「電波教師」YDスペシャルイベント〜冬季特別講習〜


行ってきた。
以下、イベントの様子をレポート。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。

■公演名
「電波教師」YDスペシャルイベント〜冬季特別講習〜


■日時
2015年12月26日(土)開場:16:30/開演:17:30


■場所
なかのZERO 大ホール


■出演
神谷浩史、雨宮天、三森すずこ、田所あずさ、豊崎愛生、TrySail、スフィア

2015年4月〜9月まで放送されていたTVアニメ「電波教師」のイベント。
「スフィア」と「TrySail」が1つのステージで共演するのは、今回が初めて。

■イベント全体の流れ

開演:17:31/終演:20:10


1. オープニング
2. 1時限目 歴史 〜YD文化の発展と歩み〜
3. 2時限目 音楽
4. 3時限目 美術 〜YDアートの手法と実践〜
5. 4時限目 社会 〜YD生活の基礎知識〜
6. 朗読劇〜エンディング

■1. オープニング

オープニング映像の後、司会の吉田アナが登場。
吉田アナは鑑のコスプレをしていた。
参考:https://twitter.com/yoshidahisanori/status/680715164836999169


吉田アナの呼び込みで神谷さん、雨宮さん、三森さん、田所さん、豊崎さんが登場し、一言ずつ挨拶。
女子に囲まれた現場に、さぞ神谷さんもご満悦かと思いきや
「何喋ったらいいか分からない。現場で喋ったことないから」
雨宮さんは神谷さんに対して「お話しさせて頂いた」印象だそうだが
神谷さんの雨宮さんの印象は、綺麗で可愛いけど「ちょっとおかしい子」
先日、変なイヤフォン(安い)をしているので、それは何か聞いたところ「聞こえますよ?」と答えが返ってきたそうな。
「そりゃ聞こえるだろうけどさぁ!アーティストやってるんだから!」
見ていられなくなり、神谷さんのイヤフォンをあげたらしい。
雨宮さんは、センター試験で配られたイヤフォンを使っていた時期もあったらしい…。


そんな感じで最初の挨拶が終わり、最初のコーナーへ。

■2. 1時限目 歴史 〜YD文化の発展と歩み〜

キャスト陣が印象に残っているシーンを挙げながら
アニメ本編を振り返っていくコーナー。



雨宮さんは、第1話「高校教師はじめました」の最後、鑑と美奈子の会話シーン。
「なんだこの人は」という第一印象から、実は全部を知りつつサポートしてくれていた
鑑のカッコ良さが印象に残っているとのこと。


雨「あんな先生だったら、私ももうちょっと学校に行ってたと思うんですけど…」
吉「捉え方によってはいろいろ問題が…」
雨「ちょくちょくは行ってましたよ(笑)」


闇は深い。



三森さんも、第1話「高校教師はじめました」から。
雨宮さんが挙げたシーンの直前にある、鑑の「授業」シーン。
三森さんが演じる暦は全く出てこないが「趣味が反映されていて良かった」「プロレスを見てる時の心境とリンクして」と。
あまりの予想外の答えに、周りは驚き気味だった。
そういう見方もあるのか…。



田所さんは、第4話「メイドの品格」から切子とマキナの対峙シーン。
切子がハッキリ意見を言えるようになったきっかけのシーンとして印象に残っているとのこと。


この後、切子が歌うシーンがあるが
歌の収録はアニメ本編で役を演じる前に行った。
歌の収録時とアニメ本編時でキャラが変わってしまわないか、不安だったそうだが
実際はそこまで差はなく、杞憂に終わったとのこと。


吉「『杞憂』の意味わかってます?」
田「わかってます!気にしすぎってことですよね?」
吉「そうそう」
田「日本語は出来ます!」


どういうことなのか…。



豊崎さんは、第12話「ルーチェvsファースト」から
ゲーム内でルーチェとファーストが戦うシーン〜光太郎が秘密を打ち明けるシーン。
ファーストが刺されるところで…


豊「神谷さーん!!」
神「俺じゃねーし!!」


光太郎は所謂「男の娘」のキャラクターだったが
豊崎さんとしては「男の子だから」「女の子だから」ということはあまり考えずに演じたとのこと。



神谷さんは、鑑が「さーて、授業を始めるか」と決め台詞を言うシーン×12。
鑑の中でスイッチが入るところなので、このシーンを境に演じ方を変えていたそうだ。
この台詞がない話もあるので、その時は
「ここでスイッチ入りましたよね?」と監督に確認しながら、アフレコに臨んでいたそうな。



もう1つ、神谷さんのシーンは、純音にボコボコにされるシーン。
先程とは対称的に、鑑の一番カッコ悪い、素が出ている部分で
鑑というキャラクターのバランスを取るために必要なシーンとのこと。


…いやー、ここまでまともにアニメを振り返っているイベントは久々かもしれない。
それはそれでどうか、って気もするけど。


コーナーが終わり、キャスト陣は一時退場。
アニメ本編の映像が流れた後、吉田アナ、神谷さん、三森さん、田所さんが再登場。
雨宮さんと豊崎さんがいない…ということは?


