「LAWSON presents sphere music story 2015 "DREAMS, Count down!!!!"」大阪公演


行ってきた。
以下、ただの感想です。

■イベント概要

イベント概要は以下の通り。

■公演名
LAWSON presents sphere music story 2015 "DREAMS, Count down!!!!"


■日時・場所
2015年10月17日(土)開場:17:00/開演:18:00@オリックス劇場
2015年10月18日(日)開場:17:30/開演:18:30@NHKホール
2015年10月25日(日)開場:17:00/開演:18:00@日本特殊陶業市民会館
2015年11月08日(日)開場:17:30/開演:18:30@NHKホール


■出演
スフィア

スフィアの東名阪ライブツアー!!!!
ただし、今回はタイトルが「sphere music story」となっており
いつもとはちょっと違ったライブになることが予想される。


果たしてどんなステージになっているのか…。

■セットリスト

開演:18:01/終演:20:40


M1. Super Noisy Nova
M2. Feathering me, Y/N?
M3. Uh-LaLa / 豊崎愛生
M4. Jolly Dolly's Music!!!
M5. Dream sign
M6. Rebirth-day / 高垣彩陽
M7. Now loading...SKY!!
M8. 君の空が晴れるまで
M9. Sticking Places
M10. Candy Color Pop / 寿美菜子
M11. イマジネーションは終わらない
M12. NEVER ENDING PARTY!!!!
M13. STEP A GO! GO! / 戸松遥
M14. CHANCE!
M15. vivid brilliant door!
M16. DREAMS, Count down!


EN1. Ding! Dong! Ding! Dong!
EN2. クライマックスホイッスル
EN3. GO AHEAD!!
EN4. LET・ME・DO!!

■本編

開演時刻になり、緞帳が上がると
ステージ上に4人の姿やバンドメンバーの姿はない。
その代わりに、中央にテーブル・椅子、そして左右に2つずつ設置された4色のドアがあった。
これは…間違いなく寸劇が始まる!


一番左に設置されたオレンジのドアから、戸松さんが登場。
そして「music story」が始まった…。
(東京公演後に書いているので、一部内容が混ざってるかも)

【music story その1】
とある会議室。
ドアを開き、恐る恐る中に入る戸松。
会議室の中には、他に誰もいない。
そんな中で彼女が取った行動は…


戸「ありがとう〜〜〜!みんな、本当に、ありがとう〜〜〜!」
戸「名残惜しいですが、最後の曲です。聞いて下さい。『あべのハルカス、敗れたり』!」


一人ミュージシャンごっこだった。
後から入ってきてその様子を目撃した寿に
「会議室に1人だとやりたくなりません?」と釈明するも、全く共感は得られていない模様。
やがて会議室には高垣、豊崎が集まり、いざ会議を始めようかというところで…


豊「えっ…?これって何の会議ですか?」


豊崎は「行けば分かる」と言われて、この場所を訪れていたため
何の会議が行われるのか、把握していなかった。
そんな豊崎のために、3人が会議の主旨を説明する。


これは音雨出版の新雑誌に向けての企画会議。
そのために各部署から精鋭メンバーから集められた。
雑誌のテーマは「夢」。


会議の主旨を把握したところで、まずは自己紹介をしようと盛り上がる。寿を除く。
それぞれの肩書は…


寿:ビジネス総合誌「Startline」編集部
高:グルメ情報誌「君がくう場所」編集部
戸:女性ファッション誌「motto☆派手にね!」編集部
豊:ライフスタイル情報誌「Uh-LaLa」編集部


豊「会社の経営がヤバく沈みゆく船の中ですが、最後の一あがきとして頑張りますので宜しくお願いします」


最後に自己紹介をした豊崎が、さりげなく衝撃の事実を語る。
豊崎によると、役員が立ち話しで「合併」を連呼しているのを聞いたらしい。しかも「吸収」。
そしてそれは20:00からの役員会議で決まる、と。
吸収合併ということになったら、
雑誌が廃刊になってもおかしくないと危機感を募らせる高垣、戸松、豊崎。


そんな中、寿が意見を言おうとするも
3人から詰め寄られ、言い淀んでしまう。


豊「言って下さい!」


「一言でいいから望みを口にして」
「もう遅い」「そんなことは」「ない!」「ないよ!」

奥のセットが開いていき、そこにはお馴染みのバンドメンバーが。
なるほど、そういう流れね。
すぐさまライブスタイルに切り替える。


始まるのは当然「Super Noisy Nova」
まさかリリースから6年以上経過した今、「Super Noisy Nova」から始まるライブが行われようとは…。
思いっきり裏ノヴァをしてやったとも!


