LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2018「AT living」(1日目)

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行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート…というか、ただの感想です。

イベント概要

イベント概要は以下の通り。
SPSページ:https://sphere.m-rayn.jp/contents/188236

■公演名
LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2018「AT living」


■日時
2018年11月24日(土)開場:17:00/開演:18:00
2018年11月25日(日)開場:16:00/開演:17:00


■場所
舞浜アンフィシアター


■出演
豊崎愛生

10月に自身初となるカバーアルバム「AT living」をリリースした豊崎さん。
その「AT living」を引っさげ、2Daysのワンマンコンサートを開催!
本記事は、その1日目。

メディアによる「AT living」公演のレポート記事は以下参照(2日目(11/25)公演のレポート)。
natalie.mu

セットリスト

開演:18:05/終演:20:46

M1. 風をあつめて
M2. 悲しくてやりきれない
M3. なごり雪
M4. 流星
M5. 珈琲不演唱
M6. 言葉にできない
M7. 卒業写真
M8. 雨あがりの夜空に
M9. タイムマシンにおねがい
M10. サボテンの花
M11. 君は天然色

(休憩)

M12. music
M13. love your life
M14. 何かが空を飛んでくる
M15. ただいま、おかえり
M16. walk on Believer♪
M17. オリオンとスパンコール
M18. letter writer

EN1. サヨナラCOLOR(カバー、原曲:SUPER BUTTER DOG)
EN2. 春風 SHUN PU

ライブ本編

開演前。
会場内では、アルバム曲のインストバージョンが流れていた。
ステージ上は、後方下手側からギター、キーボード、ドラム、ベースと、いつもの並びで機材が置かれた上で、
中央にはマイクスタンドと…さらにギターが。
これは豊崎さんもギターを使うことがほぼ間違いない。

会場が暗転…したと思ったら、すぐに明かりがつき、バンドメンバーの4人が入場。

ギター&バンマス:平井武士
キーボード:籠島裕昌
ドラム:杉野寿之
ベース:岡雄三

平井さんは後方のギターではなく、中央のギターの方へ歩いていく…。
「おっ!?」と思ったら、くるっと反転し、下手のギターの方へ。
軽いボケだったのか、それとも普通に間違ったのか…。

その後、少しして豊崎さんが入場。
豊崎さんの髪型・ポニーテールに、開演前からノックアウトされた人も少なくないだろう。
自分もその一人。ポニーテールに弱い。

1曲目はアルバムの1曲目でもある「風をあつめて」
マイクスタンドの前で歌っているため、特にステージ移動等はなし。
観客は座ったまま。
歌い終えた後、MCへ。

「みなさん、こんばんはー。『LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2018「AT living」』へようこそお越しくださいました」

その後は「寒かったでしょ」「どこから来たんですか?」
いつものペースで、客席と距離感の近い(近すぎる)トークを展開。
2月の360度ライブ以来となる舞浜に「生まれたての小鹿のようになってたよね」
とてもそうは見えない。

「何かこれ珍しくない?有線」

マイクスタンドにセットされたマイクは有線だった。
小さな会場でのイベントだと、たまに有線マイクを使っていることはあるけど
この規模のライブ・コンサートで有線マイクは珍しい。
これはコンサートに昭和感を出すために、あえてそうしたとのこと。

「昭和にタイムスリップしたような感じでカバーパートを楽しんでもらいつつ、休憩を挟んでオリジナルパートを楽しんでもらえれば」

コンサートがカバーパートとオリジナルパートの二部構成であることも、ここで明かされた。

2曲目の「悲しくてやりきれない」を歌った後、再びMCへ。
「むっちゃ喋ってくスタイルなんで」ということで
再び「どこから来たんですか?」と、最前列付近の観客に質問する。
計3人に聞いたところ、東京、東京と続いた後、大阪という結果に「東京だったらビンゴでした」
雑談過ぎる。

カバーアルバム「AT living」について。
今回、カバーした曲は1970年代の曲が中心で、当然豊崎さんが生まれる前の曲となるため
アルバムを制作するにあたって
1970年代の時代背景やJ-POP文化について講義を受けたそうな。
そんな話をひとしきりした後…

