「LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live tour 2019 “A10tion!”」大阪公演(1日目)

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行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート…というか、ただの感想です。
※ツアー公演内容、セットリストのネタバレ注意!
※今回の公演はスフィアファンにとって"エモい"内容になっています。これからツアーに初参加する方はネタバレ無しで参加することをオススメします。エモさが増すと思いますので。セットリストだけならセーフ…かも。
※振りコピ好きによる振りコピに関する感想が多く含まれています。ご注意ください。

イベント概要

イベント概要は以下の通り。
SPS内ページ:https://sphere.m-rayn.jp/contents/226385

■公演名
LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live tour 2019 “A10tion!”


■日時・場所
2019年09月07日(土)大阪@オリックス劇場
2019年09月08日(日)大阪@オリックス劇場
2019年09月15日(日)東京@中野サンプラザホール
2019年09月22日(日)静岡@静岡市民文化会館
2019年09月28日(土)東京@中野サンプラザホール
2019年10月13日(日)愛知@名古屋国際会議場センチュリーホール
2019年10月14日(月)愛知@名古屋国際会議場センチュリーホール
2019年10月26日(土)千葉@幕張メッセイベントホール
2019年10月27日(日)千葉@幕張メッセイベントホール


■出演
スフィア

2017年11月から音楽活動の充電期間に入っていたスフィア。
今年2月に行われた「LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2019“Ignition”」から活動を再開し
5月の10周年記念アルバム「10s」、6月の充電明け初のシングル「best friends」のリリースを経て
いよいよ10周年記念のライブツアーが開催!!!!

ライブ初日は、大阪・オリックス劇場!

セットリスト

開演:18:13/終演:20:51

M1. Music Power→!!!!
M2. vivid brilliant door!
M3. My Sweet Words
M4. パルタージュ
M5. SPOTLIGHT
M6. CITRUS*FLAG
M7. When You Feel Love?

M8. "YES" / 寿美菜子
M9. Lasting Song / 高垣彩陽
M10. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E
M11. オリオンとスパンコール / 豊崎愛生
M12. オレンジレボリューション / 戸松遥

M13. best friends
M14. Absolute Pride
M15. 鋼のVictress with JAM Project
M16. Neo Eden
M17. HIGH POWERED
M18. GO AHEAD!!
M19. Future Is Now!

EN1. Pl@net Spheres!!
EN2. LET・ME・DO!!

ステージセット

ステージ上のセットは割とシンプル…というか、いつものツアーと同じくらい。
階段から繋がる2Fステージがあるが、普段より低め。
前回のツアー「We are SPHERE!!!!」では、2Fステージの下にバンドメンバーが居られるぐらいの高さがあったが
今回はそれよりも、前々回のツアー「~Sphere's eternal live tour 2014~」よりも、さらに低い。

●(参考1)「We are SPHERE!!!!」
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●(参考2)「~Sphere's eternal live tour 2014~」
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階段は中央だけでなく、左右にもある。
中央の階段の上がった先には、ツアーロゴの入った2メートルくらいの壁が。
スクリーンは無し。

「“Ignition”」では、原点回帰ということでバンドメンバーが不在だったが、
今回は再びバンドメンバーあり。いつもの並びで機材が置かれていた。

会場に流れているBGMは、スフィア曲のインストバージョンだった。

●【2019年9月11日追記】
SPS500円会員の方は、以下の動画でも会場の様子を確認出来ます。
sphere.m-rayn.jp

ライブ内容・序盤:M1~M7

少し開演が押して、18:13頃に会場が暗転。
ポップなBGMが流れる中、バンドメンバーがスタンバイ。
しばらくすると中央のツアーロゴの入った壁がゆっくりと回転していき(忍者屋敷の回転扉みたいな感じ)4人が登場!

BGMが止まる。
果たして1曲目は何が来るのか…!?と息を呑んでいると
始まったのは「Music Power→!!!!」
10周年記念アルバム「10s」のリード曲で幕開け。
サビや間奏の振り付けは、以前書いた通り、
Music Videoでの両手を使った振り付けから、右手のみの振り付けにアレンジされている。
参考:スフィア 10th Anniversary Album「10s」 発売記念イベント「ライブイベント」(1回目) - もう、そうするしかない!
Aメロ~Bメロにも振り付けがあるが、ここはちょっと難しく、中々覚えられない。
振りコピ向きの振りでもない気もする。