続いては「Feathering me, Y/N?」
今回も来たー!セットリストに入りすぎでしょ!
スフィアは「Feathering me, Y/N?」がどんだけ好きなのか!


< 「Feathering me, Y/N?」これまでの流れ >
AH→何この曲!凄い!
SOLT2012→またイエスノーやってくれるかな…来た!!
SM→去年ツアーでやったし、今回はやらないだろう…え?やるの!?
RS5→ほぼベストライブと言っても過言ではない構成だし、今回はさすがに入る隙がないんじゃ…やったし!?
SELT2014→新しいスフィアの幕開け!既存曲の出番はあまり…え?固定曲ですか。そうですか。


いや、好きだから良いんだけどさ!
高垣さんの2番間奏の振りが、ちょっと変わっていた気がする。


曲が終わり、再び寸劇へ。

【music story その2】
豊崎がふらふらとドアの方へ。
どこへ行くのかと聞かれると


豊「これからソロなんで…」


「ソロ?」と首をかしげる3人。


豊「あ、ソロご存知ない?うちの編集部の言葉で…トイレです」


そう言って、豊崎は出ていった。


残された3人は、一先ず当初の会議の主旨に立ち返り
「夢」をテーマとした雑誌を作るため、それぞれの雑誌から参考になりそうな記事を検索することに。
3人の挙げる記事が次々と採用されていく。
すると、寿が読者コーナーとして「夢川柳を募集するコーナー」はどうか、と提案する。
しかし、これが悲劇の始まりだった…。


高垣がその案に便乗して提案したのは「夢ダジャレのコーナー」。
そのコーナーは、夢っぽいテーマを決めてダジャレを募集する、というもの。
何故か「寿さん、ダジャレ言ってみて」と振られる羽目に。
テーマは「遊園地」。


寿「ランラン、ラララランド♪」
高「…ランドでランランという気分を表したんですか?」


会場…じゃなくて、会議室が凍りついた。

ダジャレは台本ではなく、アドリブの模様?


3人を乗せたテーブルがステージ外へ移動し、ソロパートへ。
今回はソロパートないかと思ったけど、こういう形で入れてきたか…!


衣装チェンジした豊崎さんが登場。
歌うのは「Uh-LaLa」
「come on, come on, come on, come on darling」はマイクを向けられ、観客側でコール。
逆に「Uh-LaLa」の部分は歌わなかったな…あれ?インストアイベ・リリイベの時からそうだったっけ?
まぁ、まだ披露回数が少ないから、定着するのはまだ先の話か…。


豊崎さんは歌い終えると、ステージ外へ。
一旦退場した3人がテーブルに座った状態のまま戻ってきて、寸劇再開。

【music story その3】
アイディアが煮詰まりかけていた3人だったが
みんなの夢を募集するコーナーはどうか、という案が挙がる。
その流れで、みんなの夢は何だった?という話になる。


寿の夢は「絵本を作りたかった」。
子供の頃に読んでいた絵本に夢を与えてもらい、
そんな絵本を描きたいと思っていたが「絵にオリジナリティがありすぎて」と、断念。
寿が読んでいた本のタイトルは「叶えよ、ゆめ太」。
ゆめ太くん、ゆめ子ちゃん、グレートティーチャー夢塚、ユメえもん、夢頭2:40など
個性的なキャラクターが登場する。


寿「『耳かっぽじって、よく聞けぇ!』」


突然の寿の豹変に驚く高垣と戸松。
それは、絵本の始まりにあるグレートティーチャー夢塚の台詞だった。
寿はグレートティーチャー夢塚の名言を続ける。


寿「『人生には大事な目が2つある…それは『夢』と「お米」だ!』」


寿「『わかった?ゆめ太くん?』」(ユメえもん)
寿「『がっぺ、ムカつく!!』」(夢頭2:40)


