■イベント概要
イベント概要は以下の通り。
■公演名
豊崎愛生「love your Best」リリース記念イベント
■日時
2017年8月17日(木)開場:17:30/開演:18:00
■場所
SME乃木坂ビル
■出演
豊崎愛生
豊崎さんのベストアルバム「love your Best」の購入者から
200名ずつ招待される、いつもの都内某所イベント。
普段のリリースイベントであれば、2部制・200名ずつで開催されることが多いが
今回は同日に「love your Best ジャケットサイン会」(当選人数20名)が開催されるためか
1回のみの開催となった。
アニメイト・ゲーマーズでの店舗イベントは握手会のため
ミニライブのあるリリースイベントは今回のみとなる。
■イベント内容
入場が押したため、開演時間も押し、18:09のイベントスタート。
「こんばんはー。皆さん来てくださってありがとうございます。豊崎愛生です。」
イベント前、スタッフが前説で
「3曲歌います!」「普段(シングル)のイベントより気持ち長めに…でも『おかえり』があるので…」
と話し、会場を盛り上げていたことについて
「ウッチーが笑い取ってたね…一丁前になっちゃって(笑)」といじる。
最初の挨拶。
「暑いねー、っていうか湿気ヤバくない?」
この日の東京は、気温はそこまで高くなかったが
連日の雨で、蒸し暑さがあった。
今回の「都内某所」イベントは、2部制ではなく1回切りということで
「のんびりゆっくりやっていきたいと思います。皆さんもごゆっくりお過ごしください」。
この日はお盆ということで、イベント参加者に対してアンケート。
「お盆休みの人ー?」→3〜4割。
「仕事だった人ー?」→3〜4割。
「夏休みだった人ー?」→2〜3割。
「夏休みの人が一番少ない……年齢層が上がってるということだね(笑)」。
まずはベストアルバムについての話題。
収録曲は自分で選曲したが、大分悩みながら選んだそう。
改めて、これまでの楽曲を聞いた際
1stアルバムには「初々しい」、2ndアルバムには「冒険してる」という印象を持ったそう。
そしてついこの間の3rdアルバム…
今回のベストアルバムは、自分の曲を聞き直す良い機会になった、とのこと。
それを踏まえて、イベントで「何を歌おうかな?」と考え
「空くし懐かしくて、ベストに入ってる曲を…」と、歌ったのは「片想いのテーマ」。
2番サビ後の間奏では、今までになかった「フー!!」の掛け声。
歌い終えた後「片想いのテーマ」についてトーク。
「内容的に可愛らしく、当時の声も今ほどすれてなくて(笑)」
「改めて聞き直すと心が洗われるな、と……何を言ってるんだ(笑)」
「片想いのテーマ」は、つじあやのさんによる作詞・作曲。
収録の際、2番サビ後の間奏、ラッパが重なるところで
浮かれて「フー!!」を入れようと思って入れたら
「突然浮かれすぎじゃない?」と、収録は見送られたそう。
「当時『可愛らしい豊崎さん』のコンセプトで作ってたので…まだね(笑)」
ということで、今日のライブでは「フー!!」を入れてみた、とのこと。
デモ音源では、つじあやのさんがウクレレを弾いて歌っていて
「これで良くない?むしろ、これが良くない?」
続いて、アナログ盤について。
以前から、自分のレコードを出すことが夢だったそうだが
もうソニーはもうやってないから、と諦めていた。
それでも「レコードやりましょうよ〜♪」と軽いノリでアピールしていたら
それを覚えてくれて、今回実現したそう。
レコードのマスタリングは、イベント会場である
SME乃木坂ビルの地下で作れるそう。
ソニー・ミュージックスタジオ
「(ここは)そんな場所です(笑)」
続いて、ライブ2曲目へ。
現在、スフィアのツアー中だが
そこでは歌わないような「マニアックな選曲で、お盆にピッタリな曲を…」と
歌い始めたのは「ほおずき」。
1番サビの途中…
「夏はその美しい力で、…………」
歌詞が飛ぶ。
「……もう一回やっていい?」
まさかの中断。
お水を飲んだりしながら歌詞を思い出そうとする。
「夏のー…?……ちょっと待って…」
「もうちょっと喋るわ…。『ほおずき』って曲でした(笑)」
「おかしいな……リハーサルもやったんだけど…」
「お客さんも呼んで…ありえないと思ったんですけど…」
思い出そうとする豊崎さんに、
客席の脇に居たマネージャさんがスッとステージに近寄り、豊崎さんにスマートフォンを差し出す。
確認後、仕切り直して、再度「ほおずき」を歌う。
ちょっとドキドキしながら聴いていたが、無事に歌いきる。
「夏の、その美しい光は…、ですね。ごめんなさい」
改めて謝罪。
ちなみに「ほおずき」で「美しい」が出てくる歌詞は、以下の4回。
「夏はその美しい力で」(1番サビ)
「恋のその美しいしくみは」(1番サビ)
「夏の美しい光」(大サビ)
「愛の美しいしくみ」(大サビ)
……これは混乱しても仕方ないって…。
歌詞について「間違えといてアレなんですけど」
これまで「覚える」って感じで覚えたことはないそう。
レコーディングをしている最中に、自然と口に馴染んでいくんだとか。
が。
「最近は覚えよう!と思って覚えないと、覚えられなくなってきた…年かな(笑)」
続いては、ベストアルバムの新曲について。
まだ、どこでも歌ったことがない「猫になる」は
「一千年の散歩中」「CHEEKY」と同様、安藤裕子さんによる作詞・作曲。
この間、安藤裕子さんのライブ(スリーマンライブ)に行って
久しぶりにあったそうだが
「いつも一人で来るけど……さみしがり屋なの?」と言われた。
普段、あまり緊張することがない豊崎さん。
その豊崎さんの人生の中で何度かある「緊張した瞬間」の1つが安藤さんと初対面の時で
新しいワンピースを買ったり、お菓子を買ったり、手紙を書いたりしていたエピソードを
安藤さんは覚えていたそうな。
「猫になる」は「一千年の散歩中」と同じタイミングで構想は出来ていたらしく。
3rdアルバムの制作中「しっとり」と「かわいい」どっちがいい?と聞かれ
アルバム最後の曲ということを考慮し「しっとり」を選んだため
3rdアルバムには「一千年の散歩中」が収録されたが
その頃からジワジワと温めていたそう。
そんなわけで「猫になる」を歌い
歌い終えると、最後の挨拶へ。
「疲れてる中、来てくれてありがとう」と感謝の言葉を述べ
「目があっていない人いる?」と声をかけ、手を挙げた人に目線を送る。
自分はチキンなので手は挙げられなかった…。
そんな中…
「そんな暑い中来てくれたのに、間違えてごめんなさい」
再び、歌詞の誤りを謝罪。
本当に、申し訳ない気持ちで一杯だったんだろうな、と思うと同時に
再び、豊崎さんのプロ意識の高さを感じた。
「letter with Love」名古屋公演の涙も、やはりそういうことだったんだろうな、と。
…憶測でしかないけど。
豊崎愛生 2nd concert tour 2013「letter with Love」名古屋公演 - もう、そうするしかない
現在開催中のスフィアのツアーについても言及。
前半戦が終わり、次回から後半戦ということで
「いろんなことが革命的に変わるかもしれない」とのこと。
そんな感じでイベントは終了。
「また会いましょう!」と豊崎さんは退場。
18:57、いつもより気持ち長めのイベントとなった。