続けて2曲目は「vivid brilliant door!」
最初の1音で、会場がワッと盛り上がった。

前回のライブ以降のリリースで、10曲以上新曲が増えているため
ファン的には、旧曲はどの曲が歌われるのか、どれくらい歌うのかといったところが
期待と不安が半々の心境だったけど、序盤でいきなり熱めの選曲で、不安が吹っ飛んだ。

良い感じに盛り上がったところでMC……かと思いきや、まだライブパートは続く。
3曲目は「My Sweet Words」。初披露1曲目。
「10s」では、4人それぞれにフォーカスを当てた新曲が計4曲存在する。
詳細は以下のインタビュー記事などを参考に…。
参考:スフィア「10s」インタビュー|4人で歩んできた10年間、そしてこれから - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
この「My Sweet Words」は、寿さんにフォーカスした曲。なので、文字色も紫色に。
会場でも、ペンライトの色をパープルに変える人がいたけど、ブルーのまま、という人も少なくなかった。
パープルとブルーは見分け辛いから、周りに合わせる、という動きも起きにくいそうだしね…。

振り付けは、何か所かあるけど、あまり意識しなくて良さそう。
サビの冒頭(「忘れそうだった 衝動がリフレクション」)の部分が振りコピポイントと言えば振りコピポイントだけど
振りコピを意識してなくても、自然と同じことをしていると思う。
それぐらい勢いがある。

大サビラストの「響け My Sweet Words」は、寿さん以外の3人が後ろを向き、寿さんだけが歌唱。
アウトロの締めも、寿さんだけが明確に動き、他の3人は寿さんが手を上げたのを見上げるだけ。
ライブパフォーマンスも、寿さんにフォーカスを当てたものになっていた。
これまでのスフィアの楽曲は、4人のバランスが均等になっている曲がほとんどなので、新鮮な光景だった。

続くは「パルタージュ」。初披露2曲目。
この曲は高垣さんにフォーカスを当てた曲。会場がピンクに染まる。
ソロにフォーカスを当てた曲が続いたことで「あ、このままソロのフォーカス曲が続くな」と察した。
この曲は振り付けが多い…いや、振り付けと言うよりダンス。
4人のハーモニーと共に、見て・聴いて楽しむ曲、という印象。

寿さん、高垣さんと来たら、次は戸松さんだろう!とバッグの中からフラッグを出そうと探していたら
聞こえてきたのは「SPOTLIGHT」、豊崎さんにフォーカスを当てた曲だった。初披露3曲目。
戸松さんじゃないんかーい!セトリ的に、盛り上がりの順番を考慮したんだろうけど…。
慌てて、ペンライトの色をオレンジからグリーンに変えた人も多そう。
この曲は手拍子曲。
音源を聞いていると、コールが入れられそうな箇所があるけど(「1ベル後の合い言葉は」の後ろのラララとか、サビの「ひとりじゃない」とか)
ライブでは、特にコールする雰囲気では無さそう。
歌っているときの4人の、楽しそうな笑顔が特徴的だった。

そして、ソロフォーカス曲の最後に登場するのは、戸松さんの「CITRUS*FLAG」!初披露4曲目。
さっきチラッと書いたけど、今回のツアーグッズで曲と同名のフラッグが発売されている。
参考:「LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live tour 2019 "A10tion!"」オフィシャルグッズ紹介その2 | sphere portal square (スフィアポータルスクエア)

ハジけるような色味とシトラス色のスフィアロゴを使用したフラッグです。
ライブ会場で使用し会場を盛り上げた後はお部屋のインテリアにいかがでしょうか?

当然、自分も使うために買っていたので、バッグから取り出……せなかった。
ポケットが複数あるバッグで、さらにちょこちょこ物が入っていて、見つからない!
……諦めた。
4人もフラッグ持ってないし、まぁ良いか…と思っていたら
2番のサビが終わった後、4人がスタッフからフラッグを受け取る。
これはフラッグ振らなきゃ!と、再びバッグを探す。
そして無事、見つからなかった。チーン。

4人は右手でフラッグを持ち、フラッグを使った振り付けを披露。
他のアーティストでは「旗曲」と呼ばれ、アーティスト・ファン共にフラッグを使うことも少なくないけど(茅原実里さんとか)
スフィアでは初めて。
ちなみに、タオルを振り回す「タオル曲」もスフィアでは無く、
ソロでも、去年戸松さんが出した「Boom Boom Typhoon!」のみと希少。

