探偵シリーズ「元カレ」マルチエンディングまとめ(ネタバレ!)

ネタバレです!
未見の方は、是非DVDで見て欲しい…。


毎回犯人が変わるマルチエンディングとなった、舞台『探偵シリーズ「元カレ」』。
エンディングのパターンは3種類。
各公演の犯人と、結末の概要をまとめた。
完全にネタバレ

■各公演のエンディング一覧

公開された順番にエンディングをA〜Cとすると
公演毎の犯人は以下の通り。

6/4:A
6/5:B
6/6昼:A
6/6夜:C
6/7昼:B
6/7夜:A
6/8:C
6/9:B
6/10昼:A
6/10夜:C
6/11昼:B
6/11夜:A
6/12:C

合計するとA:5回、B:4回、C:4回。
収録が行われたのは、6/10であるため
DVDに収録される2つのエンディングはAとCになると思われる。

■各エンディングの概要

ここから本格的なネタバレ。
基本的に、カンナの心境は推測。


●パターンA
犯人は政治家の息子・三宅ケンゴ。
動機は、母を追い詰め死に追いやったカンナへの復讐。


ケンゴの母に結婚を反対された後「私が何とかするわ」と言ったカンナ。
程なくしてケンゴの母が自殺。
探して出てきた遺書には、カンナから受けた脅迫について書かれていた。
カンナに会いにクラブへ行くが、既にカンナは姿を消していた。


その後、結婚式の招待状が届いた。
タバコに誘った際
母について、何らかの言及があると考えていたが
何もなかったため、殺害を決意した。


しかし真実は逆。
カンナは必死に説得していたが受け入れられず
最終的にケンゴの母に襲われることとなってしまった。
リストカットでつけたと思われていた手首の傷は
ケンゴの母に襲われた時のものであった…。


●パターンB
犯人は公務員・吉沢リョーヘイ。
動機は、妻(カンナ)と心中するため。


カズヤの愚痴を聞くために飲みに行ったリョーヘイとカンナ。
酔い潰れたカンナが犯したリョーヘイと一夜の過ち。
そのことを理由に、リョーヘイはカンナを脅す。


コーダイ「二人で何してたんだよ?」
リョーヘイ「進路だよ。進路。…そうだよね?」
カンナ「……はい。」


そして妊娠が発覚。
どちらの子供か分からない状態でカズヤの夢の邪魔は出来ない
と、カンナはカズヤの元を去る。


交通事故の後、カンナはリョーヘイの元を離れたが
リョーヘイはちょっと出ていっているだけだと、信じて疑っていなかった。
絶対自分のところへ戻ってくるはずだ、と。
そうして待つこと5年…、リョーヘイの元へ結婚式の招待状が届く。
「心中しよう」というメッセージだと受け取ったリョーヘイは
ストローに毒を仕込み、妻からの最後の口づけで心中しようとした。


●パターンC
犯人は整形外科医・久米アキオ。
しかし「久米アキオ」として結婚式に来ていたこの人物は、久米の助手・ナグラだった。
動機は、カンナへの異常なまでの嫉妬。


カンナにアキオを奪われる形となったナグラは、カンナに嫉妬していた。
カンナがアキオの元を去り、一旦は元の関係に戻るが
結婚式の招待状を見たアキオの反応から
まだアキオの心に中にカンナがいると分かり…アキオを殺害。


その後「久米アキオ」として結婚式へ。
カンナはナグラのことを覚えていなかったが
助手であることを説明し、毒入りのエチゾラムを渡す…。