ライブ初参加者向け・スフィアライブ参加の心得(「We are SPHERE!!!!」版)

約3年振りに行われるスフィアのツアー「Sphere live tour 2017 "We are SPHERE!!!!"」。
今回のツアーでスフィアライブデビューする!という人もいるはず!
参加しようか迷っている人、デビューしちゃいましょう!


そんな方に向けて、スフィアのライブに参加する上で知っておいた方が良いことや
準備しておくこと、気をつけることをQ&A形式でまとめました。

■そもそも「ライブ」(アニソン・声優系の)に行ったことがないけど、ライブってどんな感じなの?

アニソン・声優系ライブの大きな特徴は
参加者の多くが「ペンライト」や「サイリウム」等の光る棒を振っていることです。
曲によって色を変えたり、両手に持てるだけ持ったりと、使い方は人によって様々。


他にも
・やたらとジャンプする人
・「コール」と呼ばれる掛け声を叫ぶ人
・スフィアと同じ振り付けを真似る「振りコピ」をする人
など、何の予備知識もなしで参加すると、4人のパフォーマンスを楽しむ前に
周りのアツいファン達に驚いてしまうかもしれません。
一度ライブ映像を見て、ライブの雰囲気を知っておくことをオススメします。


今度のツアーは、2017年2月に発売されたアルバム「ISM」に収録されている曲からの選曲が多くなると予想されますが
この「ISM」の完全生産限定盤には、ライブ映像が収録されたBDが付属しています。
少し高いですが、オススメです。

ISM(完全数量生産限定盤)(BD付)

ISM(完全数量生産限定盤)(BD付)

■光る棒(ペンライト・サイリウム)って必要なの?

会場では、ほとんどの人がペンライト・サイリウムを振っていますが
使う・使わないは個人の自由です。
しかし参加前に「光る棒を振るなんて考えられない」と思っていても
ライブ中に「周りが振っているのを見てたら振りたくなった」と心変わりすることも考えられますので
何かしら持っていった方が良いと思います。

■光る棒はペンライト・サイリウム、どっちが良い?

光る棒には、大きく分けて「ペンライト」と「サイリウム」の2種類がありますが。
現在の主流は「ペンライト」です。


キングブレードX10III Neo シャイニング

キングブレードX10III Neo シャイニング

サイリウムに比べると高いですが、電池を交換することで繰り返し使うことが出来ます。
また、多色系ペンライトではボタン1つで色を変更することが可能です。
ペンライトにも様々な種類がありますが、有名なのはキングブレード、通称「キンブレ」です。



公式グッズとして、上記キンブレとコラボした「スフィアブレード」が販売されていますので
迷ったら「スフィアブレード」を買っておけば問題ないでしょう(3,600円・税込)。
スフィアのライブで使用する色は網羅されています。
「スフィアブレード」は主にライブ会場で販売されています。
上記画像は、現時点で最新である「スフィアブレード2017」。


ルミカ(日本化学発光) 6インチレギュラー BLUE

ルミカ(日本化学発光) 6インチレギュラー BLUE

一方の「サイリウム」は、使用すると一定時間光った後に消える、使い切りタイプです。
複数の色を光らせる場合、その色の数だけサイリウムを用意する必要がありますが
1本あたりの値段が非常に安いです。
サイリウムは、アニメイト・ゲーマーズなどのアニメグッズ専門店や
ドンキホーテ・東急ハンズなどの雑貨店、100均ショップなどで販売されています。


サイリウムには発光時間というものがあり
「数時間発光するもの」と「数分だけ強く発光するもの」に分かれます。
パッケージをよく見て、用途に合ったものを選びましょう。


簡単に結論を書きますと…
●お金に余裕がある・今後もライブに行く予定→ペンライト(スフィアブレード)
●お金に余裕がない・とりあえず一度ライブを経験したい→サイリウム(長時間発光タイプを数本)

■光る棒は何色を振ればいい?

アーティスト毎のカラーは以下の通りです。


【ユニット・メンバーカラー】
ブルー:スフィアのイメージカラー
パープル:寿美菜子のイメージカラー
ピンク:高垣彩陽のイメージカラー
オレンジ:戸松遥のイメージカラー
グリーン:豊崎愛生のイメージカラー


基本的には、スフィアのイメージカラーであるブルーを振っておけば問題ありません。
ソロコーナーでは、各メンバーの色にしましょう。


その他、曲毎に「この曲はこの色!」と決まっている曲もあります。
代表的なものとしては、以下がありますが
別に覚えなくても、周りに合わせれば何とかなると思います。


ホワイト:Future Stream
イエロー:Now loading...SKY!!
レッド:MOON SIGNAL
グリーン:Hazy
ピンク:Spring is here

■コールって何?覚えなきゃダメ?

コールとは、間奏の時に合いの手を入れたり、
歌詞で括弧書きになっている部分を観客側が歌ったりすることです。
光る棒同様、コールをする・しないも個人の自由です。


コールを入れる場合は、ある程度の予習が必要になります。
曲毎のコールポイントは以下の記事を参照ください。
スフィア ライブでのコール - もう、そうするしかない

■振りコピって何?覚えなきゃダメ?