曲のパフォーマンスはと言うと、コール祭り。
コール箇所が多く、且つ、ほとんどが異なる歌詞なので、スフィア曲で最高難易度と言って差し支えない。
と言っても、ほぼ歌詞カードに載っている「()」や「[]」の部分なので、覚えるだけと言えば覚えるだけ。
スフィアの4人は、比較にならない量の歌詞を覚えて歌っているんだから
我々もそれに応えないとダメでしょう!!
………はい、ちゃんと予習・復習します。
コールだけでなく振り付けも多めで、振りコピしたくもなるけど
コールあってこその曲という感じもするので、しばらくはコール優先かな…。

ソロフォーカス曲が全て終わったところで、最初のMCへ。
担当は寿さん。

寿「皆さんこんばんはー!大阪、久しぶりー!『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live tour 2019 “A10tion!”』へようこそ!」

いよいよ始まったツアーの初日ということで
観客に対して「(ツアーのセトリを経験する)初めての勇者達!歴史的瞬間だよ!」

一人ずつ順番に挨拶をする。
寿さんは、初日で緊張していたが「皆さんの笑顔を見て、とっても元気になりました!」と普通の挨拶をしたが
高垣さんは、最初にステージに出た時の景色の感動を述べつつも
早速「大阪のテンションに、このテンション、あってんしょー!」とダジャレを披露。
戸松さんも、大阪に因んで「この言葉が言えるのも、あと僅かです…」と前振りし…

戸「日本一の高いビル!」
全員「あべのハルカス!」

鉄板ネタをやる。
2022年頃、虎ノ門に「あべのハルカス」を超える高さのビルが竣工するらしい。

続く豊崎さんは「一人ずつネタを披露していくコーナーなの?」とツッコミした上で
「新しいスフィアのステージを見せられたらなと『A10tion!』とつけました」と軌道修正し、しっかり挨拶。
さすが、最後の砦。

「そんな私達…」「スフィアです!」と、お決まりの挨拶に繋げる。
その後「今回はツアーと言うことで、久々にバンドが来てくれています!」と、バンドメンバーを順に紹介。

ベース:平本陽一郎(グリーン)
ドラム:外薗雄一(イエロー)
キーボード:籠島裕昌(ブルー)
ギター&バンマス:平井武士(レッド)

「We are SPHERE!!!!」と同じメンバー。
バンドメンバー紹介が終わったところで、次の曲へ。
立ち位置が戸松さん、豊崎さん、寿さん、高垣さんの順に変わる。

豊「次の曲は、私達のハーモニーを楽しんでもらえたら」
寿「クラップもね」

7曲目は「When You Feel Love?」。初披露5曲目。
この曲も手拍子曲。途中で手拍子のテンポが変わる。
コール・振り付けは無し、純粋にハーモニーを楽しむ曲。

歌い出しの部分から、観客側のクラップが入っていたけど
歌い出しの部分はクラップ不要かなと思う。
今日は初披露だったので、これからツアーを重ねる毎に醸成されていくだろう。

曲を歌い終えると、4人は退場。
そしてバンド演奏による「Heart to Heart」が始まる。
あ、これ、今回のツアーで「Heart to Heart」歌われないヤツだ…。
全「Heart to Heart」好きの皆さん、ご愁傷様です…。

ライブ内容・中盤:M8~M12

バンド演奏が終わると、下手の2Fステージに寿さんが登場。
「"YES"」を披露。
2016年に発売された「Bye Bye Blue」のカップリングで、ライブ向けな曲という感じがするが
これまでスフィアのライブで披露したことは無かった。ちょっと意外。
サビの「"YES"」やAメロの「誤魔化してた」の後のオーオーなど
コールする箇所があるけど、寿さんのソロライブやイベントに行ったことがない人には馴染みが薄かったのか
コールする人は少なかった印象を受けた。

続いて、上手の2Fステージに高垣さんが登場し「Lasting Song」を披露。
スフィアではないけど、この曲も初披露曲。
「戦姫絶唱シンフォギアXV」のタイアップ曲ということで、高垣さんが作中で演じる「雪音クリス」のイメージカラー・レッドを振る人も多数。
初披露の割に、イントロとアウトロに「オーオー」としっかりコールが入っていたなぁ。