いつの間にか、寿の一発芸祭りになっていた。
そんなカオスな会議室へ、豊崎が帰ってくる。
夢についてのアイディアを聞かれ…


豊「心の耳をすまします」


「ココロの耳を澄ましたらリズムが始まる」
「夢を合言葉にしよう!」

ここの見所は、寿さんによるユメえもんと夢頭2:40。
特にユメえもんは、入るタイミング・声・寿さんのポーズ、何かもが完璧だった。
果たして、あのポーズは写真集に載るんだろうか…(OKが出るんだろうか)。


4曲目は「Jolly Dolly's Music!!!」
SELT2014以来の披露。まさかこんなに早く、再会出来るなんて…。
完全に「Hello, my love」と同じコースになるのかと思ってた。
そんなこともあって、全くの予習不足だった…。


なお、SELT2014ではノンストップで「Feathering me, Y/N?」に繋がっていたため
ラストのポーズが披露されるのは、今回が初。
4人並んで後ろを向いて、最後に顔だけステージを向く、というようなポーズになっていた。


続いて「Dream sign」
ここでは、ギターの平井さんとベースの山田さんが前に出てきて
高、平、豊、戸、山、寿と、6人横並びになった。
2番サビ後のコール&レスポンスタイム。
全力で行く!と思ったら、結構4人と一緒に歌ってる人が多くて
1回目のレスポンスが大分小さくて驚いた。
まぁ久々だし、戸松さんも「みんなで〜」って言ったら、そりゃ一緒に歌うよな…。
でも次第にちゃんとコール&レスポンスの形になっていった。


完全に私事だけども…
今回の公演、自分は前方且つ通路席という、これ以上ない席で楽しませてもらっていた。
さらには、丁度ステージ上でバミりがしてあるところの正面で
時たま、真正面に誰かが来ることがある。
この曲の時も、そんなシーンがあって高垣さんが来たんだけども
丁度「君」という歌詞に合わせて(だったような)
指差すところの直撃を受けて昇天しそうになった。
前方だったけど、ステージが低かったこともあって、目線の高さもドンピシャで…。
ぼかぁもう…。

【music story その4】
高垣のところへ電話がかかってくる。


高「話してきまーす。あ、ついでにソロ行ってきまーす」


高垣がドアの外へ。
3人は夢の話を続ける。次に夢を語るのは豊崎。


豊「おうちに帰りたい」


ライフスタイル情報誌ということで、のほほんとした職場を想像していたら
実際は大変で泊まり込みで作業することが多いらしい。


そんな豊崎だったが、普通の夢も持っていたようで「マンガに恩返しがしたい」と語る。
豊崎が好きだったのは音雨コミックス。
「オービット刑事」や「エターナル極道」などがあったそうだ。
そこで登場するエターナル兄さんの台詞は「そりゃねぇぜ、バカやろう!」


豊「言ってみてください、寿さん」


何故か寿に無茶振りされる。その後、大阪弁でも言わされたり…。
また、エターナル兄さんには、名台詞があった。


豊「『人生には大事な目が2つある…それは「夢」と「けじめ」だ』」


寿と戸松がその台詞に感動していると
豊崎は「その後、相手の両目をくり抜くんですけどね」
その感動をぶち壊すのだった。

高垣さんのソロは「Rebirth-day」
リリイベには行けなかったので初見だったけども、結構振り付けが多め。
「Meteor Light」→「Next Destination」→「Rebirth-day」と
どんどん振り付けが進化していっている感じがする。

【music story その5】
豊崎は数日家に帰っていないとのことだが
音雨出版には、9年間ずっと会社にいる「クサクサ先輩」がいるらしい。
それは音雨出版の七不思議の1つ。
他にも、七不思議として「人喰いコピー機」「呪いの社員食堂」「喋る銅像」が挙がっていくが
最後の一つが思い出せない。


唸る3人。
そして、やっとのことで豊崎が思い出した。


豊「ピッピッピ」


ピッピッピ、とは…?寿と戸松が首を傾げる。
豊崎によると、それは夜中に徘徊している子供の幽霊。
タコ焼きとグリコが好きとのことだが…。


豊「戸松さん、やってもらっていいですか?」


またも、無茶振り。
しぶしぶ引き受ける戸松。
そして立ち上がり、実践…!