振りコピとは、メンバーが行っている振り付けを真似して踊ることです。
広く浸透しているものとしては
「Super Noisy Nova」の腕回し・敬礼や「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」の腕突き上げなどがあります。


スフィア関連のライブは、
アニソン・声優系のライブの中でも振りコピをする人が多い…らしいです。
「Now loading...SKY!!」や「MOON SIGNAL」のような
細かい振り付けのある曲を振りコピする人も少なくありません。


しかし当然ながら、振りコピをする・しないも個人の自由です。
振りコピをする場合は周りにぶつからないよう、細心の注意が必要です。
腕を横に振りたいときは身体の向きを斜めにする、などの工夫をしましょう。

■ライブ観覧のマナーについて

少し古いですが、公式サイトに掲載されている「ライブ観覧におけるマナーご協力のお願い」より
「公演会場でのマナーにつきまして」を抜粋します。
最新版は、ライブ会場の入り口付近に張り出されていることが多いですので、ライブが始まる前に一読しておくと良いでしょう。
News | スフィア official website

・場内では係員の指示に従って下さい。


・場内でのカメラ・ビデオカメラ・MD・テープレコーダー・ICレコーダー等の録音録画機器、及びレーザーポインターの持ち込み、使用は固くお断り致します。
お持ちの方は入場時に係員までお預け下さい。


・公演中の携帯電話の使用は禁止です。
やむを得ず使用する場合はロビーに出てからお願い致します。
また、会場内での携帯電話のご使用は、他のお客様のご迷惑になる可能性がありますので、必ず電源をお切り下さい。
また、携帯電話の撮影・録音機能を使っての写真及び映像撮影、録音は、禁止いたします。
該当する行為を見つけた場合、撮影・録音データを消去の上、ご退場頂く事もありますので、ご了承下さい。


・公演中、周りのお客様のご迷惑になる行為を禁止します。
両手を左右に激しく振る、回転する、腕を振り回す、上半身を反らすなど過激な応援行為は、
周りのお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので、特にご注意ください。


・自分の席の範囲からはみ出さないようご注意ください。


・座席指定の会場では、公演中、券面に書かれた指定の席以外には移動しないでください。
お手洗いに行く、事情により退出されるなどの場合を除きライブ中にお持ちのチケットに書かれた席を離れることはおやめください。
特に曲ごとにお連れのお客様同士で席を移動される行為やステージに向かって駆け出す、前へ押し寄せる、横に席をつめる行為は
周りのお客様へのご迷惑、混乱の原因となり大変危険ですのでおやめ下さい。


・いすや柵に上る、いすや柵からジャンプするなどの行為も危険ですので禁止します。


・公演中、適切でない箇所で大声を張り上げる等、公演の妨げとなる行為は、お止めください。


・サイリウム、ペンライトの使用の際、過度に長いタイプ、工事現場で使用するような長い誘導灯等の使用や、
器具を使用して複数本持つ行為、光の点滅を繰り返す行為、口でくわえるなど手以外で持つ行為は
周りのお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので一切禁止とさせて頂きます。


・サイリウムを椅子や会場機材などにぶつけて点灯させる行為は
周りのお客様へのご迷惑や怪我、会場機材の破損の原因となりますので一切禁止とさせていただきます。


・自作または改造したペンライト、サイリウムの使用は危険です。
周りのお客様のへのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので、市販のペンライト、サイリウム以外の使用は一切禁止とさせていただきます。


・故意、過失に関わらず、物を投げることは周りのお客様や出演者の怪我、機材の破損をまねくおそれがあり、大変危険です。
サイリウムなどを使用される際は十分にお気を付けください。
サイリウム等を投げる行為は固く禁止いたします。
過失であっても退場含むご対応をとらせていただく場合がございますので十分お気を付け下さい。
上記の行為を見かけられた際はお近くのスタッフにお声がけください。


・公演中、サイリウム、ペンライト以外のもの(タオル、うちわ、かぶりものなど)を肩より上に上げることを禁止します。


・大きな音の出るもの(メガホン、笛など)の使用は禁止します。


・公演中に出たゴミは場内設置のゴミ箱に捨てるか、各自でお持ち帰り下さい。

■他に知っておいた方が良いことは?

【4人が話している最中に、大声で声援を送るのは控える】
声援を送りたい気持ちはわかるが、4人のトークを聞きたい人も大勢いるので
4人のトークを遮ってしまうような声援は控えること。
ライブ中は頻繁に観客側へ話題を振ってくるので、声援はその時に。
スフィアのライブでよく行われる寸劇・朗読の最中も、同様の注意が必要。


【マイクなしの挨拶が行われる時は静かに】
アンコール曲まで終了した後、4人によるマイクなしでの挨拶が行われる。
声援が止まらなかったり会場がざわついていると、4人の声が聞こえなくなってしまうので
挨拶をする前は喋らないようにすること。
会場が静かになれば、後方の席でも十分に4人の声が聞こえる。


【スフィアライブの場で快く思われない楽しみ方】
ライブの楽しみ方は人それぞれですが
スフィアのライブでは、以下の楽しみ方は浸透しておらず、周りから快く思われない可能性があります。
ご注意ください。


●サビでの「フッフーフワフワ」コール
→アイドルマスター系では多数行われているコールですが、スフィア・ソロの曲ではごく一部の曲しか入りません。
 そのごく一部の曲でも、やる派・やらない派が分かれています。


●最後のサビの前、静かに歌っている箇所での手拍子(クラップ)
→所謂「咲クラップ」と呼ばれるもの。誰かがやり始めると釣られる人が出ますが
 基本的にスフィアのライブではありません。


●無音部分でのコール(例:「一分一秒君と僕の」「風をあつめて」)
→所謂「イェッタイガー」と呼ばれるもの。好意的に捉えられる場所の方が少ないのではないかと思いますが
 当然ながらスフィアのライブでも快く思われません。

■最後に

ライブは人それぞれ楽しみ方が違います。
座ってじっくり歌声を聴きたい人もいれば、
サイリウムを振りコールを入れて盛り上がりたい人もいます。
決まった楽しみ方はありません。


自分だけが楽しめれば良いという考えではなく
ライブに参加した全員が楽しめるよう、周りの人にも気を配った上で
思う存分、楽しんでください。