高垣さんの出番が終わり、次のソロはどっちかなと身構えていると
ナレーションが聞こえ寸劇「音雨エアライン 時空の旅」が始まる。
着席。

映像は特に無しで、キャビンアテンダントによる機内放送風のナレーションで説明がされていく。
「脚本は上野耕一郎、私は客室を担当します、堀江由衣と申します。」
とナレーションの声の主が堀江由衣さんだと分かり、会場がザワついた。
なんて贅沢なんだ。
タイトル通り、音雨エアラインは時を超えるフライトとなるそうで
今回の行き先は、2010年4月の東京。初めてのツアー「~Sphere's rings live tour 2010~」の初日・東京国際フォーラムとなる。
この時点で、再び会場がザワつく。
ナレーションが終わると、ステージ上に寿さん、戸松さん、豊崎さんの3人が登場。
3人の衣装は…「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」のジャケット/MV衣装!
これはヤバい。
初日のオープニングで着てたのは「Future Stream」の衣装だった気がするけど、こまけぇこたぁいいんだよ!
(Future Stream→Super Noisy Nova→風をあつめて/brave my heart→A.T.M.O.S.P.H.E.R.Eと公演毎にローテーションしていた)
以下、今回のあらすじをざっくり。敬称略。

ツアー初日の公演を目前に控えた4人は
東京国際フォーラム ホールAに集まった約5,000人を前に緊張していた。
緊張を紛らわせるために、1曲目の「Future Stream」の後のMCをリハーサルする。


戸「皆さーん、こーんにーちはー!」
「こんにちはー!」
戸「もっともっと、こーんにーちはー!」
「こんにちはー!」
戸「こらー、もっともっと、こーんにーちはー!」
寿「ちょっと煽り過ぎじゃない?」


高「もし万が一、宜しければ、『こんにちは』と言って頂いても、宜しく仕りますでしょうか?」


豊崎はそもそも「こんにちは」で良いのかと疑問を持ち
「おはこんばんちは」が良いのでは、と提案。


高「何で18:00なんて中途半端な時間にしたの!」
寿「普通だから!」


そうこうしている間に、開演の時間になり、ステージに向かう。


戸「あれ?こんなとこにエレベーターあったっけ?」


疑問に思いつつ、エレベーターに乗り込むと
扉が開かなくなり、4人はエレベーター内に閉じ込められてしまった。


?「あーっはっはっは!久しぶりだな!」


謎の声が聞こえてくる。
その正体は…「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」のMusic Videoの時のエレベーターだった。
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EV「よくもあの時は滅茶滅茶騒いでくれたな!あれから調子が悪くなったぞ」
EV「Music Videoでも、表示があっちこっちいってただろ!」
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その後、エレベーター界(?)の会議で話し合い、4人を閉じ込めることに決めたそう。


高「この後、ツアーの初回なのに!」
EV「初回だろうが、2回だろうが、3回だろうが関係ない!エレベーターだけに」


不安を煽られる4人に対して、エレベーターは助かるための方法を示す。


EV「1つだけチャンスをやろう……しりとりだ」


数々のイベント・ライブでしりとりをしてきた4人、自信はあったが
ことごとく「ル」で終わる単語で返してくるエレベーターに大苦戦。
「ル」の単語が尽きかけたとき、ふいに高垣が口ずさむ。


高「Look on look on, Look on the star……ずっとずっと Look on the star…」
EV「やめろ…!それ以上『ルッコン』するな…!」


トラウマが蘇ったのか、苦しむエレベーター。
みんなも一緒に、と呼び掛ける4人。

ここでマイクスタンドから、マイクを取り「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」のライブへ。
あわてて立ち上がる。
寸劇中の流れで曲に行くとは…「sphere music story 2015 DREAMS,Count down!!!!」を彷彿とさせる。
寸劇中だからといって特別なことはなく、ライブ自体は普段通りの形で披露。
「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」のジャケット/MV衣装で「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」をライブで披露するのは「Colorful Concert」でもやっている。
そうか、それ以来だったか…。

ライブが終わると、豊崎さんは退場。

EV「お前には負けたよ…」


エレベーターから解放され
ライブに向けて円陣を組んで、いつもの掛け声をやろうとするが
豊崎がいないことに気付く。


豊?「愛生いるよ。愛生ね、昨日カレー作ったの」(喋っている姿が見えないよう、後ろを向きながら)

4人揃っていることを確認し、ライブに向かうのだった…。

寸劇が終わり、ソロパート再開。
2Fステージの中央に豊崎さんが登場し、歌ったのは「オリオンとスパンコール」
2012年にリリースした7thシングル曲。
豊崎さんは、去年カバーアルバムをリリースしているものの、自身オリジナルの曲はしばらくリリースしていない。
なので、どういう選曲になるのか気になっていたけど、鉄板曲を選んできたなぁ。