戸「ピッピッピ!ピッピッピ!ココにタコ焼きが落ちとるで!パクッ!美味い!グリコグリコ…」
豊「あ、それ私のおばあちゃん家の話でした」


これは酷い。そこへ高垣が戻ってくる。
何か良いアイディアはないかと尋ねられ
「逆に壁にぶち当たっている人」の意見を取り入れてみては、と提案する。


「できることはやり尽くして 上手くいかない弾かれて」
「なんにも決まっていることなんてナイ!」
「ヤダなんて言わせない〜!」

7曲目は「Now loading...SKY!!」
この曲、固定曲に入ることが少ないので、あまり毎回やっているような印象はないけど
SRLTからMITまで、ライブ単位で見れば毎回歌っているんだよね。人気曲。
ガッツリ踊らせてもらった。


8曲目は「君の空が晴れるまで」
なんか今回、初期の曲が多くない!?嬉しいけども!


9曲目は「Sticking Places」
いやー「君の空が晴れるまで」からの「Sticking Places」はヤバい。
泣いてしまいますわ…。
個人的に、2曲共、総合トップ5に入るぐらい好きな曲なので
ベストアルバムの投票で30位以内に入らなかったのが、本当に信じられない。


そして振り付けは完全版。
SELT2014では埼玉公演以降、ほとんど振り付けがなくなってしまったので
物足りなさを感じていただけに、これは大満足。

【music story その6】
寿のところへメールが送られてくる。


寿「編集部でトラブルがあって…。あ、ついでにソロってくる」


寿が出て行った後、話は高垣の夢へ。
高垣は小さい頃「セーラーレイン」になりたいという夢を持っていた。
セーラーレインとは「美魔女戦士セーラーレイン」のことで
決め台詞は「雨に代わって、おしおきよ!」
雑誌「音アニ」の人のインタビューによると「人生に大事な2つの目」は「夢」と「アニメ」だと言う。


そんなセーラーレインにもらった、もう一つの夢が「アニメの声を当てる人になりたい」
声優について、やたら共感する3人。
聞くところによると、声優は台本にないアドリブも言わなきゃいけないらしい。
ということで…。


高「ちょっと、それここでやってみない?」


今度は高垣が無茶振り。
一人がアドリブでアクションをし、もう一人がそのアクションに声をつける。
担当は殴り合いで決めることに。
結果、担当は以下の通りとなった。


戸松:アクション
高垣:声
豊崎:司会


まず、戸松がどんな動きをするかを豊崎に伝えるためリハーサルし、その後、本番。


戸「(アクション)」
高「伝説の鳥、伝説の鳥…。何か匂う、これタコ焼きだ!」


カオス。

戸松さんの動きを見て、映像化はなさそうだ、と思った。


寿さんのソロは「Candy Color Pop」
バースデーイベントやリリイベ同様
「Let's cry」やサビの「Candy Color Pop」はコールポイント。
あぁ、振り付けもっと予習しておけば良かった…。

【music story その7】
夢について、アイディアが出尽くし、
「大体、夢って何なの!?」とイライラし始める高垣。
そういえば聞いてなかった、と、戸松に自身の夢について聞くと…


戸「私、ないんです。」


戸松には、やりたいことやなりたいこと、といった夢はなく
戸松にとって大事な目といえば「『マジメ』と『ヒカエメ』、あと『サメ』ぐらい」という状態だったと言う。
しかし今日、それは変わった。


戸「こうして面白い人達と友達になることが出来て、一緒に作りたい未来が出来ました。これが夢じゃダメですか?」
戸「だから私…、夢、始めました♪」


なんか良いこと言った、みたいな空気が出来るが
高垣と豊崎には伝わらなかったようで
茶化すように「ユメ、ハジメマシタ」を真似して繰り返す。


そこへ寿が戻ってくる。一向に会議は進んでいない。
寿「このままじゃ終わらないよ!」


「終わらなイマジネーション」
「ゴールがない…まるでネバーエンディングだよ!」

11曲目は、初披露となる「イマジネーションは終わらない」
振り付けはかなり多めだが、振りコピ系の楽曲ではない印象。
見所は一人ずつ行われる「終わらなイマジネーション」。


12曲目は「NEVER ENDING PARTY!!!!」
ついに来たか!
何でMITでなかったのか、と不思議に思っていた方も多かったことだろう。
ブレードなんて持ってる場合じゃねぇ!
あ、でも「光…掲げて」のところだけは振るよ!
すっかりAメロでの名前コールが定着したけど、自分は「名前コールはアトモのみ」派なので言わない!!
単純に振りコピしたいだけかもしれないけど…。


