は聞こえてきたけど…ステージ上に高垣さんがいないぞ?
歓声が上がっていたので辺りを見渡すと、下手の花道から登場していた!
意表をついてくるなぁと思っていたら…そのまま客席の通路へ。
えぇ!!?!?


12列と13列にある通路を歩きながら歌う高垣さん。
これまでのスフィア系ライブ・コンサートでは
トロッコで客席を周ることはあっても、普通に客席を歩いたことはなかった。
まさかこんな日が来るとは…。
サビでは、通路に設置された台に乗って歌い
大サビで下手の花道に到着するぐらいのペースだった。


ステージに戻ってきての15曲目は「夢のとなり」
最後は「ラララ」の合唱。


MC4。
3年振りのツアーということで、次のツアーでやりたいことの一つが「皆さんの近くに行く」ことだったそうで。


「びっくりした?ちょっと小っちゃくて見え辛かったかもしれないですけど(笑)」


確かに、席によっては見辛いところもあったかもしれないけど
12〜13列目付近の人は最高の瞬間だっただろうなぁ…。


そんなこんなで、早くも終わりの時間。
最後はしっとりと「Will」で〆となった。


拍手で高垣さんとバンドメンバーを見送る。
その後も拍手が数分続く。
しばらくして「アンコール」の声がどこからか上がったため
「アンコール」や「彩陽」の声が出てくるようになった。
個人的には、今回に関してはずっと拍手で良いと思うけどなぁ…。


それはさておき、アンコールに応え
会場限定Tシャツに着替えた高垣さんが再登場し、挨拶。


「1曲目を歌いたいと思うんですが、この人に来て頂きたいと思います…籠島さーん!」


高垣さんが作詞・作曲にチャレンジした「縁」
編曲を担当した籠島さんの演奏と共に歌う。


「歌うの照れくさいなーと思っていたんですけど、皆さんに聞いて頂けて嬉しいです」


ここでバンドメンバーの紹介へ。
まずは「まいまい」こと、ドラムの今村舞さん。
高垣さんから、今回のツアーどうですか?と聞かれ
ベースの山田さんと共に、初日らしからぬ盛り上がりに驚いていたそうな。
そんな今村さんから「去年6月に入籍しました!」と発表が。
おめでとうございます!


続いてはギターの山本陽介さん。
高垣さんのツアーには1stコンサートツアー以来とのことで
リハーサルでギャグを挟んでくる高垣さんに「そうそう、こんな感じだった」と懐かしさを感じていたと。


「ダジャレ、パワーアップしたと思うんですけど」


これは…ダジャレ披露の流れ!
ファンから「相模」でダジャレを言ってほしい、と声が上がる。


「そうやってダジャレダジャレってさー、ガミガミ言ってると『Oh no!』ってなっちゃうよ!」


はい。次は、ベースの山田章典さん。
何やら、メンバー間では「山田」と呼び捨てにするのが流行っているらしい。
「山田」のポーズも生まれそうだったが、次回以降も続くかな?
「俺達イケてるなーって思って(笑)良い初日を迎えられたなと思います」
最後にいつもの「押忍!」。


次はヴァイオリンの地行美穂さん。
「マイマイのようなビッグニュースがない…どうしよう?」
高垣さんと地行さんは同い年だそうな。
「いつか彩陽ちゃんの現場で発表出来るように頑張ります!」
今後の展開に乞うご期待、とのこと。


最後は改めて、キーボード&バンマスの籠島裕昌さん。
「1st、2nd、3rd…彩陽ちゃんがパワフルになって…上達が素晴らしい」
今後の公演で、何やらいろんなサプライズを考えているらしい。
ちなみに、籠島さんは出身が相模大野で、歩いて10分の距離に住んでいるらしい。
地元の凱旋ライブは2回目だそうな。


その後は、グッズの紹介。
チャリティーグッズのメモ帳にも触れ、収益金は元々東日本大震災義援金として日本赤十字社に寄付する予定だったが
この2日前に発生した熊本地震の義援金としても寄付されることが説明された。


「誰かの安心にちょっとでも繋がればと思いますので、皆様ご協力をお願いします」


アンコール2曲目は「わたしだけの空」。
アーティスト:高垣彩陽としての、初めての曲。
そこから最後は「私の時計」
この曲が最後とはちょっと意外だったかなぁ。
「チク、タク、チク、タク」の振りが可愛い。


曲が終わると、マニピュレータの菅原拓さんを紹介し、
バンドメンバーと一列に横並びになり、一礼。
バンドメンバーが先に退場し、続けて高垣さんが退場する形でツアー初日は幕を閉じた。