戸松さんも2Fステージの中央に登場。「オレンジレボリューション」を披露。
2018年にリリースしたアルバムのリード曲。
「Ignition」のソロパートでも披露しているので、公演の種類は違うものの、スフィアライブで2連続の披露となる。
「リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ」でも歌っていたし、かなり大事にしているのかなと。

ライブ内容・終盤:M13~EN2

ソロパートが終わり、キーボード:籠島さんのゆったりとした演奏が始まる。
観客は着席。
しばらくすると下手から高垣さんが登場し、そのまま「best friends」へ。
Bメロで戸松さん、サビで2Fステージに豊崎さん、寿さんと、順にステージに登場。
4人は軍服風の衣装を着ていた。
「10s」以降に発売された最新シングルの曲だけど、初披露ではなくリリイベで披露済。
……らしい。
自分は落選したので(泣)初見だった。

続けて「Absolute Pride」
こちらもアルバム新曲だが「10s」のリリイベで披露済。
振り付けは「GENESIS ARIA」以上に複雑で、すぐにコピるのは難しいと思うけど
とりあえず「Power of Soul♪💪」だけ、やっておけば良いと思う。

さらに「鋼のVictress with JAM Project」へ。
「ランティス祭り」で披露しているが、その時はJAM Projectの5人と一緒だった。
4人のみでの披露は初めてとなる。

2番サビ後にある「Fire!」を順番に叫ぶ箇所は
JAM Projectがいないとどういう形になるのか想像出来なかったけど
ギター:平井さんをステージのセンターに移動させての、ギターパフォーマンスする演出となった。
平井さんはその後も残り続け、最後は平井さんをセンターにした5人並んでの締め。

コールについては、まだまだ手探りになりそうだけど、
JAM Projectのコーラス部分を4人は歌わないので、コーラス部分をコールする流れになっていきそう。
と言っても、4人に続けて歌う部分は分かりやすいけど
一緒に歌っている部分も歌うのか、とか、どこを歌うかの判断は難しい。
ガチガチに決められたコール場所を歌う、というよりは
JAM Projectになった気分で思い思いに歌う、といった心持ちで臨むのが良いんじゃなかろうか。

振り付けはほぼ無く。
「Victress」の部分で裏ピースするだけ。


ここでMCの2回目。担当は高垣さん。
先程の寸劇について触れる。

高「脚本は上野さん、そして何と、CAは堀江由衣さんです!」
戸「ありがとう!5人目のスフィア!」

ここで企画コーナーへ。

戸「ルーレットカモン!」

登場したのは、円形のルーレット。
円はまず大きな4つの領域に分かれており
それぞれ「Neo Eden」「君の空が晴れるまで」「Sticking Places」「キミが太陽」と書かれている。
その4つとは別に、1つ、小さく青い領域がある。そこには何も書かれていない。

企画とは、ルーレットを弓で射抜き曲を決める、というもの。
弓といっても、矢は以下のような吸盤付きのもの。

「青にあたったら、もしかして全曲やってくれるの!?」と思ったけど
そういうわけではなく「スフィアの願いが何でも叶う」らしい。
特に何を歌うかについては、言及されず。

今回の弓担当は戸松さん。
射抜いたのは……「Neo Eden」!

高「ホントにルーレットなので、これからバンドを準備します」

リハでは4曲準備しているが、ルーレットの結果次第ではずっと歌わない可能性もあるらしい。
そしてずっと「Neo Eden」の可能性もあるとのこと。
これは毎回ドキドキだ。

スタンバイが整い「Neo Eden」へ。
曲が始まると軍服を脱ぎ、それぞれのメンバーカラーや個性が強調された衣装にチェンジ。
「Neo Eden」は直近だと「ミュージックレインフェスティバル」や「リスアニ!LIVE 2017」で歌っているけど
スフィア単独ライブ・イベントだと、チョコ祭り2016まで遡る。
ライブでは確実に盛り上がる曲だけど、意外と最近の披露回数は少ない。
これだけ曲数があれば仕方ないけども…。

次の曲は、イカこと「HIGH POWERED」
こちらは「Neo Eden」とは逆に、2017年からかなりの確率で歌われている印象。
今年も「Ignition」と「ランティス祭り」で歌ってるし。