ここで、事前にクレジットしていなかったスペシャルゲストが登場。
その方は「電波教師」原作者の東毅先生。
東先生の衣装は…


おめで当番 全身タイツ 寿 コスチューム 男女共用 180cm

おめで当番 全身タイツ 寿 コスチューム 男女共用 180cm

コレだった。何故…!?


東「皆さん、こんばんはー!松井玲奈でーす!」


何者なんだ、この人は…。
妙に喋りが上手いが、吉田アナによると以前は劇団ひまわりに所属していたらしい。
東さんの印象について聞かれた三森さんは…


三「原作者の方って、シャイな方が多いじゃないですか。………(チラッ)」


無言のメッセージ。


衣装の意味は「今度、三森さんが紅白出るじゃないですか」
時事ネタだけど、そこまでするか…。


東先生はアフレコ現場にもよく顔を出していたそうで
毎回、地元・川崎で買ってきたドーナツを差し入れてくれていたらしい。


……はずなのだが。
田所さんは、近くのコンビニでドーナツを買っている東先生を見かけてしまったようで
「それから嘘つきにしか見えなくなった」と。
東さんは10回中9回ぐらいはちゃんと地元で買っていた、と弁明したが
田所さんによると、コンビニで買っているのを見かけた日に
東さんが「川崎で買ってきた」と言っていた、と証言。
東先生の信用は失墜した…。


話題を変えて、東先生にTVアニメ化が決まった時の印象を聞いている最中でチャイムが鳴る。
ろく

■3. 2時限目 音楽

観客が立ち上がり、ライブコーナーへ。
まずは麻倉さん、雨宮さん、夏川さんが登場し、
TrySailとして第1クールのOP「Youthful Dreamer」を歌う。
曲が終わると「ありがとうございした」と一言だけ挨拶し、退場。
続いて寿さん、高垣さん、戸松さん、豊崎さんが登場し、
スフィアとして第2クールのOP「vivid brilliant door!」を歌う。
衣装はMusic Clipのもの。
曲が終わると、やはり一言だけ挨拶し退場。


吉田アナ、東先生、神谷さん、三森さん、田所さんが戻ってきて、曲を聞いた感想をトーク。
神谷さんは「あんな俊敏に動く豊崎さんは見たことない」。
神谷さんはスフィアのパフォーマンス見るのは初めてだったんだろうか?
そういえば過去のスフィアのタイアップ作品には、出演していなかったかもしれない。

■4. 3時限目 美術 〜YDアートの手法と実践〜

雨宮さん、豊崎さんを除いた状態で進行。
まずは松井玲奈さんからのビデオメッセージが上映。
初めての声優について、感想を話した後
「たったひとつの心残り」について話し始める。
それは…「温泉回がなかったこと」。
ということで「もし温泉回があったら……こんな純音が見てみたい」という絵を描いて欲しい、と依頼をしてビデオメッセージは終了。


このコーナーは、神谷さん、三森さん、田所さんが
松井さんの依頼に応える形で、それぞれイラストを作成。
観客の拍手で、その中の1枚を東先生へラフスケッチとして提出し
後日、東先生の絵でそれを再現する、というもの。
東先生の絵は、松井さんの元へ送られ、その絵自体は公式サイトでも公開されるらしい。


早速、イラストタイムへ。
キャスト3人が描いている間、東先生は「電波教師らしい絵」というテーマに対して、
ささっと純一郎を描き上げた後、時間が余っていたため、さらに純音も描き上げた。
ちゃんと原作者だったのか…。


キャスト3人が描き終わり、一つずつイラストを見ていく。
まず三森さんは温泉に浸かりながら、満面の笑みで何やら麺を食べている。さらにトップレス。
三森さんによると、浸かっているのは温泉ではなく、魚介スープ。
そこでつけ麺を食べているシーン、とのこと。
中野に本店のある「青葉」がお気に入りだから、麺が頭から離れなくなったらしい。


続いて、田所さんの絵はお花畑。
田所さんは温泉回に反対だそうで…「高校生を裸にさせるんですか?!」。
なので、絵はなく、音声のみをお楽しみください、ということらしい。