「真面目な話をしましたよ、真面目な話しはここぐらいですよ」

話は、豊崎家のリビング事情へ。
2月の360度ライブで、子犬を飼い始めた、と話していたが
その子犬「ニコ」は大分大きくなったそうで。

豊崎さんがコンサートの練習をリビングでしていると
ニコは「伏せ」で聴いているらしい。

…。


「特にオチはない(笑)」

近況報告が終わり、コンサート再開。
3曲目に「なごり雪」、4曲目に「流星」を歌う。
「流星」は「うちのプロデューサーが『どうしても入れたい』って言ってた曲」らしい。

そんなこんなで…。

「何曲か歌ったので、コーヒーブレイクです」
「次の曲はちょっと平井さんと二人でやろうかな、と」

ついに中央に置かれたギターの出番が!

「ついに私もですね…、武士のギター塾に入塾しました!」

5~6月に行われた寿さんのライブツアー「emotion」で
平井さんが寿さんのギターの先生になっていたが
今回は、豊崎さんのギターの先生になった模様。

2人で演奏するのは「珈琲不演唱」。
この曲はアルバムの最後に収録されているが、
これは最後に「普段の豊崎愛生」っぽい曲を入れられれば、という意図だったらしい。

そんな話をしていたところ、客席から子供の泣き声が…。

「小さい子が泣いてる…つまんなくなっちゃった?」
「(泣いても)いいんだよ、お姉ちゃん勝手にやってるから(笑)」

暖かい対応……豊崎さんらしさが出ている。

そんな話をした後、5曲目「珈琲不演唱」を平井さんと二人で披露した後
改めてバンドメンバーの4人を紹介。
今回のアルバム・コンサートの裏テーマとして、オケの再現、があったそうで「引き続き、演奏もお楽しみ頂ければ」


で。
豊崎さんは先日、初めて小田和正さんのライブ(横浜アリーナ)に参加したそう。

「初『言葉にできない』を聞いて、ホントに言葉にできない気持ちになった」

今回、カバーするにあたっては「ここを目指そうとしても無理だ、と」
「オリジナルが最強」は大前提としつつ
アーティスト・豊崎愛生として、自分なりの解釈で歌ったとのこと。
その中でも「言葉にできない」は「飾らずに伝えていける」曲になったそう。

そんな紹介の後に披露された6曲目「言葉にできない」
終盤の「あなたに会えて ほんとうによかった 嬉しくて嬉しくて言葉にできない」は
豊崎さんの笑顔と共に、嬉しさや感謝の一杯詰まった歌い方で
大分原曲とは違った印象を受けた。とても良い。

7曲目の「卒業写真」を歌った後のMC。
この曲は、豊崎さんがミュージックレインのオーディションを受けた際に歌った曲。
「この曲が無ければ、今の自分はいなかっただろうな」
オーディションに備えて、お母さんとカラオケでかなり練習したそう。

カバーパートも終盤になり、盛り上がるパートへ。

「ここからは個人的に私が一番楽しいんじゃないかというパート」
「(忌野)清志郎さん役、私なのー!」

8~10曲目に「雨あがりの夜空に」「タイムマシンにおねがい」「サボテンの花」を披露すると
いよいよカバーパートも残り1曲。

「『AT Living』からは残り1曲、もう一回ギター弾いてみようかなと思います」

再び豊崎さんがギターを持ち「君は天然色」を、バンドメンバーと共に披露し、カバーパートが終了。

「じゃあまた10分後に(笑)ありがとうございました」

10分の休憩を挟み…コンサート再開。
オリジナルパート、休憩明けの12曲目は「music」からスタート。
その後の13曲目は「love your life」
曲が始まると、豊崎さんは下手の方へ行き…そして階段を下りて客席へ!?