この曲でも1番Aメロで高垣さん、1番サビで豊崎さんが正面に。
思いっきり、目を合わせ(たと錯覚し)ながらの振りコピ…
Aメロの部分は、あやふやにしか覚えてなかったので、逃げ出したい気分になった。覚えてなくてスミマセン…。
逆に、サビの指差しの部分は「分かりあった瞬間」に通じるものがあって、最高以外の何者でもなかった…。

【music story その8】
寿「あのさぁ、戸松さん…。そろそろソロ行かなくていいの?」


そう言われ、戸松は強引にソロへ行かされる。
残される3人…ふと、豊崎が口を開く。


豊「閃いちゃいました…、これってテストじゃないですか?」


合併という問題が立ち塞がった時、どうするか。
それを試すテストではないかと、豊崎は考えた。


豊「私達の中にいるってこと…向こう側の人間が」
寿「…戸松さん!?そういえば…司会してるし、ソロに行きたがらないし…手足長いし…」


戸松にスパイ説が浮上。果たして真相は…。
何はともあれ、テストと分かった以上、テストの答えを突きつけなくてはならない。
「合併なんてやめましょう!」

戸松さんのソロは「STEP A GO! GO!」
大サビの「えーーーーー」は皆でコール。
前奏・間奏での手拍子、Aメロのコール「Wow Wow」、サビのコール「1-2-Step!」と、結構忙しい。

【music story その9】
寿「企画なんて何だって良いってことよ」
高「それ言っちゃいます?」


そのやりとりで、寿ははっとする。


寿「ここ…カメラある?」


この部屋は監視されているのではないか。
そんな不安が寿の脳内をよぎり、3人は会議室内を調べて回る。
監視カメラ等は見つからなかったものの
豊崎は「今、目があった気がする」と、見られている感じを受けたと言う。


そういえば…と、音雨出版の七不思議、最後の一つが
「窓の目」(?)であったことを思い出す。
それは深夜に会議室に行くと、無数の目がある、というもの。
さらに自分達に与えられたテーマ「夢」…これをローマ字にすると…「YUME」。


豊「『あなた』って言う意味の『YU』と…『目』!!」
高「『O』どこ行った?!」


やはり自分達はテストされていて、その様子は監視されている…!
常人には思いもよらないような思考で、事の真相へと辿り着いた3人。
役員室へ乗り込もうとするが
真相に気付いたことはスパイ戸松、略して「スパとま」にはバレないようにしたい。
尚且つ、スパとまの顔を立てるためにはどうすれば良いか…と考えた結果、
会議の間、スパとまが取っていた会議メモを使ってプレゼンをすれば良い、という考えに至る。


会議メモを見ようとしたところへ戸松が戻ってきて
3人は中身を見ることなく、会議メモを手放す。
もう行くしかない。


高「出たとこ勝負!」


「チャンスはきっとある!」
「本日快晴、全速前進で!」

14曲目は、初披露「CHANGE!」
サビの振り付けは、繰り返し且つ単純なものが多く
振りコピ曲になりそうだと感じた。
振りコピポイントじゃないけど
ステップしながら、90度ずつ回っていく姿が何か良い…!


15曲目は「vivid brilliant door!」
アニサマとリリイベでしか披露されていなかったので、まだ手探り感があるけど
最初の「ready steady〜」の部分はコールポイントになりそう?
あとサビの「革命はまだまだ」とかも。
逆に「let's celebrate」は難しい気がした。


曲が終わると、4人はそれぞれのドアから退場。

【music story その10】
ドアを開け、役員室に乗り込んだ4人。


戸「あの…皆さん、少しだけお時間宜しいですか?」


そこには無数の役員。
他の3人は緊張しすぎて、最早会議メモを読み上げることしか出来ない状態。


寿「耳かっぽじって、よく聞けぇ!」
豊「そりゃねぇぜ、バカやろう!」
高「雨に代わって、おしおきよ!」


暴走する3人を止め、戸松はプレゼンを続けるが…


戸「合併の件を耳にしまして…」
寿「がっぺ、ムカつく!!」
戸「既にいろいろ決まっているかとは思うんですが…」
寿「何にも決まっていることなーんてナーイ♪」
戸「合併することになったら…」
豊「こーろーすーぞー」
戸「殺されたら嫌ですよね〜」
高「そーゆーのヤダなんてー、言わせーなーいー♪」