東「これは…Blu-rayを買ったらお花畑が取れる、ってやつですか?」
田「違います」


最後の神谷さんが出したイラストはバス。
神谷さんは温泉回を実現するための具体的な計画を考えていた。
まずAパートは、ずっとバスの絵。
Bパートに全力を出すために、極限までコストを削る、と。
そして全力を出したBパートのイラストは……モザイク。
何かに引っ掛かったらしい。


イラストが出揃ったので、観客による投票タイム。
その結果選ばれたのは…三森さんのイラスト。
まぁ、ちゃんと純音が描かれていたのは三森さんだけだったしね…。
三森さんのイラストは東先生に渡された。
果たしてどんなイラストになるのか…。

■5. 4時限目 社会 〜YD生活の基礎知識〜

先程ライブを行ったTrySailの3人、スフィアの4人が再登場。
ここからは計11人で進めていくことに。
マジか。てっきり歌って終わりだと思ったよ…。
なんて素晴らしいんだ。


コーナーの内容はチーム対抗クイズ。
出題されるテーマは、実在する校則。
チーム分けは3組。
神谷さん、三森さん、田所さん、東先生の「電波教師」チーム。
麻倉さん、雨宮さん、夏川さんの「TrySail」チーム。
寿さん、高垣さん、戸松さん、高垣さんの「スフィア」チーム。


●第1問:学校にマンガを持ってきてはいけないが、○○○の場合は認める
スフィア:マンガ家(志望)
電波教師:お母さんが買ってくれたもの
→神「遊人先生の桜通信でも良い」
TrySail:学校に来るのがゆううつ(な場合)
→吉「雨宮さーん!!!」


正解は「先生に貸す」。全チーム不正解。


●第2問:バレンタインのチョコは、○○○なので食べてはいけない
スフィア:もらえない人がみじめ。
→チーム内では「もらえない人がかわいそう」でまとまったが、それをフリップに書いた戸松さんが「みじめ」と表現を盛った。
電波教師:手作りの可能性あり 大腸菌や鼻血のキケン性があるので
TrySail:不潔
→夏川さんが描いた「潔」の文字が誤って書かれていた。
高「『染』っていう字じゃない?」
寿「それも違うし!先輩!!」


これは酷い。


正解は「毒が入っているかもしれないので」。電波教師チームとTrySailチームが正解と認められ、10ポイント獲得。


●第3問:授業中ヘラヘラしてはいけないが、○○○は許可する
電波教師:にこにこ
TrySail:愛想笑い
吉「麻倉さんはいつ愛想笑いするんですか?」
麻「今とか…」


とんでもない発言するな!


スフィア:引き笑いなら


正解は「大声で笑う」。
弁論の結果、電波教師チームとスフィアチームが正解と認められ、10ポイント獲得。


●第4問:服装違反の者は、半年間○○○する
電波教師:手ブラでくる
TrySail:ハダカで登校、ハダカ踊り、まるぼうず
→自由奔放な麻倉さん、雨宮さんに、夏川さんが「もうイヤだ!」となり、複数解答を書くことが許可された。
スフィア:とにかく明るく履かずに登校する


正解は「教頭と交換日記」。全チーム不正解。


●第5問:○○○、または、それらしき人物に対する言葉態度は十分に気をつけ、我が校の印象を良いものとすること
電波教師:PTA役員
TrySail:権力者、PTA
スフィア:神様(東先生のイラストつき)


正解は「金持ち」。
TrySailチームが「権力者」のボードをアピールし、正解。
スフィアチームも「神様」のボードをアピールし、無理矢理正解に。、
最後の問題は4万点扱いだったため、どちらも40,010ポイントに。


麻倉さんと高垣さんによるジャンケンで決着を…という流れになりかけたが
もう「ミュージックレイン」の括りで良いんじゃないか、という話が挙がり
ミュージックレインチームが優勝という結果になった。


優勝賞品は「YDスペシャルドーナツ inspired by 東毅」。
商品の前に並ぶ7人の姿は、中々に壮観だった…。

■6. 朗読劇〜エンディング

続いては、東先生書き下ろしの朗読劇。
神谷さん、雨宮さん、三森さん、田所さん、豊崎さん、そして高垣さんも登場。
ストーリーの舞台はコミックマーケット。
鑑と鑑に呼び出された生徒達+ティムが騎咲先生のサークル出展の準備をするというもの。
暦の持ってきたコスプレ衣装は、電波教師っぽいアニメ作品のキャラクター衣装。
生徒達+ティムに、その衣装を着させて騒いでいたら
販売停止カードを突きつけられ、終了。


朗読劇が終わると、再び今日の出演者が勢揃い。
一言ずつ挨拶をして、イベント終了。