2016年の高垣さんのツアー「individual」で、客席を歩く曲があったけど
それと同じような感じで客席を歩いていく。

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移動経路は大体↑のような感じ。
F・GブロックやK・Lブロックの通路席(18列目ぐらいまで)の人は
相当な至近距離で豊崎さんを見られたはず…。

2番サビ以降は比較的急いで移動し、ステージに戻って大サビを披露。
ちなみに、普段「love your life」を歌っている時の客席は手拍子をしていることが多いけど
この日は特に手拍子をしている人が少なかった。
豊崎さんが客席に降りた衝撃で、忘れてしまっていたのだろうか…。

「love your life」を歌い終えて、MC。

「love your~はみんなの近くに行きたいなと思っていたので、近くで歌えて良かったです」

その後、「何してた?」と休憩中の過ごし方を聞く豊崎さん。
トイレという意見が多い。そもそも、それ以外の意見があまり思いつかない。

「アンフィ、トイレ広いんでね…良かったです」

良かった…のかな?確かに広くて綺麗だけども。

ここで豊崎さんが「座ってていいんやで」と、着席を促す。
何やらマネージャーからは巻き指示が出ているようだが
「人生ね、焦ってもね、始まらないんですよ」と、ペースは変えない。

ここからは久しぶりな曲を歌うとのことで
明日は別な曲を歌うらしい。
要は、日替わり曲パート。

14曲目は「何かが空を飛んでくる」
ワンマンライブとしては「letter with Love」の大阪公演以来、約5年振りの披露。
(2015年に谷山浩子さんと一緒に歌う、ということはあった)

大サビの「銀河の青いSAVA」からすぐに「何かが空を~」と繋がる部分。
「love your live」の時は「何かが空を」の部分を豊崎さんは歌っていなかったけど
今回は全て豊崎さんが歌っていた。

15曲目は「ただいま、おかえり」
こちらも「letter with Love」のファイナル(追加公演)以来、ほぼ5年振り。
…かと思ったけど「Music Rainbow 04」でも歌っていた(2017年)。

日替わり曲の2曲を終え、MC。
「何かが空を飛んでくる」について「アンフィが似合いますね…飛んでくるのはサバなんですけど」
「ただいま、おかえり」については、
長い間「おかえりらじお」のエンディングテーマだったことから、おからじの話に。
直近の放送では「守銭奴のように動画でグッズの宣伝をしました」とのことだったが、来週は普通の放送になる、と話した。

そしてコンサート再開。
ラストスパートは皆で歌える曲ということで
「walk on Believer♪」「オリオンとスパンコール」「letter writer」を歌い、通常公演部分が終了。

観客の「アンコール」の声に応え、衣装を着替えた豊崎さんが再登場。
グッズのトートバッグを持って。

「あれ、このカバン?私、うっかり持ってきちゃった、私物のカバン」

ということで、グッズを宣伝。
「ころころキーホルダー」を紹介する際は「序盤でうぇ~んって言ってた子、これで遊んでもらえれば」
その後はパンフなどを紹介していた。

続いて告知。
年末に開催される「Music Rainbow 05」について
豊崎さんは声優のスキルを活かした朗読劇を予定しているそう。

バンドメンバーを呼び込み、ここでもう一曲だけカバー曲を、とのこと。
その曲は、豊崎さんにとっての青春ドンピシャ曲だそうで
上京する時、仕事で多忙になった時など
要所で背中を押してくれた曲とのこと。

声優は出会いと別れのスパンが短いため、
寂しいなと思う時に前向きになれればいいな、と聞いていたそう。

そんなエピソードを話した後、披露したのは
SUPER BUTTER DOGが原曲の「サヨナラCOLOR」

歌った後のMCで、この曲を選んだ理由について
カバーアルバムの制作中、首脳陣にとっての青春真っただ中である1970年代の曲に
キャッキャしている姿を見て「良いな」と思って
豊崎さんも「豊崎さんにとっての青春真っただ中」な曲を歌いたいと思ったそう。

そんなこんなで、コンサートも最後の一曲へ。

「最後は是非皆さんと『君と~』つって…冬ですけど」

察しました。

会場内で記念撮影をして、最後の挨拶で感謝を述べた後
最後の曲「春風 SHUN PU」を歌い、コンサートは終了。

バンドメンバーと一列になって「礼!」をした後
「また会いましょう、豊崎愛生でした」と話し、豊崎さんは退場していった。