事ある毎に、他3人が茶々を入れてくるが
戸松は強引に話を持っていく。


戸「私達には大事な目が2つあります。それは『夢』と…」
4人「『音雨』です!」
戸「私達ずっと音雨で」
4人「夢を追いかけていたいんです!!」


戸「私達が考えた、新しい雑誌のタイトルを決めました。それは…」


「DREAMS, Count down!」

16曲目は「DREAMS, Count down!」
ここ2週間ぐらい、ずっと練習してましたからね!
踊りまくりますよ!
振り付けは「リスアニ!TV」というよりも、Music Clipの「STAGE Ver.」が近かった。
大体同じだけども。
2番サビ後の間奏で、1人ずつのダンスタイムが追加されていた。


あんまり観客側の様子は分からなかったけど、どれくらい踊っていたんだろうか…?

【music story その11】
(戸松のモノローグ)
あの後、私達は物凄く怒られた。
合併の話は、「がっぺ」は九州の方言で
それを緑の人が早とちりしたらしい。


けど、そんなことはどうでもいい。
なぜ私が女スパイになっているのか!?


はぁ…疲れた…。疲れたら、腹が立ってきた…。


戸「がっぺ、ムカつく!!」

これにて「music story」は完結。
4人は観客席へ一礼し、退場した。

■アンコール

アンコールは「スフィア」コール。
それに応えて、アンコール用に衣装に着替えた4人が再登場。


「改めて私達…スフィアです!」


アンコールにて、初めていつもの「スフィア」として登場。
ここからはいつものスフィアライブの雰囲気に。
「music story」の感想をトークする。


寿「ど頭のダジャレで凹んだよね。『えっ』って聞こえた」


確かに「えっ」って思った。
ダジャレ道は甘くないぞ…!


グッズの紹介や告知。
ライブグッズやらくがき4コマ、ソロのアルバム、スフィアのカレンダーなど。
初解禁情報として、東名阪ライブのライブ写真集を発売することが発表された。


演奏に乗せて、バンドメンバー紹介。
今回のバンドメンバーは、以下の通り。
ギター&バンマス:平井武士
キーボード:籠島裕昌
ドラム:外薗雄一
ベース:山田章典
この4人での編成は「リスアニ!LIVE2011」以来、2度目。
現在スフィアのベースでお馴染みの岩切信一郎さんは
他の予定と重なっていたため、参加出来なかったと思われる。


そのまま曲へ。
アンコール1曲目は「Ding! Dong! Ding! Dong!」
今回も来たか!
SELT2014、MITと、公演を象徴するような使われ方をして来たから
今回は一休みかな、と予想してたけど
ここでもまた良いポジションで使われたなぁ。
すっかりスフィアの鉄板曲の仲間入りだ。


アンコール2曲目は「クライマックスホイッスル」
2人ずつ、左右に広がっていく。
この曲「冗談じゃナーイ」とか、歌詞が独特で面白いから
「music story」の中に組み込んでも面白そうだなぁ。


アンコール3曲目は「GO AHEAD!!」
スフィアは「GO AHEAD!!」がどんだけ好きなのか!
曲が始まる前に「GO AHEAD!!」のコール&レスポンスが行われた。


再びMCに。


高「スフィアから大事な嬉しいお知らせがあります!代々木第一体育館でのライブが決定しました!!」


きたー!!なんどめだ代々木!!
日程は2016年3月5日〜6日の2Days。
今回はちゃんと土日。


それぞれ一言ずつ挨拶し
最後の曲は「LET・ME・DO!!」
いつもよりアウトロの引き伸ばしが短めだった?


これにて終演…。
いや、本当に今回、古い曲が多い…というか、年代毎のバランスが良い気がする。
今回、スフィア曲は計16曲だったけど、それぞれのリリース時期は
2009年:3曲
2010年:2曲
2011年:2曲
2012年:3曲
2013年:1曲
2014年:3曲
2015年:4曲
と、満遍なくチョイスされている。
しかも、チョイスされた曲が尽く自分好みの曲で、もう大満足だった…。


今回「sphere music story」ということで
今までにはない寸劇をベースとした公演に挑戦。
その内容自体には、参加した人それぞれに感想があるだろうけど
新しいことへ挑戦するという姿勢は、良いと思う。
いつまでも同じようなことやってちゃ、未来は変わらないしね。


まぁ…「music story」はレポート書くのが大変だったから
やるのはたまににして欲しいね!
(もちろん冗談)