続いては「GO AHEAD!!」
ここに来て、旧曲が続く。しかも2011~2012年頃の曲ということで
少し「~Sphere's orbit live tour 2012~」にタイムスリップしたかのような感覚だった。

そして最後の曲「Future Is Now!」へ。初披露6曲目。


「la la la」を少し長めに一緒に歌った後、曲へ。
サビは「Yes」がコールポイント、且つ、「Yes, future is now」が振りコピポイント。
早い振り付けだけど、何回も登場するので、大サビに行く頃には対応出来るレベル。

そして、この曲を語る上で欠かせない、エモいポイントがラップパートが終わった後の間奏。
高垣さん、寿さん、豊崎さん、戸松さんの順で振り付けをしていったのだが
その時の自分の心境を表現すると
高→「一人ずつ振り付けしていく感じか~、ふむふむ」
寿→「ん?この振り付けは…?」
豊→「……これ『Spring is here』のS字振り付けじゃん!過去曲の振り付けで構成されてるんだ!凄い!」
戸→「『サヨナラSEE YOU』……!」
ここで崩れ落ちたので、この日はその後を見られなかった。
この組み合わせはずるい。
多分「サヨナラSEE YOU」の担当が戸松さんじゃなかったら、泣かなかったと思う。
この演出を考えた人に拍手を送りたい。

歌い終えると、4人は階段を上って、2Fステージの中央へ。
観客席に背を向け、右手でスフィアマークを上に掲げた状態で
最初の登場時と同様、ステージの回転で退場した。


アンコール。
会場に「Pl@net Spheres!!」が流れ始めると
ステージ左右の花道から2人ずつに分かれて登場。
あんなところに扉あったんだ!

2番を歌い終えると、4人はボールが入ったカゴを受け取り、客席に投げ込む。
当然、サイン入り。
大体10列前後あたりの場所に飛んでいた印象。
ボール投げは一歩間違うとトラブルになりかねないので、あまり好きじゃない…。
今後も無事に進んで欲しいところ。

4人は、自分のカラーのボールを投げていたが、最後だけは4人一斉にブルーのボールを投げ込む。
…はずだったのだが、高垣さんは間違って途中でブルーのボールを投げてしまったため
高垣さんだけピンクのボールを投げ込むハプニングがあった。


アンコール明けのMC。担当は戸松さん。
ブルーを投げてしまった高垣さんをいじりつつ、グッズ紹介。
戸松さんが「SPOTLIGHT ミニブレード」を紹介する際、豊崎さんのモノマネをすると
豊「私のモノマネ、今日(の寸劇)酷かったぞ」

グッズの紹介が終わると、グッズが入ったバッグを籠島さんのバンド機材の近くへ置く。

高「私達のバックにバッグが…!」
………
3人「Power of Soul♪💪」

戸「『Absolute Pride』がネタ曲になっちゃう(笑)」

もうなってしまったんや……。

その後、告知事項。
「劇団スフィア」やニューシングル「Sign」について。

高「是非是非、見てくだサイン
3人「Power of Soul♪💪」

アニサマで言いたかったが、時間も押していたので自重したらしい。
アニサマでもう一個言いたかったダジャレがある、ということで…。

高「今日のアニサマのテーマは『STORY』ということで…そのステージの階段をスッとおりる」
3人「Power of Soul♪💪」
高「Power of Soul♪💪」


他にも「まだ言えないんだけど、我々の周りにドキュメンタリーのカメラがついていて……でもトゥットゥットゥー(「情熱大陸」のテーマ)じゃないよ?」とのこと。

戸「引き続き、スフィアの動向に注目ください」
高「瞳孔を開いて動向を見てね」
3人「Power of Soul♪💪」


告知が終わり、一人ずつ最後の挨拶をした後、本日ラストの曲へ。
その曲は……「LET・ME・DO!!」
いやー、ますます「~Sphere's orbit live tour 2012~」感を感じるなぁ。
しっかりパフォーマンスをするというより、ダブルアンコール時のような自由さがある。
寿さんはサビ以外、ほとんどカメラを回してたし。

●【2019年9月11日追記】
早速そのとき寿さんが撮った映像が公開されている(SPS500円会員限定)
sphere.m-rayn.jp

そんなこんなで、ライブは終了。
バンドメンバーと一列になって一礼した後、
下手→上手→中央と移動し、一礼。

最後は、4人で「日本一の高いビル!あべのハルカス」を披露し退場した。